●午前
友達に誘ってもらい、ブルーベリー摘みにいってきた。
おととし、去年もいって、夏の恒例になりつつある。
なんでだか練馬区がブルーベリーに力を入れているそうで、練馬区内にはブルーベリー園がたくさん。
その中の1つで1時間摘み放題。
ブルーベリーの実は熟すと青黒くなるけど、その前は不思議に透明感があってきれい。
磨りガラス越しに見たような色。
ちょっと時期が遅すぎたようで実は少なめだったけど、それでも十二分に満足いくぐらい取れる。
暑くて、1時間たつ前に終わりにしてしまった。
食べると日に温まってて、いかにも採りたてで美味しい。
摘みにいくたびに家でも育てたくなるけど、ちょっと難しいかな。
●午後
家に帰って、ちょっと昼寝。
自堕落でいい休日。
そのあと、また別の友達と会って、夫と3人で飲んだ。
荻窪に以前いって気に入った居酒屋があって、そこへ。
17時の開店と同時に入って、気づいたら4時間近く居座ってしまった。
お酒も美味しいし、話してて楽しいし。
途中ぐらいまでよかったけど、飲み過ぎて、私はまた調子乗って、いらないことをしたり顔でほざいたな。
そんな記憶がある。
恥の多い人生だ。
しかしとにかく飲んでいる最中はめっぽう楽しかった。
荻窪から阿佐ヶ谷まで散歩。
パールセンターが七夕祭りの準備中で、不思議な空間だった。
いくつもの作りかけの張りぼて、どこまでも続くキラキラ飾り、のっぺりした明かり。
日常から地続きの非日常の雰囲気が、森見登美彦の小説みたいだと思った。