天の川が大洪水になりませんように・・・

夏の太陽の明るさが、久しぶりでまぶしい。
お昼休みにババちゃんのところへいく。こんなにいいお天気なのに、ババちゃんは深い眠りに入っている。
食堂に車椅子で連れてきて、熱いタオルで顔をふいても、くすぐっても、大声で呼んでも・・・・起きない
眠っているとご飯を食べ損なうので、一生懸命起こす・・・起きない
困ったなあ、老人はどんどん新生児みたいになってきて、眠ってばかりいるようになるみたい。
きょうの献立は、原形をとどめない流動食ではあるけれど、ハヤシライス、サラダ、オレンジ、らっきょうのつけもの。
意を決して、ババちゃんの口のなかに、すっぱいであろうラッキョウのつけものを入れてみた。作戦成功！ババちゃんは、すっぱいので、すごーい顔をして、目が開いた！
目が開くと、あとはご飯をちゃんと食べるのでせっせと食べさせる。
よく眠っているときは、煮ても焼いても目が覚めそうにないのだ！？
施設では、七夕がきれいに飾られている。ここはひと月おくれの七夕です。
お父さんの実家の仙台も七夕まつりはとてもきれいです。子供たちが小さい頃は夏休みに仙台の七夕まつりに行きましたが、ここのところ何年もいっていません。

わたしの子供の頃の、七夕の思い出は、生まれた土地が温泉街だったので、七夕コンクールがあって、七夕の２週間も前から一家総出で、おじいちゃんもおばあちゃんも父も母も子供たちもみんなで、七夕飾りをつくりました。もう家中が赤や黄や、白の紙でつくった花で埋め尽くされました。ものすごく大きな竹を山からとってきて、そこにみんなで作った花飾りを飾りました。がんばると観光協会から金賞や銀賞がもらえました。わたしは小学校のころ、はりぼてで、お化けのＱ太郎とか１メートルぐらいのものを作って、父や母に誉められました。（それは銀賞をもらいました！）それでも大きな旅館やホテルやおみやげものやさんの七夕飾りは、すごくきれいで豪華でした。七夕まつりを見に、夜は遠くからたくさんの人がきましたが、今はそんな七夕祭りは開催されていません。
そんな一家総出の七夕の思い出はすごくなつかしいなあ。

七夕も夏休みもそんな行事に子供たちは夢中で、勉強なんてした記憶がない子供時代です。