S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

平和の重さを背負う日

2009-08-06 16:29:24 | Weblog
広島の原爆の日はいつも暑い。

原爆が落ちた日の夏の暑さを何度も何度も突きつけられる。

いつも朝、広島の平和式典をテレビでみてから仕事にいく。
広島市長の挨拶はわたしたちの平和への決意をあらたにするし、そして子供たちの代表の挨拶はいつも感動してしまう。

大人はいつも子どもに教えられる。

ここのところ毎年、記念式典の総理大臣が代わって、つい比較してしまうんだけれど、小泉氏は早口で心此処にあらずっていう感じだったし、あべっちはなんだか通り過ぎていく雨のような挨拶だったし、福田さんはまともで心がこもっていたし、麻生さんは(漢字を読み間違えないように)となんとなくあぶなっかしい感じで聞いていたら、政府は今年原爆被災者に対し、こういうこともしました、これもしました・・・・となんか選挙演説のようで、感動は何もなかった・・・

もともと麻生さんは「日本も核武装うんぬん」とか言ってる人だから、この式典にはなんだかまったく似合わない人なんだろう。

雰囲気に溶け込んでいなくて異質な空間を演出していた。


総理大臣のあいさつなんかここには無いほうがいい。
しらじらしく聴こえることもある。

子供たちの代表と市長さんの挨拶だけだったら、胸を打つし、ヒロシマらしい。
140万という人々が一瞬で死んでしまう原爆の悲惨さと恐怖、
そして生き残ったために今もなお心に負い目を抱えている人、

「平和」という言葉の重みをずっしりと感じる夏の日だ。


きのうはお父さんと散歩ついでに花火大会を見に行った。
今年は不況のせいか・・・・・かなり花火の数も減って、人ばかり多い花火大会だった・・・本当に経済状況が厳しいことを痛感!

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