S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

故人をうやまうということ。

2010-08-13 14:42:19 | Weblog


お墓参りにお姉さんや娘といった菩提寺の池の水連がきれいに咲いていた。

家のお墓は杉の木の下にあるので、落ち葉ですごくきたなくなっている。

ほうきやぞうきんを持ってお墓参りというより、ほとんど掃除・・・

帰りに首にてぬぐい、麦わら帽子、軍手、長靴のお姉さんの身支度を見て、お寺に来ていた人が「御苦労さまです、ボランティアの方ですか?」と話しかけてきて大笑いした。

とてもお墓参りのいで立ちではなかった・・・・

でも今年もこうしてお墓参りに来れてお盆を迎えて父や母や祖父や祖母の笑顔を思いだしている。



御巣鷹山の日航機事故の慰霊祭で、ネットでとても憤慨するニュースを見た。
大手新聞や大手マスゴミの記者たちは登山道の入り口まで黒塗りのハイヤーで乗り付け、記者は帰ってくるなり、待たせたハイヤーの中でふんぞりかえってパソコンに記事を書く。

大手のマスゴミの車が列をなしているので、高齢の遺族の方たちはもっとずっと下の方から歩かされるはめになり、しかもそのハイヤーはそういう遺族の方の横をえらそうに下っていくという記事。

こういうのほんと腹立つ!

遺族の方のなかには「いい御身分ですね」と皮肉をいう方もいるそうだけれど、無視・・・

みんなどういう思いでこの慰霊祭の登山をしているのかということを考える頭もないのだろう。

「場違いですね」とおっしゃった遺族の方の気持ちがすごくよくわかる。

エラそうなこういうマスゴミってほんとゴミだよ!

こういう記者やマスゴミが機密費をもらっているのだろうことは、察しがつく。


哀しみはいつまでたっても遺族の方にとっては消えない傷跡だ。


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