S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

塩気がちょっぴり増したおにぎり

2010-08-30 16:23:15 | Weblog
世川行介さんが書いた本「泣かない小沢一郎(あいつ)が憎らしい」

世川さんがこの本を書いた理由をこう書いている

≪小沢一郎を社会的に抹殺しようとまで憎む者たちとは、いったい<何者>なのだろう。
そして、それらに立ち向かい、地べたに叩きつけられる度に、泥を払って起き上がり、ファイティングポーズをとり続ける小沢一郎とは、<何者>なのだろう。
さらに、そして、小沢一郎という政治家一人を排斥するために、大量の政治エネルギーがついやされる平成日本とは、いったい、どんな<時代>なのだろう。
その疑問が、本書を書かせた一番の理由だ。≫

そして小沢さんと行動をともにしてきた羽田元総理の言っていることばがとても胸を打った。

羽田さんは今身体が不自由になってしまったけれど、政権交代し、鳩山さんに投票するとき、身体の不自由な羽田さんの手をとって、小沢さんがいっしょに二人で投票したことも話している。

≪毎日、テレビのニュースで、マスコミから袋叩きの「かれ」が、口をへの字に曲げて、ことさらに胸を張って、毅然と立ち向かっている姿を眺めながら、ぼくは、口惜しさに心が張り裂けそうだ。「かれ」は、負けず嫌いで、意地っ張りで、死んでも泣き言なんか口にする男ではないから、誰にも哀しそうな顔は見せないだろう。だけど、きっと、深夜の独りの部屋でだけは、自分に襲いかかってくる禍々(まがまが)しさへの無念を抱きしめているにちがいない。そう思った。そう思うと、「かれ」が不憫でたまらない。≫

ほんとうになぜひとりのもう二度とあらわれないかもしれない政治家をたたきつけるために、どれほどの負のエネルギーをつかっているのだろう・・・・なぜこれほど小沢さんを慕う若い政治家がいるのかもマスコミは考えたことがあるのだろうか?


今朝も朝からとても暑い。

新聞もテレビもネットの世論調査とは正反対の数字を列挙している。ネットの世論調査は8割が小沢新総理支持だ。
猛暑も小沢さんへの攻撃ももう本当にいいかげんにしてほしい。怒りを通り越して悲しくなる、泣きたくなる・・・

たぶん「あいた口がふさがらない」ような記事を書いている記者だって、政治家としてカン氏と小沢さんとどちらが上か、人間としての器量の大きさがどちらが上かきっとわかっているのかもしれない。
けれど、圧されるような圧力で書かされているのかもしれない。
でも日本にとって本当に国の行く末を見つめている政治家をトップに選ぶことが本当の国益であることはいうまでもないことだと思う。

小沢さんの奥さんはきっと小沢さんと同じ哀しみをこらえて、毎日おにぎり作っているのかもしれない。
台所で泣いておにぎりの塩気が増しちゃってるかもしれない(わたしも泣くのは台所だもん・・)

妻としてとてもりっぱな人だと思う。でも心からだんなさんを尊敬していると思う。

ゲゲゲの水木さんみたいに「仕事のことには口をはさむな」って小沢さんは言ってるかもしれない・・・



娘は今朝高速バスで東京に帰っていった。
東京の暑さも早くやわらぎますように・・・

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