S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

味噌を仕込む

2011-10-31 16:44:54 | Weblog
きのうのお休みは恒例年に一度の味噌の仕込み。

朝早く起きてきのうから水に漬けておいた大豆を煮る。

大豆の匂いが家じゅうにもあもあ・・・・

大豆はかなり煮るのに時間がかかるし、あくがたくさん出るのであく取りをしながら
ぐつぐつ煮る。

今年はためしに少し圧力なべで煮てみた。
けれど圧力なべはたくさん入れるとお湯がじゃわじゃわとふきだすので、結局は少しづつしか
煮ることができないから、何度もやってたら結果的には時間は大差がないということに気づく。


大豆がやわらかくなったら手で回すつぶし機でつぶす。
これはお父さんの仕事。

せっせとつぶす。(せっかちなので力任せにしゃかりきにつぶしている・・・


つぶす前の大豆を少しとっておいて、市販の納豆を少しまぜて殺菌した容器に入れてこたつに入れる。
これはお味噌作りでいつも作っている自家製納豆。
一日置いておくと、おいしい納豆ができます!


こうじと塩をまぜておいたものにつぶした大豆を均等にまぜて味噌玉をつくり、容器に
ぽーんとたたきつけるように空気をぬきながら入れて・・・


味噌の仕込みが完成です。
この手前味噌はおいしいのです。(呪文となえながらつくってるからねえ)

味噌も麹菌という生き物が活躍してできるので、いわゆるぬかみそと一緒でペットみたいなもんです。


でもこの大豆というひとつの食物からしょう油ができ、味噌ができ、納豆ができ、豆腐ができ・・
なんというすぐれものでしょうか!

考えついた人もすごいと思う。


さあ、美味しいお味噌になあれ、と最後の呪文を唱える。
我が家の来年のお味噌です。