高原の空気を過呼吸になるほど吸い込む。

あんまり「くそっー」っていうほど暑いので、車で３０分山道をスキー場の方に登った湯の丸高原に、涼しい空気を吸い込みに行った。

牛が放牧されていて、牛さんの側で高原の空気を吸う。
なんでこんなに下界と違って、涼しいんだろう・・・・・暑さはほとほと蹴飛ばしたくなるほどいやになってくるのだ。

連休で人がけっこういましたが、わたしは一日だけの休みに、肺の中に吸い込めるだけひんやり空気をめいっぱい吸い込んで山を降りました。

車で下に降りるにしたがって、空気はよどみ、熱くなり、だらりーんと鼻の下がのびきったようになり、標高差の温度差はすごいものだと思う。

途中でお茶して自家製のチーズとピザを買いました。
バジルのチーズとにんにくチーズを試食したらあまりに「おいしい！」ので、少々高かったけど・・・・買いました。

家の祖母や母は、お味噌だって作っていたんだから、チーズくらい作れるだろうか？
納豆は作ったことがあるけど・・・・・
でも庭に牛さんや山羊さんがいないことには、なかなかねえ・・・・

今を楽しく、元気に！

せっかく涼しくなったと思ったら、また暑さがぶり返すとイライラしてくる。

それでも会社の近くの小学校では、運動会の練習をしていた。
ああ、もうそんな時期なんだな、
子供たちが３人いたから、運動会はとても懐かしい・・・・

運動会のあとは遠足があって・・・そういうふうに季節を感じながら生活していた子どもの頃はすごくよかったな、と思う。

大人になるとまるで季節を追いかけて、季節もあまり感じられずに、年月だけが過ぎ去っていってしまう・・・
今を楽しむ余裕なんてまったくなく、仕事に追われ、時間に追われる。


仙台の義父から手紙が届いた。
少し痰が多くなったものの、元気で食べて飲んで、ゴルフしているとのことで安心した。
じいちゃんは自分がどういうふうに育ってきたか、そして広島から養子として仙台にきたそんな自分の今までの生を、まとめて書き綴って送ってきた。
じいちゃんの生き方、考え方、それはとてもすごいと思う。

普通に？生きてきたんだけれど、こうして肺ガンになって死と向き合って、今をせいいっぱい楽しんで生きているじいちゃん、尊敬してしまう。

なんかもう悟りを開いたような文章で、生きたまま仏様になっちゃったような感じだ。


敬老の日を前に、１００歳以上のお年寄りが３万人もいるって聞いて、びっくりした。１００年生きるっていったいどんな人生なんだろう？
とても想像できない・・・

想像力を創造力に！

いろいろ考えると、安倍っちが辞めた理由は、野党が出そうとしていた「郵政民営化凍結法案」を出させないようにするためなんじゃないだろうか？と思えてきた。
郵政民営化はアメリカが年次改革要望書で、絶対やれ！と言ってたこと。

それが１０月・・・もうすぐ実現するのに、そんな法案通されたらアメリカはせっかくの郵貯を外資が乗っ取ろうとしているのがだめになっちまうから、ここで安倍っちに圧力かけて、（スキャンダルもそうか？）辞めさせたら、国会は開店休業状態になって、１０月の民営化前に、凍結法案なんて時間なくて審議できなくなっちまうから、それをねらってたんじゃあないだろうか？

アメリカってそのぐらいのことするよなあ・・・・
とわたしはいろいろ想像していたりする。
じゃなきゃ、こんなタイミングで一国の総理大臣が辞めるなんてありえない。


脅されたら、胃腸障害どころか精神的にまいってしまうだろう・・・
「太平洋の真ん中に落とすぞ！」ぐらい言うんじゃないか？？

なんて小泉チルドレンは絶対考えないだろうな。自分の保身しか考えてないチルドレンだから。


想像力じゃなくて、わたしは創造力がほんとは欲しい！
すごい詩だって、書きたいし・・・・

いつもぼおっとしていると、いろんなこと想像して、現実からぶっ飛んでいることが多い今日この頃・・・いや、いつもそうです。

そんな想像癖が、我が家ではどうも長女が引き継いでいるようだ。
彼女もわたしに劣らず、想像癖がある。

大人になれない小泉チルドレン

小泉チルドレンって、どこまで行ってもチルドレンでしかない。

なんで今更、小泉じいさんの再登板なんだよ！
なんで参院選に負けたのか、何もわかってない、小泉政権のしてきた政策の大間違いが負の遺産となって、国民は地域格差、医療格差、弱者いじめに泣かされてきたんだよ！

いいかげん大人になってほしい・・・
小泉チルドレンなんていう言葉で、馬鹿にされ、まとめられて、プライドがないのかよ！と言いたい。

このままチルドレンでい続ける限り、あんたらは次の衆院選での当選はありえないということを自覚してほしい。
かりにも国会議員なんだから、自分の頭でものを考え、自分の信念で行動し、国民のために働いてほしい。
そういう潔さを持って、はじめて政治家といえるんじゃないんだろうか？

「郵政民営化賛成か、反対か」なんていう選挙は詐欺だ。
あんなものに踊らされた国民も浅はかだけど、未だにその呪縛からとけない小泉チルドレンはもっと浅はかで、しかもあわれにさえ思える。
よーく耳の穴も鼻の穴も毛穴もぜーんぶ全開にして世の中を見ろよ！！

幼稚園の政治ごっこじゃあないんだよ！

安倍さん！どうしちゃったの？

国会始まって突然辞任だなんて、血迷ってるよ。

つい３日前まで「職務をまっとうする」って言ったじゃんか・・・・

選挙のあと辞めるんだったらそれは筋が通っていたのに・・・

「テロ特措法」・・・通らなさそうだからボクちゃんやーめた・・・っていう幼稚園児みたいじゃんか。

大体、選挙に負けたのは、小泉政権の市場原理主義、弱者切捨て政策のつけがまわってきたんだから、もとはといえば安倍ちゃんのせいだけではなかったのだ。

選挙負けたとき、小泉前総理にマスコミが押しかけ、「あんたのせいで選挙負けましたね！」って追求すべきだったよ。
でもあのじいさんは今何も言わなくて、安倍ちゃんよりもっと無責任じいさんだよ。


安倍ちゃん、国会でどうどうと小沢さんと対決して、どれだけ自分の信念というものがあるのか、最後に国民に見せてからやめたって遅くはなかったと思うのだ。
困難にぶつかっていく姿勢を最後くらい見せてよ、
かりにも一国の総理大臣になっった人じゃないか・・・

神隠しの町だよ。

日曜日に長女とふたりで厄除けをしてもらいに行った。

久しぶりにわたしが生まれた町に行く。
わたしの生まれた町は小さい温泉町で、今は走っていないで展示されているけれど、丸窓の電車が走っていた。
この電車の線は「千と千尋の神隠し」のモデルになったあの電車です。！
わたしが通っていた小学校が廃校になって、取り壊され、その跡地にまた温泉の施設の工事が始まっている。
わたしの義理のお兄さんは、「千と千尋」に出てくる湯屋を作ればいいと言っていたが、わたしも大賛成でそういう湯屋ができたら、日本全国からお客さんが来るだろうになあ・・・・と思うんだけど、そういう発想は、頭の固いえらい人にはできないんだろうなあ・・・



厄除けは護摩を焚いてもらう。和尚さんの声が不思議に身体中に響いて、身体の中でその声が大きくなっていく。

帰りに農家の人が持ち寄って野菜を売っているお店で野菜が安いので買ってきた。
茄子と庭にある青じその葉といっしょに塩で少しもんだら、おいしい漬物になった。


日、月と２夜続けてテレビでやっていた黒沢明監督のドラマを見ていた。
人間を描く視線が鋭く、演じる俳優さんもすごくてふたつとも引き込まれるように見ていた。
人間というのはとても複雑で、その心の中も深くて、そんな人間を描くこともまたすごい仕事だと思った。

読み終わった「西の魔女が死んだ」もおもしろかった。
本当のしあわせはこんなふうかもしれないな、と思える。
いつもテレビでニュース番組ばかり見ているわたしは、今この国はほんとうのしあわせからどんどん遠ざかっていっているように思える。

トンボの背中に乗りたい。

台風が去ったら、また夏に逆行してしまったように暑い。

それでも家のまわりではトンボが飛び始めたり、夜は虫の声がし始め、それなりに季節は過ぎ去っていく気がする。

今年の夏はいったいなんて表現したらいいんだろう・・・・
辛い、辛い夏だった。


植草さんの「知られざる真実・・勾留地にて」は今お父さんが病院へ持って行って
読んでいる。わたしはこの本を泣きながら読んだ。
悔しさと、悲しさと、苦しみで心の中がいっぱいになった。


わたしたち家族もこの夏は悔しさと、悲しさと、苦しみでいっぱいの日々を過ごしてきた。それでも家族の絆はとても強くなったし、この社会の理不尽さもいやというほど知ったし、こういう中で、それでもあきらめないでなんとか今は立ち上がろうとしている。
「転んでもただでは起きない」は我が家の家訓だから・・・・


お父さんは毎日病院をぬけだしては会社で仕事をしている。
点滴をしない時間は外出許可がおりるんだけど、なんとか元気になってきて、明日は家に帰れるそうだ。
これは入院というより、なんていうんだ？？
大事に至らなくて本当によかった！

記憶の不思議

台風が去っていった。
わたしの住む町は何も被害もなく、夜も風も雨もたいしたことがなく過ぎ去った。

台風では３歳ぐらいだったかに今でも覚えている記憶がある。
伊勢湾台風だったか？夜中に昔の家の台所の屋根が飛ばされ、電気もつかず、家族みんなで、茶の間に集まってろうそくをつけて、わたしは母のそばでふるえていたこわかった記憶。


記憶ってなんだろう？と思うことがある。
すごく怖かったこと、すごく恥ずかしかったこと、すごく悲しかったことは、保育園の頃のことでもわたしはかなり鮮明に覚えている。

一番つよく残っているのは、その時に着ていた服の色だったり、服の形だったり、不思議にそんなことさえ覚えている。

半世紀も生きてきて、３歳、４歳、の記憶が鮮明に色をともなって浮かんできたりするのだ。すると自分がその頃のまま、何も変わっていなくて、その頃の心の中が、今の心の中と同じだったりして、びっくりすることがある。


父が死ぬ前に、小学校のころの話を病院のベッドの上でしていたけれど、たぶんあの時の父の心の中は、小学生の頃のままだったのかもしれない。

人って不思議だなあ。
「三つ子の魂、百まで」ということわざどうりかもしれないな。


やっと少し本を読む心の少しのゆとりが出てきた気がする。
「西の魔女が死んだ」を読み始めた。

「政治は金」、「お父さんはごま塩」

ドミノ倒しのように、大臣や議員の政治資金が普通の会社とは違って、いいかげんに処理されているんだなあ。
「政治と金」ではなくて、「政治は金」の方がぴったりはまるような・・・・

一般の会社や個人は税金をきっちり取られて、社会保険も強制的に取られて・・・
あげくのはては横領されるなんて国は、国民全体で国を訴えたっていいんじゃあないかとさえ思える。


台風のせいで、夜中からすごい雨で庭はまるで湿地帯の沼みたいになってしまった。
雨はどんどんひどくなる。

家のお父さんは病院を抜け出し、もちろん外出許可はもらったが、会社に来て、今日中に発注しなきゃいけない図面を書いていた。
お昼にラーメンを食べ、病院へ帰っていった。
点滴で熱はさがったけど、まだ白血球が異常に多いから安静にしてほしいけど、零細企業の社長の宿命だわなあ・・・・

病院のご飯は味がなくておいしくない・・・・と言って、家からごま塩をかっさらっていった。

強制禁煙だな・・・

お父さんは点滴をしてもらっても、熱ざましを飲んでも一向に熱が下がらず、おしっこもうまく出ないというので、変だなあ、と思い、月曜日に膀胱や前立腺の検査をした病院に電話して、朝連れていった。

そしたら検査の時、カメラを尿道に通して調べるんだけど、どうもその時黴菌が入ったらしく、前立腺炎をおこしていたのだった。

そく入院になってしまい、それでも変な病気ではなくよかった。
５日も入院して抗生剤を使うと治るらしいので、一安心。

こういうのはたまにあって、立ちションしてもなるひとがいるとか先生は言っていたが・・・・ホントかい？


もういろんなことを悪い方に考えないようにする！と決めた。
「５分後の世界」のなかで村上龍もそんなことを書いていた。
いい方に、いい方に考えて道を自分から開いていかなければいけないと思う。


また私が入院していた病院にお父さんも入院することになってしまった。
それでもご飯は食べられるから、きっとすぐ元気になれるだろう。

一日３箱近く吸うヘビースモーカーが、いい機会だから禁煙しなさい。