海外のBL作品初めて観るかも。コレ、多分そういうジャンルでいいのよね?
最近では韓国ドラマの中でも同性が好きな男の子というキャラが時々いて、応答せよシリーズ1994、1997にはどっちにもこういうキャラがいました。1994は最後は女性を好きになって、結婚してたと思います。1997のジュニは切ないシーンが多かったけど、彼もまた一途で好きなキャラでした。
そこいくと、どっちもその気がないっていうスタートでちょっと無理があるんじゃない?っていう感じで観始めました。話数も時間も短くて、そこまで全てを捨てるような覚悟までいくのかな…って冷静に観てしまった。ちょっと引き気味だったことは否めない。
そもそもキワンがメイクのせいか女子に見えなくて、動きなのかな?
ちょっと前にノクドゥ伝を観たので、またも無意識比較してしまって。ノクドゥの方が女っぽかったかな。とはいえ、イ・セジンよかった!
リュ・ホソンに「そなたにとって私は何なのか答えてくれ」って言われるシーン。ここのセリフ、十分に考えた後で…っていう言葉もかけられているんだけど、この関係がやっぱり簡単には答えが出ないって彼もわかってるんだよね。もしくは、答えは出てるけど、覚悟がいるって意味が含まれてるのかもしれない。
気持ち的には肯定したい気持ちがあるけど、状況的に肯定できなくて、熟考しないと自分達の気持ちも含め全てを否定しなくてはならないからね。
でねこのシーン、キワンは何も答えずに涙目になってただただホソンを見つめるんだけど、一瞬、口が開くのよね。このシーン演出なのか、セジン氏の演技なのかはわからないけど、それが何かを言いたそうに飲み込むように見えて、私も思わずもらい泣き。このシーンは特に嫁っていう女の部分がうまく表現されてました。ホソンは涙も見せずにキワンにセリフを投げかけるところが、男性のあるべき姿だと思うし、本来なら長男であるキワンもこっち側なんだよね。でも、それをただ涙目で表現するだけで、十分夫婦に見えたもんね。とにかくキワンが健気な嫁で、だんだん可愛く見えてくるのね。
だもんで、映画版も配信されてることに気がついて観てしまったよね。映画版の方が時間が長かったからもしかしたら、カットされてしまったシーンがあるのでは…と思って。私が期待していたようなシーンはなかった。
観終わった後に、また映画を観たって結構気に入ったのかもな。なんか私は後引いてしまった。だって、この作品タイトルの割にキワンのシーンが多くてどの辺がリュ・ソンビの婚礼式なのよ。なんで、リュは主役みたいなタイトル…って、ソンビって誰よ‼︎ってなって調べてしまった。
これさ、私は暇人で気になると前に進めない性格だから調べたけど、何となくで雰囲気でタイトル観てる人の方が俄然多いって。
でそのソンビというのは、学識があって優れて礼節があって、義理と原則を守って権力と富裕栄華を貪らない高潔な人柄を持つ人…って長っ‼︎
だからこそ、このBL的な環境を簡単には容認しない、できない人ってことを言いたいんだと思うけど、それがこのタイトルからどれだけの人に伝わってるのか。本当、タイトルってセンス問われるよね。
タイトルって大事だと思うからこそ、なんかこの説明しようのない違和感が後を引いてるだと思う。何で、リュ・ソンビの結婚ではなくて婚礼式なのか…とかさ。実はエンディングの後で2人は婚礼式を行ってるのかな。誓いの言葉が2人を繋いでるってことで婚礼式って言葉を選んだのだとおもうけど、それが良かったのか否か…。こういうことをエンドレスで考えてしまう。多分気になってまた観ちゃうと思う。もっとコメディ寄りなら2000代に流行った感じの「リュ・ソンビのアクシデント・ウェディング」とかでも良かったのに。あ、全然良くないか…。
本日も天下のところへお越し頂きありがとうございます。今日という日が皆様にとって笑いの多い1日となりますように。BTSも十分な休息が取れますように。