世間を震撼させる事件が起きましたね。
人の人生というのは本当にわからない。
余命宣告をされて、ゆっくりと葛藤しながら人生の終わりに向けて準備する人生もあれば、ある日突然途切れてしまう人生もある。
私の父と、同居していた旦那さんの祖母が同時期に亡くなった。98歳で乳ガンを患っていた義祖母が歳だから進行は遅いと言われていたのだけど思いの外進行が早く、あっという間にモルヒネを投与しなければならないくらいに進行してしまって、父が亡くなる2ヶ月くらい前に「思いの外おばあちゃんのガンの進行が早くて、ちょっと流石に危ないかも…」と伝えてあって、父も義祖母に可愛がってもらっていたので、「そうか…」と寂しそうに呟いていた。
それから2週間後くらいに父に会った時に家族旅行で行ったディズニーのお土産を持って行くと、ディズニーの革製のキーホルダーが欲しかった…と言われたので、また行ったら買ってくるよと笑いながら話していたのに、1ヶ月後くらいに、突然父が亡くなった。
亡くなったのは突然なんだけど、元々随分前にお酒で体を壊してて、若いという歳で亡くなるのではないか、と入退院を繰り返す父を見ながら幼少期からなんとなく思っていた。でも、どこかで思っているだけで、なんの覚悟もなかった。だから突然亡くなってしまったことを受け入れられなくて、ひどく心が病みそうになった。ずいぶん歳のお婆さんを追い越して亡くなってしまった。
自分のすごく身近な人を亡くしてしまって、当然人は死ぬのだからって他の人の死に対してすごく心無い人間になってしまったようで時々自分が怖い時がある。
先日、若い頃にお世話になった会社の上司が亡くなったと連絡を受けて、世間でも安倍元総理の件で人の生と死をすごく感じて、考えてしまう。
自分がどう生きるのか、自分がどう看取るのか。これから先の大きな課題。
本日も天下のところにお越しいただきありがとうございます。今日という日が皆様にとってかけがえのない1日になりますように。
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