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大阪教組スプリングセミナー

2010年03月30日 | 活動
3月27日(土) 大阪教組スプリングセミナーが、シティプラザホテルで開催されました。プログラムは多かったのですが、大阪教組書記長による「2010年度とりまく情勢と大阪教祖のとりくみ」と、講演「公務員制度改革をめぐる状況と課題ー労使関係・高齢者雇用制度ー」の2つで大半の時間が使われました。
私たちをとりまく情勢としては、政権交代による「教育を中心とした民主的な社会」実現への政策転換、ということで、高校実質無償化や子ども手当が象徴的であり、多くの政策が紹介されました。
民主党所属のわたしではありますが、知らないこともありました。「子ども・子育てビジョン」が1月29日に閣議決定されていて、「少子化対策」から「子ども・子育て支援」へと、考え方の基本が変わったようです。
また、子ども・若者育成支援推進法ガ4月1日施行されるわけですが、乳幼児から30代までを広く対象にし、地域での支援ネットワークづくりがイメージされています。
インクルーシブ教育を推進する議員連盟の発足も2月23日されています。
「地域主権」ということで、一括交付金化の問題点も指摘されました。
国だけの政策ではなく、大阪府政の動きとして、橋下知事主導のポスト「財政再建プログラム」の大阪の教育への影響や教職員への影響なども話されました。
膨大な資料とともに、教育予算にかかわる課題、ワークライフバランスにかかわる課題と取り組みなど、またこれも多くのことが提起されました。
講演は、山本孝司連合副事務局長のお話でした。
政権交代の意義ということで、今日本社会は、大きく変革していく途中にあることを強調されました。議会制民主主義が本来の姿を取り戻すということである、とも・・・
本当に力強く社会の在るべき姿を述べられたと思います。
公務員制度の改革と労働基本権の確立をわかりやすく話していただきました。
なんといっても公共サービスは、確実に重要なわけでそこに携わる労働者の様々な問題は、公務員バッシングで片付けられるものではありません。行政のあるべき姿も含めて、私たちはどんな社会を望んでいるのかを、政権交代で明らかにしたわけですから、しっかりと前進していかなければならないと再確認することができました。
山本さんのお話には、国際的には、日本のジェンダー平等が全く進んでいないこともありましたョ。

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