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そこまで混んでいると思わなかったので脳内シミュレーションもやっていませんでしたが、急遽戦闘モードに切り替えて、我妻を列に並ばせておきそそくさと当日券を買いに走ります。 幸い入場券の列はさほどでもなかったので、我妻がオープンエリアからクローズドエリアに移動する手前で合流することができ一安心デス♪
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さて、このイベントですが「食」と「祭り」を二軸として日本全国での気持ちのネットワークを強くすることを目指しているのでしょうが、でも、まあワシらにとっては、その構成要素のひとつである全国ご当地どんぶり選手権への参戦ですね(笑)
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まずは丼チケットを買うのですが、ザックリ20分は列に並ぶことになります。 動線が無茶苦茶な設定ですし、案内役のスタッフの動きもお粗末ですが、何故かそれほどの混乱が起きていないのが不思議です。 500円の共通チケットでハーフサイズの丼1杯と交換なのですが、これを何枚買うかを悩みます。 食べるだけなら二人で2桁近くはイケルとは思うのですが、途中の並びがどの程度か分からないので、とりあえず6枚=3000円分を購入します。 「とりあえず」と書きましたが、実際は足りなくなっても2回目を並ぶ気はなく、選手権の参加店以外にも出店が多く出ているのでソッチを狙うことにいたしましょう。
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さて、我妻と別々に並びまして、まず我妻が入手したのは北海道代表・うにめし丼です。 利尻昆布の出汁とうにの煮汁で炊き込んだご飯は熱々でいくらの塩味がうまいアクセントになっています。
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ワシの方は、高知県代表・土佐漁師の三色丼で、鰹のたたき、漬けマグロ、サーモンのたたきが乗った丼は、山芋・ねぎ・大葉がトッピングされています。 でもって、かかっているタレがなかなか美味しいのデス♪
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食べる場所探しに苦労するのはこの手のイベントでは仕方ないのですが、下調べをしてこなかったので少々お下品な立ち食いになってしまいました。
第二ロットは比較的並びの浅いトコロを選び、ワシが2種2品、我妻は1種2品とすることにしまして、ワシの方は、まず鳥取県代表・かにトロ丼をゲットします。 たっぷりのかに肉が素敵デス♪
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続けて並んだのは大阪府代表・牛すじ温玉丼です。
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ワシがこの2種を取ったところで我妻に、「そっちは二つ買って!」とメッセージを入れて、青森県代表・八戸銀サバづけ丼を入手してチケットを使い切ります。 ここで選手権エリアを離れてスタンドへと移動してベンチに座ってノンビリと戦利品をいただくことにいたします。
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シンプルなサバのづけ丼ですが、なんといってもサバの脂のノリがとてもよく、二人してワシワシといただきます。
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各々の丼はかなり小ぶりですので分け合おうなんてすると、よほど仲がよくないと喧嘩になる危険性をはらんでおります。 我が家は概ねそんな心配はないはずですが、こと美味しいサバになりますと少々微妙なので、これは2丼買って正解でした。 これを一気にガッツリとイケたので満足度の針がぐっと上がります。
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さてさて、最後にいただきますのは特製のタレでじっくり煮込まれた牛すじは、温泉玉子(優良賞受賞大阪美人玉子)との相性も抜群で、まぜまぜしていただけばこれでゴールという感じです。
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まっ、とりあえず満足いたしますが、再びフィールドに降り立って他の出店を見て回ります。 地方毎や県単位でまとまっているようで、ついつい、うっかりと石川県エリアで捕まってしまいました(笑) ということで、ぶり丼+ぶりの串焼きと小松塩焼きそばをいただきます。
ぶり丼は選手権に参加するには特徴がないのかもしれませんが、この時期のぶりですから美味しいに決まっています。 でも、カニは…カニカマでしたね(疑)
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ぶりの串焼きも季節モノですし、焼きたてなのでいうことなしです。
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最後の小松・塩焼きそばは、横浜市民であればフツーにチャーメン(炒麺)、それも三幸苑のヤツを連想させますね(微)
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ということで、さすがに以上ということで引き上げることにいたしました。 プログラムを見るとイロイロと各地のお祭り的イベントが繰り広げられているようですが、まあ…ヨシといたしましょう。
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ふと思いついて出かけてみましたが、ナカナカ面白いイベントでありました。 もっと大勢で行くと並びで連携できますから効率的と思います。 一方で少人数で分け合おうとすると、いただくのが丼モノですから身内同士じゃないとちょっとキツイかもしれません。 いずれにしましても、次の日曜日=20日までやっていますので、お時間とご興味のある方にはヲススメであります。