注:1月28日時点で食べログに記載されている住所は誤りなのでご注意ください。
常磐町3丁目35-2 味の時計台の近くが正解です。
緊急事態宣言が発令されておりますので、コチラの営業も20時までというトコロでの入店は19時半ちょい前になります。
かなり冷え込んできたので、店内に入ると眼鏡が曇って自販機のボタンもろくに見えません。 オタオタとしている店のニイサンが「分かりますか?」と声がけをしてくれます。 どうやら若者向けの店に迷い込んだジジイがメニューがよく分からないで困っていると思われたのでしょう。
カウンターの一番奥に座って食券を出すと
「ゴハンのサイズはどうしますか?」
と問われましたので、
「L(エル=400㌘)でお願いします。」
と答えますと、
「M(エム=300㌘)ですか?」
と確認されましたので、
「いいえ、L(エル)です。」
と返します… と、どこかで
「ふっ、ニイサン…見くびられましたね…S(エス=200㌘)とか言われなくてよかったですね(嘲)」
という声がしたような気がします(嘘)
さてさて、頼みましたのは親子丼でありまして、白飯の量はともかく揚げモノを避けるという気持ちがありました。 カウンターから内側を眺めると、キリっとしたネイサンが手早く調理していますから安心して待ち構えられます。
直径はともかく、高さというか深さがナカナカの丼です。 まっ、一味をパラりと振りかけながら、なんというか…そこはかとない違和感を感じます。
おやおや、具材が素の鶏肉とチキンカツの2種類ではありませんか(驚) せっかく、健康的にアゲアゲを控えようとしたのに、残念ですが、まあ美味しくいただきます。
いくら濃いとしても出汁だけにしては鰹の風味が強いので、ちょいと捲ってみると鰹節が振りかけられていますのは、ちょいと余計な小技というヤツです(易) ふむ、近頃のラーメンやつけ麺における魚粉からの派生なのでしょうか?
最後の一枚は、丼の深さを表現しようと思ったのですが、ただの食べかけ画像になってしまいましたが、ガッツリ系にしては調理も丁寧ですし、なにより接客が気持ちよいので美味しくいただけます。
食べ終わると20時に近いので、ソソクサと退店いたしますが、その際の声がけもほどよき感じの距離感に好感が持てます。 年齢を忘れてガッツリ行きたい時に、再訪したいと思います。
さて、新型コロナネタをサクッと書いておきますのは、前回の記事で書こうか迷った陽性率についてです。 陽性率というのは、簡単に説明するとPCR検査を受けたヒトの数を分母、陽性判定が出たヒトの数を分子にして算出するものです。
1月27日に発表された東京都のCovid-19の感染者数が973名ということで、1000名を切ったとぬか喜びしているヒトビトに水をかけるかのごとく、シッタカさん達が「感染者数が1000人を切っているのはみせかけで、同時に発表された検査数が1894件だから陽性率は51.3%となるので、極めて危険な状況であ~る」とツイッターやらヤフコメとかで大騒ぎをされておりました。 陽性率については後でもう少し書きますが、これまでの東京都の最も高かった陽性率は昨年の4月の31.7%ですから、異常事態と騒ぐわけです。 ちなみに、この検査数は1月24日の日曜日の検査件数というのはきちんと開示されています。 陽性者数も土日が絡むと少なくなるというのは、検査数も少ないから当然であるという理解が広がってきてはいるのですが、今回も同じようなマジックに嵌っているワケです。
東京都の統計では、感染者数もですが、検査数にも移動平均という計算方法を使っています。 これは、その日から過去に7日間遡って合計を出し、それを7で割った数字を出します。 今日が28日とすると、22日から28日の合計を7で割るということで、明日は23日から29日までを合計して割るのです。 これは連続したデーターを分析する際に、曜日による細かい変動をなだらかにして傾向をきちんと押さえるための統計学の初歩的な手法なのです。
この計算方法であれば、26日の陽性率は 50%ではなくて8.4%とのことです。 しかし、東京都に限らず移動平均を使ったデータも出しているのに、何故、メディアは1日単位の数字ばかりを取り上げてヒトビトを一喜一憂させているのでしょうか?
さて、陽性率… もう少し正しくいうと検査陽性率という表現をしなければならないのですが、最後にこの数値の意味に少しだけ触れて〆にしたいと思います。 あくまでワシごときが聞きかじりで書いているのと、今日はサワリだけなので「それほど間違ったことは言っていないだろう…」という程度に受け止めていただきたいと思います。
本当は前提条件の話から書かないといけないのですが、先ずは「陽性率が低いことは悪いことではない」ということと、検査対象によって数値の意味することが大きく異なってくることをピンで留めていただきたいと思います。 そして、いろいろな前提を無視したところになりますが「悪いことではない」という意味は「検査陽性率が低いほど感染者の捕捉率が高い」ということを指します… ということで、本日はココまでにしておきます… が、明日に続けられるかはビミョーです(寝)