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自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

NZ-Round 3

★★ リアルタイムレポはこのアタリから ★★
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ダニーデンの朝は曇り… 起きてからほどよき感じで時間が流れまして、食前にはちょこっと周辺を散歩したりしてから出発準備を整えます。 そうそう、この日は大晦日であります。


湯舟に浸かってからのアサゴハンは、ブッフェ式にてほどよき量をいただきます。


味の評価はさておきまして、スクランブルエッグ&ソーセージ&ハッシュドポテトはコレクライが丁度の量かと思います。


二日目ですからミナサンもこなれた感じで出発体勢に入ります。 雨の心配はなさそうですが、ワシは防寒も兼ねてアンダーは雨具を着ています。 はい、ニュージーランドは「夏」ですけどナニカ…


そうこうしている内にスタートしますが、隊列がばらける感じになった頃、先頭のワシがイキナリのミスコース… 怪しいなぁと思った交差点=ロータリー(ランナバウト)で出るべき道を一本間違えました。 ちょっと走ってミスコースに気づいたのですが、後ろに4台が連なっているので停まるに停まれません。 どうにか5台が停まれる場所を見つけまして、ルートを間違えた旨を誤り、復帰への道筋を説明いたします。 こういう時に意外 にも (?)よきアドバイスをくれるのがMNWサンで、おそらくは企業などの組織にて現役で活躍されているのかなぁ… なんて想像したりします。

ミスルートのついでというか、迷ったというほどではないもののルート確認を兼ねて海岸沿いの駐車場でヒトヤスミいたします。


ミナサン、ありがたいことにワシが道を間違えたコトをそれほど気にしていないそぶりで気軽に写真を撮ったりしております… ヲトナですねぇ (尊)  朝っぱらから少々焦りましたが、ナントカ正しき道に復帰して指定された集合場所へと向かいます。

 

ちなみにバイクにナビは付いていないのですが、街を出ればほぼ一本道なので迷うことはありませんし、集合場所も分かりやすい場所、主にGSを選んでいただいているので行方不明になるのではないかというレベルでの不安はありません。

実はこのアタリでHREサンがナビ代わりに使っていたスマホをすっ飛ばすというアクシデントが起こっていたのです。 ミスコースをした時点では、HREサンは最後尾、しかも少し離れて走られていたのですが、唯一ナビ機能を持っていたので「あ~あ、行っちゃったぁ…」と思われたそうです… ということはさておきまして、その後はソロ活で先行されていたHREサン、ちょっとした拍子に車載器具に留めていたスマホがすっ飛んで道路脇に消えてしまったそうです。

HREサンが草むらでスマホを探していた頃、ワシは
「あっ、HREサンがバイクを停めている。 本人の姿は見えないけれど、きっと写真を撮っているのだろう… ふむ、たいしてヨイ景色でもないし、ちょっと不自然な場所に停めているなぁ… でも、コチラは5台も停められるような場所は無いので先に進んでしまいましょう。」
なんて思いをしながらも素通りしてしまいました (謝)

そのHREサン… 予備機を持っていたとのことで、帰国してからの諸手続きには気が重そうでしたが、当面はNAVI や 日本との連絡等々で問題が発生することなく暮らせたようなのは不幸中のナントヤラでありました。

ソンナコトが起こっているとは思わずミナサマ快調に走っていきますが、集合場所に着く時間もバラつきが出てきますので、GSに併設されているミニショップで飲み物やちょっとしたオヤツを買ったりして時間を調整したりもします。


ミスコースはしたものの、つつがなく走ってのヒルゴハンはホコヌイとかいう町のようですが、流石に大晦日なので町は常より静かなように思われます。

 

駐車できるスペースにバイクを停めてからブラブラと散策をしつつ、ゾロゾロとヒルゴハンを食べる場所を探します。 「マックでもよいけれどなぁ…」なんて弱気も浮かびましたが、町の食堂という感じの店に入ることにいたします。

 

「ラム」の表示に惹かれまして頼んだランチ… 実際は外国式純レバ丼のようなモノでありました。 まあ、可もなく不可もなくよりは美味しい方に寄ってはいますが、味が単調なので後半は飽きてしまうのは仕方がないですよねぇ…

 

食後にコーヒーをいただくのですが、ニュージーランドのコーヒーは種類がユニークのようで、メニュー表示に悩まされます中、おそらくはカフェラテ式のモノを選んでみました。 この種別については、何処かで解説したいと思います。

 

さてさて、ヒルゴハンの後は回復した天候の下、ニュージーランドらしい風景の中を走ります。 絶対的な交通量は少ないものの、追い越し車線も無いので地元車の流れに合わせて走り方にも悩ましいものがあります。


この頃になると走る順番になんとなく組み合わせ的なモノもできてくるのが、面白いですよね ^⁠_⁠^ まっ、6台=6名それぞれに走りの癖や好みもありますから、ペースの合う同士がくっつく感じですかね (趣)


例えば、ワシは最低制限速度100㌔のつもりで走っているので、同じ感覚で走っているであろう地元の四輪との軋轢はありませんが、最高速度が100㌔という意識で走っているであろう方とは、ジンワリと距離が開いていったりもします。 一方で、ワシより新式のバイクに乗っているMNWサンなんかは楽々と付いてきてくれますので、なんとなく二人でペアっぽく走る機会が多かったように思います。


余談ですが、レンタルしているバイクは500ccなので100㌔キープに少々気合いが必要となるのは、愛機ベム2のクルーズコントロールやオートのシフターなどの便利装備に甘やかされてしまったせいもあるかと思います。


総じての交通量は少ないのですが、クルマや複数のバイクが停められるような路肩が少ないので走行中のショットは少なく、特に放牧地の近くはバイクすら停められないようにしているので、モコモコ羊が大量にいる写真が撮れなかったのは残念ですねぇ…

 

途中の店でビールやらワインやらを仕込んだりもしながらも順調に進み、ほぼ想定通りの時間に本日の目的地であるテ・アナウという観光地に到着いたします。 まだ三泊目ですがモーテル暮らしにもスッカリ馴染んでおります (笑)



ひとまず本日のまとめとして走行データを載せまして、バンゴハンネタというか大晦日の過ごし方は次回=3-2 に回します。

移動データ: ダニーデン ⇒テ・アナウ =300㌔/ 660㌔ 




【マメ知識 or マメ蘊蓄 = 最高速度のハナシ】
ニュージーランドは大まかにはオークランドがある北島と今回訪問した南島に分かれ、北島には高速道路があるようですが南島にはありません。 そして、街中やカーブのきつい山道などを除けばソノ一般道の最高速度は100㌔で統一されています。

本文にも書きましたが、郊外ではジモティは最低制限速度100㌔のつもりで走っているようですから、ケッコーな気合を入れないと流れに乗った走りにならないので慣れるまでご苦労されたメンバーもいたようですねぇ…

面白いといえば、カーブにはその半径というか何度に応じて推奨速度が表示されているのです。 ワシは前回の訪問時に知っていたのでKSEサンがその旨の説明をされている時にボソッと、
「表示速度+20㌔までは回れますけどね…」
と呟いたら軽く睨まれたというのはココだけの秘密です。

続く…


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