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仙台の某従業員宅で2泊した次の日にワシはスバヤク撤退します。
現地に残って直接手伝いたい気持ちはありますが、ワシが本社にいた方が効率的には10倍以上のサポートができるのは明白なので、気持ちを切り捨てての判断です。
帰りはエスケープルートの確認ということもあり、山形越えを選択します。
すでに東北自動車道を直通で横浜まで帰れたのですが、原発問題の懸念もあるのでイザという時のサブルート確保のために山形ルートを選択します。

山形の友人や親戚から入手した情報では、仙台から来訪した買出し軍団に対して山形県民は気前よく「持ってけるモノは持っていけぇ!」とやってしまったので、ガソリンも食料もほぼ売り切れてしまったとのことです。
「山形県民、ヒトが良すぎるぞ!」とつぶやきながら、ほとんどクルマの走っていない国道を走っていきます。

ほぼ時間通りに到着した新潟駅近くでお昼をいただくことにして目指すのは、とんかつ政ちゃんです。

この時は5人だったのですが、全員が特製ひれかつ丼+サラダセットという強烈なメニューを何の自覚もなくフツーにオーダーします。 当然、この後に起こる事態を想定しているのはワシだけなので、ワシも「大盛りコール」は自粛します。


どぉ~ん!と来たタレカツ丼に皆様少し引いています(笑)

面白いのはここのカツ丼は2段重ねになっているので、ミンナの驚く顔をみて密かに微笑むワシでありました。

さてさて、最後にきて笑いも取れたはずの火の章もこれにて終了となります。 次は最終章「山=動かざること山の如し=復興に向けて」を書き上げるつもりですが、めっきり緊張感が抜けております(苦) もちろん、まだまだ復興途上にある東北、いや東日本、いやいや日本のために、ソコソコには頑張るつもりでありますが、最終章は少しユルイ感じにしてみたいと思います。
(続く…)