新潟市で運行していたWILLER TRAVELのRestaurant BUSが8月13日~28日の期間限定で東京にて運行されています。今回は東京クルーズプラン(ナイト)に参加してきました。料金は1名4,800円でこの手の企画モノにしてはお手頃な価格となっています。
レストランバスの出発地点は東京駅鍛冶橋駐車場からとなります。いわゆるツアーバスが発着していたところで、路線バスになった後も多くの元ツアーバスが発着している場所です。正直なところ旅情も特別な雰囲気も無く、夏休みということで大勢のバス乗車待ちのお客さんと待合室で待ちます。気分が滅入ります。マジ最悪です。
出発10分前の19時35分から乗車受付ということで、その前にバスの外観を撮影。
外観
車両はエアロキングの最終型で、以前は高速バス(ツアーバス)につかっていたモノを改造したモノとなります。なかなかに目立つ感じの塗装です。
バスを撮影していたら、乗務員の方が準備できているので乗車可能ですとのことでしたので同行者と乗車しました。
車内の様子
中ドアから乗車し2階を目指します。
客室は2階で、2人用・3人用・4人用の座席が設定されています。座席は指定できませんが人数に応じて割り振られ乗車時に伝えられます。
1階はキッチンになっていて、東京クルーズプラン(ナイト)では出発前に盛り付けを行っており、その様子も見ることができました。
乗車するとドリンクと枝豆(新潟県産の塩ゆで枝豆)が配膳されます。
ドリンクはビール(キリン一番搾り)、氷結、生茶、リンゴジュースから選べます。2杯目までは基本料金に含まれていて、3杯目からはアルコール類300円、ソフトドリンク200円となります。ビールは1本目は一番搾り、おかわりの2本目は一番搾りの東京造り(横浜工場製造)で 少しだけ東京オリジナルを味わえます(笑)
乗車時は屋根もしまっているので空調も効いており夏場でも快適でした。日中の日差しが強い時間帯でもロールスクリーンがついているので車内の温度は快適に保たれると思われれます。
出発前にメインディッシュの”佐渡の島黒豚ハンバーグ赤ワイン煮込み”も配膳されました。食器類は陶器では無く紙製ですが、こだわったデザインということもあり安っぽさはありません。
いよいよ出発。出発直後にシェフの比嘉 康洋氏よりレストランバスと料理についての説明がありました。今回は東京コースですが、新潟運行時に好評だった料理を新潟の契約農家から仕入れた食材で調理提供していること。枝豆は新潟ですと量が少ないと文句を言われること(普通の感覚ではかなり多めです)。東京運行時は許可の関係でグラスでのドリンクサービスができないこと。東京での運行終了後は沖縄での運行を予定していること。将来的には日本全国を回り、地域地域で色々な企画をやってみたいことなどの説明がありました。
運行コース(GPSログより)
この日は土日祝日の運行コースで、駐車場→東京駅→豊洲→お台場(トイレ休憩)→首都高(レインボーブリッジ)→芝公園ランプ→東京タワー→駐車場でした。
駐車場に停車中は車内照明がついていましたが、走行中は照明が消されて景色が見やすくなります。照明が消されると暗くて食事がしづらいのではと思われるかもしれませんが、走行経路は街灯もある明るいところばかりで困ることはありませんでした。また、テーブル毎に読書灯もありますので、暗いと感じた場合はそれを使うことで自テーブル周辺のみ明るくすることも可能です。
お台場で休憩があります。休憩15分ほど休憩があり飲み物を片手に夜景を楽しんでくださいとのアナウンスもありました。
お台場からは首都高速を通ります。ここからは屋根を開けてオープントップバスに大変身!屋根は最先端の手動式開閉システム搭載!シェフ自ら屋根を開けるという、シェフは雑用係じゃないやろと突っ込みたくなる場面でしたw
屋根を開けると開放感が段違いです。夏場ということで暑いかなと思いましたが、走行中の夜風は心地よかったです。なお、最後尾テーブルは屋根がオープンになりませんのでそこに当たったら残念でしたということで・・・
レインボーブリッジもいつもとは違う目線から眺められました。なお、走行中は一般道が40km、首都高は60kmを目安に運転しているとのことで、レストランバスという特性上乗り心地最優先なのだそうです。乗った感想としては車内で飲食するのに何の問題も無い乗り心地でした。速度もそうですが都内の主要道路は整備状態が良いので乗り心地の良さにも直結していると思います。
芝公園ランプで首都高を降りて増上寺→東京タワーを眺めます。
数寄屋橋交差点を曲がると、楽しかったレストランバス体験もいよいよ終わりになります。
屋根がオープンの状態で立てるのは駐車場で降車するときだけです。目線が違うと景色も違いますね。
感想
レストランバスはとても良かったです。価格も手ごろでお試しもしやすいので気になった方は是非乗ってみてください。
でも、鍛冶橋駐車場出発というのだけはダメ。あそこ出発ではどんな上質なバスを目指しても所詮格安ツアーの域を超えないです。乗車前の待合室、降車後の夜行バスに乗ろうとする地ベタに座った多数の人達の風景・・・もう気分が萎えますよ。せっかくのレストランバスという非日常体験の後にこれだと満足度が低いです。料金を少し値上げしてでもホテルの車寄出発(ホテルロビーを待合場所に)にするなど、非日常を最初から最後まで提供する方が利用客の満足度も高くなるのではないでしょうか。レストランバスを利用しようと思う客層ならホテルのロビーでも決して問題は起こさないと思うのですけどね。
WILLER TRAVEL Restaurant BUS
http://travel.willer.co.jp/restaurantbus/
東京クルーズプランは8月28日まで運行
レストランバスの出発地点は東京駅鍛冶橋駐車場からとなります。いわゆるツアーバスが発着していたところで、路線バスになった後も多くの元ツアーバスが発着している場所です。正直なところ旅情も特別な雰囲気も無く、夏休みということで大勢のバス乗車待ちのお客さんと待合室で待ちます。気分が滅入ります。マジ最悪です。
出発10分前の19時35分から乗車受付ということで、その前にバスの外観を撮影。
外観
車両はエアロキングの最終型で、以前は高速バス(ツアーバス)につかっていたモノを改造したモノとなります。なかなかに目立つ感じの塗装です。
バスを撮影していたら、乗務員の方が準備できているので乗車可能ですとのことでしたので同行者と乗車しました。
車内の様子
中ドアから乗車し2階を目指します。
客室は2階で、2人用・3人用・4人用の座席が設定されています。座席は指定できませんが人数に応じて割り振られ乗車時に伝えられます。
1階はキッチンになっていて、東京クルーズプラン(ナイト)では出発前に盛り付けを行っており、その様子も見ることができました。
乗車するとドリンクと枝豆(新潟県産の塩ゆで枝豆)が配膳されます。
ドリンクはビール(キリン一番搾り)、氷結、生茶、リンゴジュースから選べます。2杯目までは基本料金に含まれていて、3杯目からはアルコール類300円、ソフトドリンク200円となります。ビールは1本目は一番搾り、おかわりの2本目は一番搾りの東京造り(横浜工場製造)で 少しだけ東京オリジナルを味わえます(笑)
乗車時は屋根もしまっているので空調も効いており夏場でも快適でした。日中の日差しが強い時間帯でもロールスクリーンがついているので車内の温度は快適に保たれると思われれます。
出発前にメインディッシュの”佐渡の島黒豚ハンバーグ赤ワイン煮込み”も配膳されました。食器類は陶器では無く紙製ですが、こだわったデザインということもあり安っぽさはありません。
いよいよ出発。出発直後にシェフの比嘉 康洋氏よりレストランバスと料理についての説明がありました。今回は東京コースですが、新潟運行時に好評だった料理を新潟の契約農家から仕入れた食材で調理提供していること。枝豆は新潟ですと量が少ないと文句を言われること(普通の感覚ではかなり多めです)。東京運行時は許可の関係でグラスでのドリンクサービスができないこと。東京での運行終了後は沖縄での運行を予定していること。将来的には日本全国を回り、地域地域で色々な企画をやってみたいことなどの説明がありました。
運行コース(GPSログより)
この日は土日祝日の運行コースで、駐車場→東京駅→豊洲→お台場(トイレ休憩)→首都高(レインボーブリッジ)→芝公園ランプ→東京タワー→駐車場でした。
駐車場に停車中は車内照明がついていましたが、走行中は照明が消されて景色が見やすくなります。照明が消されると暗くて食事がしづらいのではと思われるかもしれませんが、走行経路は街灯もある明るいところばかりで困ることはありませんでした。また、テーブル毎に読書灯もありますので、暗いと感じた場合はそれを使うことで自テーブル周辺のみ明るくすることも可能です。
お台場で休憩があります。休憩15分ほど休憩があり飲み物を片手に夜景を楽しんでくださいとのアナウンスもありました。
お台場からは首都高速を通ります。ここからは屋根を開けてオープントップバスに大変身!屋根は最先端の手動式開閉システム搭載!シェフ自ら屋根を開けるという、シェフは雑用係じゃないやろと突っ込みたくなる場面でしたw
屋根を開けると開放感が段違いです。夏場ということで暑いかなと思いましたが、走行中の夜風は心地よかったです。なお、最後尾テーブルは屋根がオープンになりませんのでそこに当たったら残念でしたということで・・・
レインボーブリッジもいつもとは違う目線から眺められました。なお、走行中は一般道が40km、首都高は60kmを目安に運転しているとのことで、レストランバスという特性上乗り心地最優先なのだそうです。乗った感想としては車内で飲食するのに何の問題も無い乗り心地でした。速度もそうですが都内の主要道路は整備状態が良いので乗り心地の良さにも直結していると思います。
芝公園ランプで首都高を降りて増上寺→東京タワーを眺めます。
数寄屋橋交差点を曲がると、楽しかったレストランバス体験もいよいよ終わりになります。
屋根がオープンの状態で立てるのは駐車場で降車するときだけです。目線が違うと景色も違いますね。
感想
レストランバスはとても良かったです。価格も手ごろでお試しもしやすいので気になった方は是非乗ってみてください。
でも、鍛冶橋駐車場出発というのだけはダメ。あそこ出発ではどんな上質なバスを目指しても所詮格安ツアーの域を超えないです。乗車前の待合室、降車後の夜行バスに乗ろうとする地ベタに座った多数の人達の風景・・・もう気分が萎えますよ。せっかくのレストランバスという非日常体験の後にこれだと満足度が低いです。料金を少し値上げしてでもホテルの車寄出発(ホテルロビーを待合場所に)にするなど、非日常を最初から最後まで提供する方が利用客の満足度も高くなるのではないでしょうか。レストランバスを利用しようと思う客層ならホテルのロビーでも決して問題は起こさないと思うのですけどね。
WILLER TRAVEL Restaurant BUS
http://travel.willer.co.jp/restaurantbus/
東京クルーズプランは8月28日まで運行
あまり期待していなかったので、良い意味で期待を裏切られました。
東京は短時間クルーズのみですが、新潟や沖縄(予定)では1日コースもあるようなので、そっちもよいかもしれません。