西九州新幹線が開業するとのことなので乗りに行ってきました。個人的には9月23日ではなく10月1日開業だと思って年初から用意していたのですが、9月23日開業が決まりいろいろと予約変更が面倒でした。というか3連休でホテルも飛行機も高いんだからやめて欲しい。
九州には前日の9月22日入り。福岡空港に到着後、在来線のかもめ号乗り納めをして長崎に入る行程です。
博多1255→長崎1450 特2021Mかもめ21号 モハ885-105
在来線最後のかもめは787系か885系のどちらにするか少しだけ迷いましたが、787系は長崎特急「かもめ」より鹿児島特急「つばめ」の印象が強いので885系が充当される列車にしました。
この表示も見納め。LEDなので幕回しとかもないですから、故意に表示されない限り今後見ることは無いと思われます。
列車は快調に走行し肥前山口駅へ。この駅は長崎線と佐世保線の分岐駅で、新幹線開業後のリレーかもめは佐世保線方面へ進路を変更します。9月23日以降長崎線肥前鹿島駅までは特急かささぎ号が運行され、肥前鹿島よりも長崎方面の肥前浜駅までは電化設備も維持されますが、その先は非電化になり気動車が走行することになります。
有明海を走るかもめ号
奥には雲仙もかろうじて見えます
定刻で長崎駅に到着。長崎駅の在来線ホームに電車特急が入線するのはこの日が最後です。9月23日以降はD&S列車の特急ふたつ星4047が長崎駅に乗り入れる唯一の特急列車となります。
在来線側の特急博多行はたぶん見納め。
在来線改札付近には顔出しパネルなどが準備されていました。
開業まであと1日の長崎駅の様子でした。
今回の旅行ではこちらのいい旅!西九州きっぷを利用しました。元が取れるかは計算しませんでしたが新幹線に自由乗降が出来るのでとても便利でした。しかし今の時代有人改札しか通れないのはちょっと・・・
西九州新幹線開業日の朝になりました。
新幹線改札前では開業記念式典の準備が行われています。
6時頃コンコースでの式典が終わり改札内へ。
西九州新幹線の上り一番列車かもめ2号は一番山側の14番線から。
一番列車にはY1編成が投入されました。
車体中央部のかもめロゴ。
先頭車付近では開業記念式典が行われており混雑していました・
かもめ2号は各駅停車なので東海道山陽新幹線「こだま」や九州新幹線「つばめ」と同じ青色表示。
車内へ。どうにか通路側の座席を確保できました。
車内表示。N700Sの表示器は大きくて見やすいですね。
博多行列車なのに途中の武雄温泉駅で博多行き特急に乗り換えろという意味不明な案内は、九州新幹線の新八代部分開業時代と同じ。
列車はホーンを鳴らして長崎駅を出発。在来線時代と違い長崎駅を出るとすぐにトンネルに突入です。
最初の停車駅である諫早駅では下りの一番列車である新大村始発のかもめ101号とすれ違い。こちらはガラガラでした。
新大村駅を出発すると嬉野温泉駅。こちらは鉄道空白地帯の新駅で駅から1kmほどのところにある嬉野温泉へのアクセス駅としても期待されます。
長崎駅から30分ほどで終点の武雄温泉駅に到着。新幹線は速さはもちろんですが乗り心地が在来線時代とはダイン違いなのが印象的でした。このあと在来線特急にも乗車しましたが新幹線に一度乗ると在来線との乗り心地の違いを再認識させられます。
最後に自由席の座席はこんな感じ。東海道山陽仕様のN700Sと基本的には同じで色合いが異なります。秋田新冠に近い色合いですね。驚いたのがヘッドレストカバーレスなこと。取り付けられるようにマジックテープはついていますが、このシートの色合いだとあっという間に頭の部分が汚れそうです。
武雄温泉駅の新幹線・リレー特急乗換ホームに降り立ちました。駅名標は新幹線駅・在来線駅の区別はされていません。在来線側は特急列車の次の停車駅である江北(旧肥前山口駅)が表示されています。
折り返しは博多発リレーかもめ一番列車に接続するかもめ1号表示に。こちらは嬉野温泉を通過する速達タイプなので東海道山陽新幹線「ひかり」九州新幹線「さくら」と同じ赤表記です。LEDには東海道山陽新幹線「のぞみ」九州新幹線「みずほ」相当の黄色かもめ表示も収録されているようですが、営業運転では現時点で利用されていないようです。博多長崎間を最速の1時間20分で結ぶ列車の新幹線側(諫早駅のみ停車)も赤かもめ表記でした。
乗換ホームはすごい混雑ですが、初日一番列車という特殊な状況だからです。乗換時間は3分となりますが通常期なら1分程度で乗換は完了する感じです。
武雄温泉駅コンコースではこのあと開業記念式典が行われるようです。
再びホームへ。博多駅からの一番列車リレーかもめ1号が到着しかもめ1号へ乗換が行われています。大きな混乱は見られませんでした。
こちらはホーム嬉野温泉方。かもめ1号の出発にあわせて出発式が行われました。
ホーム嬉野温泉方は江北方と違い余裕があります。柵が邪魔ですが在来線と新幹線を同じフレームに収めるならこちらの方が無難ですね。
武雄温泉コンコースでは式典の続きが行われていました。
つづきます
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