のんびりキャットののんびりライフ - 京都、奈良、動く折り紙万華鏡

のんびりキャットののんびりライフです。京都や奈良のお寺や神社、文化についての独り言。そして、動く折り紙万華鏡の紹介など。

のんびり秋祭り―播州、灘のけんか祭り(1/5) 2012/10/15

2012-10-17 18:30:00 | 日記

のんびりと「灘のけんか祭り」に行ってきました。今回は最後まで見るつもり……。

「灘祭り」とは姫路市白浜町にある松原八幡神社の秋季例大祭のことです。一の丸、二の丸、三の丸の三基の神輿を激しくぶつけ合う神事があり、そのため、けんか祭りと呼ばれています。

普段は静かな神社です。今年、8月17日の風景です。

                                  

(山陽電車白浜の宮駅) (普段の松原八幡神社)       (楼門)          (宮前の練り場)

祭りの本宮、10月15日です。

本殿・拝殿前で松原の屋台を練っています。拝殿には三基の神輿が鎮座しています。楼門前で中村の屋台が擬宝珠(ぎぼし)と露盤をはずして宮入の準備をしています。宮前の練り場の人々です。

                                       

  (山陽電車白浜の宮駅)(本殿・拝殿前 松原の屋台) (三基の神輿) (楼門前 中村の屋台)(宮前の練り場)

 各町(旧村)の屋台です。番号は御旅山に登る順番です。カッコ内は紋と紙手(しで)の色です。

1.木場(菊水と三つ巴:若緑)、2.松原(三つ巴:赤)、3.中村(五七の桐と三つ巴:青)、4.妻鹿(三つ巴:朱)、5.宇佐崎(昇り龍と三つ巴:黄)、6.八家(三つ巴:黄色と赤)。この他に東山(千成瓢箪と三つ巴:桃色)がありますが、今年は神輿の練り番のため屋台は宵山だけで、本宮には出しません。

            

     (1.木場)          (2.松原)        (3.中村)  (4.妻鹿(右)、左は松原)(5.宇佐崎)   (6.八家)

境内、宮前の広場で練り合わせが行われます。また、境内で三基の神輿を激しくぶつけ合う神事が行われます。

画像は続いての御旅山の麓の広畠の練り場でのものをお見せします。


のんびり秋の旅―高山、白川郷 2012/10/13~14

2012-10-17 09:30:22 | 日記

高山、白川郷をのんびりと巡りました。

高山では、集落博物館「飛騨の里」に行きました。合掌造りをはじめとし、飛騨の古い民家が移築復元されています。合掌造りの内部の構造もゆっくりと見ることができました。

         

 総合福祉センターと隣のポッポ公園で福祉フェスティバルが開かれていました。砂金採り体験のコーナーもありました。今年の8月にウン十万円をかけてアラスカ旅行に行って砂金採り体験をしましたが、ここでは、わずか300円で砂金採り体験ができました。

    

  翌日、朝市をぶらぶらした後、商家の町並みをのんびりと歩きました。

            

そして、白川郷へ。白川郷では、展望台からの眺めが最高でした。

     

大阪からのグループが素敵な集合写真を撮っていたのでわたしも写させていただきました。ブログ掲載もOKしてくれました。

台湾からのグループの女性に“びっくるりん”をプレゼントして喜んでいただきました。

      


のんびり奈良―6.秋篠寺、法華寺、海龍王寺、般若寺

2012-10-16 22:20:10 | 日記

この前の話の続きです。

奈良に泊まって、のんびりと奈良巡り。

秋篠寺に行きました。参道の苔がやさしく迎えてくれます。

          

       (秋篠寺 参道の苔)        (本堂) 

続いて法華寺、海龍王寺に行きました。

法華寺は光明皇后創建の寺です。東大寺が全国の総国分寺であるのに対し、法華寺が総国分尼寺と位置付けられた格式が高いお寺です。

海龍王寺は遣唐使時代に海路の安全を守った寺です。

奈良の歴史の深さが感じられるお寺です。

          

         (法華堂)            (海龍王寺)

次にコスモス寺として名高い般若寺に行きました。ちょうどコスモスが満開でとても素敵でした。

          

 

最後に浄瑠璃寺まで足を伸ばしました。浄瑠璃寺は奈良からの方が近いですが、京都府のお寺です。平安時代に日本が生みだした浄土式伽藍を完全に残している唯一のお寺です。

           

        (阿弥陀堂)       (石灯籠の間から三重塔を望む)


のんびり奈良-5.奈良公園、東大寺と県庁屋上からの展望

2012-10-12 18:30:15 | 日記

 東京、茨城、名古屋からの方と一緒にのんびりと奈良旅行をしました。

奈良公園で、高校生が鹿と遊んでいました。写真を撮らせてくれました。ブログに載せてもいいかと聞いたらOKしてくれました。友達が「ブログデビュー!」と喝采を浴びせていました。

             

 東大寺大仏殿で大仏さまにお目にかかりました。何度目になるのでしょうか? その後、二月堂、三月堂、四月堂、鐘楼と巡りました。

                

 そして、県庁の屋上から奈良の町を眺めました。奈良の町を360度見渡せて、絶景です。観光客も屋上に上がることができます。せんとくんが迎えてくれます。お勧めのスポットです。

屋上からの動画です。興福寺の五重塔、国立博物館、若草山、東大寺南大門、大仏殿と続きます。

  

 その後、興福寺の五重塔の前を通り、猿沢の池を通って、ぶらぶら歩いている道で率川(いさがわ)神社に立ち寄りました。これがなんと奈良市最古の神社とのこと。

         

奈良も奥が深いです。


のんびり秋祭り-播州、飾磨(しかま)の祭り 2012/10/9

2012-10-12 12:20:56 | 日記

 播州地方の秋祭りのシーズンです。姫路市の飾磨(しかま)地区では火ぶたを切って8日と9日に開催されます。

 屋台(やたい:地元では「やったい」と呼ぶことも)に乗子(のりこ)4人が乗って、大きな太鼓をたたきます。練り子(担ぎ手)がその屋台を担いで町を練り歩き、神社にお参りをします。海での大漁、田畑での豊作、家族の健康を神に感謝します。

        

  (清水町内)    (都倉の宮入り)(都倉と御幸の練り合わせ)(小瀬の宮入り)

 

 宮入り後のくつろいだひと時の風景です。

        

 それでは恵美酒宮(えびすのみや)天満神社での台場練り(だいばねり)を動画で紹介しましょう。台場練りとは2トンもある屋台の台場で24人だけで肩で支えて練るものです。姫路市無形民俗文化財に指定されています。

 

 次は海側にある浜の宮天満宮の台場差しを紹介しましょう。台場差しは肩で支えるのではなく、頭上高く差し上げて維持できる時間を競い合う伝統芸能です。とても危険でまさに命がけ……。こちらも姫路市無形民俗文化財です。

  

 そして、恵美酒宮に戻って、東堀、北細江、玉地、栄町の4つの屋台の練り合わせです。

  

 秋祭りは老若男女が集まります。男たちは、この日のために体を鍛えて挑みます。

 故郷を離れていた人々も秋まつりに帰ってきます。指名手配の犯人が秋祭りに帰ってきて捕まったと言う実際の話があります。今年の9日は私の親戚が東京、茨城、名古屋、神戸から集まり、私も大阪から行きました。