自宅療養！！
２００７年１月３０日より抗がん剤投与を半年間続け・・・
２００７年８月 ６日右胸温存手術
そして 8月10日抜糸もせず、ドレーンを付けたまま退院
自宅に戻るとまず、愛犬たちの大歓迎！！
今までこれ程歓迎された事は多分初めてでした。
だけど、とにかく痛くて
『近寄るな～来るな～』と叫んでいました。(笑）
退院出来たのはいいけど
やらなければいけない事や今後注意する事が
色々あります。
- 一日3回ドレーンから溜められた液を計量してメモする事
- 消毒する事
- 腕を伸ばすリハビリをかかさずする事
- 右側を下に寝てはいけない事（今まで右向き寝でした）
- 重い物を持ってはいけない事（握力なくなりました）
- 右うでは注射してはいけない事（うっかり右腕出さぬように）
- 虫にさされない事（虫よけかけまくりました）
- ささくれにならない事
- 深爪しない事
- ガーデニング・潮干狩りには注意が必要な事（土いじり好きなのに）
- やけどに注意する事・ケガに注意（料理は毎日の事）
- 動物に引搔かれたり咬まれない注意が必要な事（バディ＆ココ）
などなどでして、これは一生続けなければいけないのです。
（ドレーンと消毒は抜糸までですけれど・・・。）
リンパを取る（郭清）というのは、体を守る基地が無くなる事で
細菌感染しやすくなり、傷の治りも悪く
リンパ浮腫を起こす事につながります。
おフロに入るのも一苦労で背中が洗えない
左の肩に手が届かない(泣）おまけに
トイレでおしりがうまく拭けない
パンツのゴムがきつく感じる
何でもない事が出来なくて本当に辛かったです。
抜糸も済んでドレーンが抜けた頃には
時間をかければ、家事もこなせる様になり。。
一番苦労した洗濯物を干せる様になんとかなりました。
布団はまだまだでしたけど。。
ここまで約１か月かかりました。
放射線治療！！
腕も上がるようになり、次の治療について
先生とお話をして
９月から放射線治療を受ける事になりました。
これが月曜日～金曜日まで毎日欠かさず
９月３日～１０月１０日まで合計２６回受けました。
副作用として日焼けのようになり
胸が委縮してくるらしいのです。
肺炎を起こす事もあるそうです。
２０回目ぐらいから赤くヒリヒリとなり
擦れると痛かったです。
でも何より受ける準備の時が一番イヤでした。
上半身裸でバンザイのポーズ。。
台の上で若い男の技師さん３人がかりで
胸に鼻息がかかるほど近づいてしるしチェック！！
ハズカシイ様な情けない様な気持ちでした。。
この頃気になる事があり、先生に訪ねてみました。
それは。。
わきの下から二の腕と背中側がマヒしている事でした。
『いつになれば感覚が戻って治りますか？』
『あぁそこはね～、慣れよ！』
そんな答えでした・・・・・。
麻痺としびれは治らないで慣れるそうです。
仕方ないようです、後で他の方にお話伺ったら
やはり痺れがあると言っていました。
胸も形が崩れ色も黒ずみ硬くなり
左胸とは全然違っちゃったけど。。
再発させない為と思い納得する事にしました。
今までのブラは合わなくなりました。。
ホルモン治療！！
そして、後何年続ける事になるのでしょうか。。
ようやく経口タイプのホルモン治療に入りました。
今までの治療に比べれば雲泥の楽さです。
副作用もそれほどでも無くて
元々抗がん剤で生理も止まり更年期のような
症状があったので苦ではありません。
一日一錠2年～５年欠かさず飲む事で
再発予防になるそうです。
こんな薬飲んでます
自分は絶対ガンにはならないと思ってました。
だってガン家系じゃないから。。
そんな事関係ありませんでした((+_+))
母乳あげてたら大丈夫らしいとか。。ウソ。。
（私も３人母乳で育てました！）
初潮が早い・月経周期が短い・閉経が遅いなど
色々な噂はありますが。。
全部関係無く、若い方も70歳過ぎた方も男性も
乳がんになる可能性があります！！
是非みなさん検診受けに行って下さい。
家族や恋人や愛犬愛猫や愛しい者の為にも・・・・。
早ければ早いほど辛い治療もはずかしい思いも
少なくて済みますから
こんな文才の無い私の闘病記を
読んで下さって
本当に有難うございました
尚、治療の方法はケースバイケースです。
追記
術後の私は、積極的に外出をし
術後初散歩♪
ドッグラン♪
家族で遊びに行ったり。。
江ノ島～♪
親子三代女だけで旅行を楽しんだり。。
函館～♪♪
たくさんの思い出作りを始めました。。
自分なりに、命を。。人生を。。考えて
前向きに生きて行く気持ちになりました。。
いつか人は死ぬけれど
その日までは、愛する家族との時間を
大切に過ごしたいと思ったからです。
この頃は、ＰＣの使い方も知らず
ただ、闘病ブログを見て
励まされているがわでした。。
いつしか、２００８年の目標は
ブログ開設へと変わっていったのでした。。
