とても熱い湯に入るのが好きな大湯住民にとって耳が痛いことだが、
ヒートショック防止に関しての記事が広報かづのに掲載されており、適温は41℃とあると、
温泉の資格講座でも講師を務めた医師が体温よりほんの少し高めの39~40℃ぐらいの湯に
ゆっくり入ることを薦めていた。
日頃湯船の温度を45~46℃に調節しているが、
前日、湯船に入る湯を一晩止めてしまったので、湯船の湯は冷めて浴室も温もりもなくなった。
夜が明けて湯の温度を確かめるとちょうど41℃、ぬるい、これが適温とされている温度である。
今は建物も壊されているが、ボーリングのさい鉱脈ではなく湯脈に当たり、
その湯を利用した共同浴場が大館の山の中にあった、
そこの湯が体温以上ちょっとで、とてもぬるかった。
一度湯に浸かると寒くて出られない、我慢じっと我慢で30分以上も静かに浸かって、
覚悟を決めて湯からでて、急いで服を着る。
しかし花岡の町を通り大館に戻ってくる頃には、体の芯からポカポカしてきて、
あのぬるい湯から想像できないほど温まる温泉であった。
でも、やっぱり、いくら体に良くないといわれても46℃前後のちょっと熱めの湯がいい。