着物をリメイクして洋服に仕立てたり、お細工物にしたりするのですが、
まず、着物は、すべてほどいて、洗って、乾かし、アイロンをかけてます。
今は、とてもよい洗濯溶剤がありますので、絹も安心して洗うことができます。
それから陰干しをして、アイロンをかけます。
洋服に仕立てる場合は、ミシンで縫いますが、それがまた技術を要するのです。
絹の特性として、滑りやすく、そして失敗は許されないのです。失敗してしまうと布にミシン針の穴が開いてしまうからです。そのため、大変、神経を使います。
家族のもの以外は、そういうことでとても疲れます。
しかし、この歳になっても注文が入ることは大変嬉しく、私の脳の活性化にも役立っていることは間違いありません。今回、60代の方から若い時の着物をワンピースに仕立ててほしい、という注文が入りまして、昨日、お届けしました。心を込めて仕立てました。先方は、大変、喜んでくださり、ありがたいです。
今日は、ご褒美にのんびり過ごします。
わたしも縫製の仕事をしていたのでよく解ります。
布だからと言っても失敗しちゃうと針穴は隠せませんからね。
おまけに、ミシン針は太いから尚更(笑)
でも、そうやってリメイクが出来るって良いですね。出来る人が羨ましい限りです。
わかっていただけて嬉しいです。こういうことは、経験者ではないとおわかりいただけませんでしょう?
布を裁断するのも絹は、逃げて、逃げて、一苦労。大変でした。でも、誰かのお役に立てる、というのは、生きる力になりますし、教育してくれた母に感謝です。
コメント、とても嬉しかったです。ありがとうございます。