お正月飾り

冬野菜の種まきに追われる日々が続いて、やっと一区切り。

そんなに広い畑ではないのですが、畑仕事とはんどめいどの作品作りを並行して行うのは、もう無理。

昔は、そんなことへっちゃらでしたのに・・今は、午前中に畑仕事をしたら午後はじょうんのびしないと無理です。

そして、やっとお正月飾りに着手。

私の一番すきな作業は、配色を決めること。水引は、ものすごく配色を考えるので、私の脳の活性化にも一役買ってくれていますし、好きな作業でもあります。

右上の小さな花は、餅花と言います。1㎝の大きさです。これを作るのは、やはり小さいので大変なのですが、本物の絹の縮緬で作っています。絹の縮緬は、とても柔らかくて扱いやすいのです。それで小さくてもきれいに仕上がるのです。同じ絹でも平絹では、こう上手くはいきません。絹の縮緬だからこそなのです。

水引は、飯田の水引を使用してします。やはりこれもいいものは、扱いやすいのです。

せっかく時間を使って作るのですから、材料を妥協したくありませんし、良い材料を使うとやはり仕上がりが全然違うのです。

椿の花も絹の縮緬を使って作りました。手になじみ、作りやすいです。

2024年も良い年になるよう、丁寧に作っています。

2Way クリスマスとお正月飾り

2Way　クリスマスとお正月飾り

クリスマス飾りとお正月飾りの2Way仕様です。

日本の伝統工芸の水引を使用しての作品です。

60歳にお細工物の講師をお引き受けしたのをきっかけに絹に魅了され、伝統工芸に興味が湧きました。

お細工物の講師をするなかで、お弟子さんに水引作家のお弟子さんがいらっしゃってそこから水引の世界を知ることになりました。どちらも日本の伝統工芸で、後世に残していきたいと考え、現在に至ります。

私の作品を通して、水引や絹（和布）に興味をもっていただけたら、嬉しいです。

そんな思いで細々とですが、作品を手掛けています。

今は、正月飾りのリースを作成中です。83歳、がんばります。

 

お読みいただきありがとうございます。

2Way クリスマスとお正月の小さな壁掛け

2Way　クリスマスとお正月の小さな壁掛け

伝統の水引を多くの方に知っていただくのにはどうしたらいいのかしら・・・。

と考えあぐねていたときに、娘からアイディアをもらってクリスマスカードを作ったのがきっかけでした。

今回の作品は、2Wayで楽しめるようにクリスマスバージョンの反対側は、お正月バージョンに仕立てました。

お正月バージョンの方は、伝統の結びのあわじ結びと梅結びをあしらいました。どちらも縁起がよいものです。

 

クリスマスバージョンの方は、細かな作業の連続でたくさんは作れませんが、配色を考えるのが好きなので苦にはなりません。もう少し若ければもっとたくさん作れると思うのですが、83歳にもなると思った以上に進みません。それでも作品を喜んでいただけたら、嬉しいですし、励みになります。

創作意欲はあるのですが、実行力が伴いません・・無理せず楽しんでいます。

 

ご覧いただきありがとうございます。

小さなちいさなクリスマスカード

小さなちいさなクリスマスカード

 

水引であわじ結びや松、梅などを結びますが、その際、どうしても短く結ぶのには長さが足りない・・というものが出てきてしまいます。それを無駄にしては、もったいない・・と娘がいい、アイディアを出してくれました。

キラキラ輝く水引は、和にも洋にも成り得ることを娘が教えてくれました。さすが、80歳を超えた私の脳みそとは異なります。

斬新なアイディアです。関心しました。アイディアを出してくれたので、作品に仕上げました。三角形がうまくカットできず、ここだけ娘に手伝ってもらいました。

配色を考えるのが、大好きなので、作業は、苦になりませんが、細かいので、完成までに時間を要してしまいました。

やはり、歳にはかないません・・・。娘が遊びに来ている間に仕上げたかったのですが・・無理でしたが、完成してこうやって見てみるとなんとも美しくクリスマスが待ち遠しくなります。

この歳になりますと、一日一日があっという間に過ぎます。