歌うサラリーマン(ボイストレーニング)

歌は、楽しいもの。うまく歌えたらもっと楽しい。そんなちょっとしたお手伝いのページ。(完全に「今日の街ネタ」化してるけど)

第五回遠くでランチを食べる会

2007年11月29日 02時50分35秒 | Weblog
毎度きまぐれで開催している「遠くでランチを食べる会」も、今回で五回目。特に意識しているわけではないけれど、そのうち四回はフレンチのお店だ。

さて、今回訪ねたのは沼津。なんとなく沼津、なんとなくフレンチ、である。お店の名前は「ラセール」。落ち着きのある、それでいて華美でも質素でもない、素敵な雰囲気のお店だ。

最初の写真は、当日注文した「本日のランチ」で出てきたメインの鴨料理。秋は、ジビエの季節だ。

↓アミューズ


↓カボチャのポタージュ


↓もう一度メインを、今度は横向きで


↓デザート♪


↓そして最後のエスプレッソ


↓店内の景色を作り上げているステンドグラス。ちょうどこの真横の席に案内してもらった


↓ラセールの外観


参加者全員で、日当たりの良い席での幸せな食事を堪能してきた。

食事の後は、サンセットクルーズを体験するため、西伊豆の戸田(へだ)まで車で移動。ここの移動が結構大変。海岸線に沿って走るもんだから、とにかく道が細く曲がりくねっている。対向車が見えないので、日中にも関わらずライトをつけて走ったが、こっちが気を遣っても、必ずしもそれで安全が保障されるわけではない。実際、年配の男性が運転するマツダのオープンカー「ロードスター」がカーブをうまく曲がりきれず突っ込んできたときはちょっとあせった(^^;
おじいちゃんもかなりやばい顔をしてたなぁ。

そんなジェットコースター気分を味わいつつも、無事戸田に到着。サンセットクルーズの詳細はこちら。11/12までの土・日・祝と書いてあるけど、23日も大丈夫だったよ。こっちのページには3/31までと書いてある。いい加減なところも”味”かなぁ。

↓乗船時間を待つ間、ふと空を見上げると、月が輝いていた。この月は、翌早朝5時頃には富士山頂に沈む「パール富士」になった


↓サンセットクルーズの船に乗り込む


↓相模湾に沈む夕日。太陽と海がキスする瞬間に出会った


次は、どこに行こうかな。

※こちらにも当日のことを綴った日記があります

過門香プロデュースのKAMONKA 點(TEN)

2007年11月27日 00時07分17秒 | Weblog
有楽町イトシアのKAMONKA 點(TEN)でランチ。さすがに混雑も落ち着いてきたね。お店としては困りものだろうけど。
さて、ここからが実力が問われるところ。果たしてあのビルに、忘年会で成功し、来年につなげられるお店がいくつあるか。興味を持って見ていくことにしよう。

グランメゾン”シェ・イノ”でフレンチを

2007年11月17日 02時45分46秒 | Weblog
11月22日に発売予定の日本版ミシュランで、星は確定と目されるシェ・イノ。あとは星の数だけか。世界中の暇な金持ちたちでごった返す前に行く機会を得られたことは、本当に幸せなことだ。

一応断っておくが、僕はフレンチ初心者である。にも関わらず、日本どころか世界に名だたるグランメゾンに足を踏み入れることができたのは、導いてくれた人がいたからだ。この方からは、本当にいろんなことを教えていただき、感謝している。堅苦しい印象しかなかったフレンチを、リアルな目線で体感させてくれる。

さて、最初の写真は、今回このお店を訪問したメインの目的でもあったジビエ。山鶉だ。とても香りが強く、ジビエの醍醐味を堪能させていただいた。


↑次は、井上旭シェフのスペシャリテ”マリア・カラス”。シェフがフランスにいた頃ソプラノ歌手マリア・カラスに、と作った料理で、当のマリア・カラスが気に入り、何度も繰り返しオーダーしたことからこの名がついた、というようなことだったと思う。物語のある料理は、かくも美しい。


↑こちらは、1990年のビンテージシャンパン。1990年が当り年だったことは、僕ですら知っている。


↑そして、シャンベルタン。正真正銘、まさに本物のシャンベルタン。先にも書いたが、僕はフレンチ初心者である。ワインも同様。だけど、さすがに今回は下調べをした。そしてそこで気になったのが、このシャンベルタンというワイン。詳しいことは他のホームページに譲るが、僕が知っているワインとはもはや違う飲み物だった。ゴールデンウィークに飲んだグラン・エシェゾーと同じ方向性の香りがする。ソムリエの伊藤さんも太鼓判を押していた。


↑高橋支配人。物腰の柔らかい、とても魅力的な方だ。






↑テーブルにさりげなく飾ってある装花は、控えめにテーブルを明るくしてくれていた。

また訪問する機会(というか、その他もろもろを含め・・・)はあるのだろうか。贅の限りを尽くしてしまったような気もするけど。

こういうレストランの世界を知ってしまうと、食文化という言葉を、改めて考えさせられる。工業化された食にはない、プライドと世界観がある。せめて今日の思い出だけでも大事にしたい。