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文章生成AI 「ChatGPT」 を試してみた

2023-02-12 | 日記

1.はじめに

ChatGPTとは、OpenAIが開発した対話型AIチャットボットであり、多様な文章を生成する事ができます。そして、ユーザーの問いかけに対し、自然な文体で答えを返す点が新奇的でもあります。

約3か月のプロトタイプの試験的運用を終了した2023年2月、作業環境を充実化した有料版のサービスも展開されましたが、無料でも使用出来るとあり、今回その実力を見定めてみる事にしました。

 

 

 

2.実際に試してみた

  2-1.知識量と正確性

 Chatが出来るとの事なので、まず何点か質問をしてみました。

「記憶するコツ」

memorize tips, 記銘、符号化、保持、貯蔵、想起 検索

 

 

記憶を思い出す際の「検索行為のコツ」

search behavior tips,  想起、検索

 

 

そもそも忘れるって悪い事ばかりなの?「忘却の利点」

merit of Oblivion, 適切な忘却、検索エラー

 

 

  2-2.文章形態の修正を指示

  次に上記3つの内容を、文章としてまとめてもらいました。

 各々の内容を簡潔に要約し内容を一つにまとめ直しました。 要約にも文章力は必要とされるので、知識だけでなく生成能力が高い事がうかがえます。

 

 

 

  2-3.論じてもらう

 論じるという事も文章力がないと出来ません、そこで、次は上記の内容に加え「観光」という変化球的な要素を付け加え、論じてもらう事にしました。

 

課題「記憶、記憶の検索行為、忘却と「観光」に関して論じて下さい。」

課題を論じる

文面や内容だけでなく、体裁も整っています。そして確かに論じました。これが生成AIと言われる所以でしょうか。

他方、この文章はゲスト側の立場でのみ記述されており、ホスト側の視点が抜けていますが、それは質問の仕方に不足があるからだと思われます。

 

 


3.雑感 

 どれもすごく文章が上手く内容も分かり易いですね。すごい技術です。

無料でここまで使えます。一時間ほど経てば「時間切れ」になりますが、しばらく時間を置けば再度使う事が出来ます。素人が使うにしては十分すぎる内容です

その他にもプログラミングの質問、会話、ジョークネタ、中には大喜利の様な使い方など、多くの事が出来、正に使い方は人それぞれといった感じがします。

 

今回の心証は、一番着目した利点論述力です。本当に人が書いた文章の様です。

それに対し、まだ修正しないといけないと思った事は、基本、全肯定してしまう事です。又、こちらが送った文字を多用するという強い傾向がみられました。

まあ、AIに対してそこまで求める事自体ハードルが高すぎるのですが、期待の大きさの現れであるとも考える事も出来ます。今ですらまだ半分実験段階みたいなものですから。

 

 

 実際に、「問題を解かしたら全くダメだ」との意見も散見されます。

この文章をChatGPTに英文を訳してもらうと、以下の内容になります。

ChatGPTの正確性

結局何かを回答させる場合は、内容の信頼性を自ら精査する力がないと今のところはダメみたいです。 そして、その力を付けるのは結局のところ、アウトプット作業が効果的だと思います。

つまり何が言いたいかというと、私、gooブロガーとしては、たまには「idraft by goo」の事も思い出さないといけないと思う時があるのです。

 

 

 一方、いかんせん米国のサービスです。同じ質問を英語を介して応えてもらうと、読めないんですが、分量だけで3倍(動画)も多く帰ってきました。又、まだまだサービスが始まったばかり。今後に期待です。

The relationship between color and memory

 

 

4.ChatGPTとBingChatの比較と展望

 このサービスは時間的な使用制限や時間によっては延滞が生じます。他方、有料版である "ChatGPT Plus" は月額$20で使用出来、通信過多な状態からの回避対応速度の向上新機能への優先的なアクセスなどの恩恵が得られます。その一方でこの機能を統合した新たなBing である、"BingChatAI"のサービスも既に段階的に始まりました。

 

ですから、有料版は暫くは様子見でのではないでしょうか。始める際にアカウント作成や確認の為の電話番号が必要ですし、GPT-4(Promethieus)搭載のBingの評価がわかりません。ですから、比較してからでも遅くは無いと思われます。

 

 個人的にはGPT-3.5のChatGPTの方が、GPT-4のBingChatよりも話しやすいと思いました。後者は1聞くと答えが10帰って来るような感じで、構成力はある一方、分量が多いです。これは、より人を演じる設計になっているためだと思われます。

その一方で、”最近は色の好みが変わった。学修の際、教材やノートを使う”など、演じが過ぎるので要調整かと思います。 いづれにせよ、まだサービスが提供されたばかりなので、様々な可能性を模索していきたいと思います。

生活においての色彩心理学 BingChat

ChatGPT (GPT-3.5)(左) とBingChat (GPT-4)(右)の回答

 

 

 

5.おわりに

最後に、BingChatで事足りる、ChatGPT Plusは使わないという人は以下の手順でサブスクを解除出来ます。

 ChatGPT Plusの解約の仕方は、「マイ・アカウント」の中から解約するプランを選択、「マネージ・マイ・サブスクリプション」、「キャンセル・プラン」の順で操作します。支払いを当月分で終わらせたい場合は、次回の請求日の24時間以上前に手続きを終えないといけなせん。手続き後も締め日までは引き続きサービスを使用出来ます。

 

 

 

 

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