【山 名】尻立山940m(新潟県)
【日 程】令和3年4月29日(木)~5月1日(土)
【同 行】若・中
【天 候】29日雨 、30日霧後晴、1日曇り
【ルート】29日前橋5:00===07:50佐渡汽船ターミナル09:20===ときわ丸(2等2380円)===11:50両津港12:05==ドンデンライナー(1500円)==12:45ドンデン山荘(1泊2食9700円)
30日ドンデン山荘09:33---09:36ドンデン山09:36---09:47尻立山09:48---10:02椿越峠・タダラ峰10:24----ドンデン避難小屋10:29----11:10金北山縦走路入口11:16---11:28アオネバ十字路11:29----12:59アオネバ登山口12:59----13:04バス停13:45==ドンデンライナー(1000円)===14:00両津港-----金沢屋泊(1泊夕食8000円)
1日 両津港9:15===11:45新潟港
【行 程】29日L=5.6km +150m -750m 行動時間3:30
当初の計画では、初日はアオネバからドンデン高原、2日目にドンデン山荘から最高峰の金北山に登り白雲台へ降りる計画であった
しかし、初日は雨、二日目も8時過ぎまで雨で強風
ドンデン高原を散策し、アオネバ渓谷を下山することにした
ドンデン高原
雨は止んでいるが霧が深い
アラゲヒョウタンボク
尻立山 940m
山頂に取り残されたネコ
雨露に濡れたカタクリも良い
オオミスミソウ(雪割草)
群生地もあるらしいが、この株しか見つけられなかった
フッキソウ
彼方此方に群生している
椿越峠
ドンデン池
ドンデン高原は放牧地だったらしく、ここは水飲み場だったのだろうか
アマナ
北の海岸沿いにはキバナノアマナがあるそうだ。ここはアマナの群生地
この草原に消え残る雪かと思えるほどアマナの白い花が咲くそうである
避難小屋
広々して、灯油ストーブも設置してあり快適に過ごせそう
フキはさすがに薹(とう)が立ってきている
ミズバショウも見頃
アズマイチゲ
コバイケイソウ
金北縦走路入口
ドンデン高原から佐渡縦貫道路を通りここで休んでいると
アオネバ方面から登って来た数人のグループに出会う
エンレイソウ
キクザキイチゲ
エゾエンゴグサ
アオネバ十字路
直進すれば金北山へ、左がアオネバ渓谷
薄日が射し、縦走路への未練もあるが稜線は強風で山頂はガス
時間的にももはや無理なので下山する
ニリンソウ
ニョイスミレ
ネコノメソウ
佐渡の山には低山から深山の植物が一度に見られる
途中から、ニリンソウとシラネアオイ街道になる
これでもかと広がるニリンソウの大群落
雨露に塗れうなだれるも薄紫から暗紫色に咲くシラネアオイ
本州では鹿の食害等により群生地が減ってしまったが
ここでは歩道の両側に咲き続いている
なんとも贅沢な歩道だ
ヤマエンゴグサ
オオカメノキ
ユブ
峠から700mコースタイム20分のところ
ここまでの花々の素晴らしさに時間をとられ
バスの時間に遅れそうになり先を急ぐことに
ヒトリシズカ
白いのは花弁ではなく雄蕊だそうだ
必ず群生して決して一人では無いが何となくこの名前に得心
まだまだ、シラネアオイ
オオタチツボスミレ?
キランソウ(地獄の窯の蓋)
ニシキゴロモ
チゴユリ
オオイワカガミ
落合
アオネバ十字路から1.2km、コースタイム35分
アオネバ登山口から0.7km、コースタイム40分のところ
オオタチツボスミレ?
ズダヤクシュ
ショウジョウバカマ
アオネバ渓谷登山口
バス停はこれより300m下
バス停から稜線を見ると天気も回復し山腹にはあちらこちらにヤマザクラが咲いている
晴れた日に縦走できたらどんな花に出会え、どんな景色が臨めたのだろうかと思い
無性にまた来たい衝動に駆られる
バス停近くのニョイスミレ
オドリコソウ
登山口付近のあちこちで群生している
5名ほど乗車のドンデンライナーに乗り両津港へ
加茂湖越しに見る金北山
附近を散歩しながら宿へ向かう
金沢屋
明治20年に建築された元遊郭の旅館
様々な工芸品や書画骨董品が廊下に展示され
谷文晁の襖絵などもあり「なんでも鑑定団」に出したら幾らになるのだろう
食事も豪華で、加茂湖で養殖された牡蠣鍋や鯛の塩焼きが美味しかった
大佐渡山地は正に花の山でした
例によって天気が悪く縦走は叶いませんでしたが
春の佐渡の魅力は満喫しました
東の和木登山口近くの天然杉も素晴らしい様です
帰宅して尚行きたくなる魅力ある所でした
春の佐渡の魅力は筆舌に尽くしがたいものでした
↓そんな訳で ボタンを押していただければ嬉しく思います
オマケ 佐渡のマンホール
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます