12/21(金)22(土)日本野鳥の会北九州支部と筑豊支部の先輩方からお誘いをいただき、一泊2日の日程で一度は行ってみたいと思っていた、出水のツルの観察、撮影に出掛けてきました。
皆さんは、九州新幹線とレンタカーで日帰りとのことでしたが、小生は、撮影機材の運搬と予備日を持とうとの思惑でマイカーで出水に一泊の行程としました。
初日の21日は早朝4時起床、5時前に自宅を出発、目的地のツル観察センターには9時過ぎに到着しました。
予想に反して、平日で、天気も悪かった影響か駐車場には車もまばらで、遠征の車も見られませんでした。
周辺をしばらく探索して、ツル観察センターに入館しました。餌場に集まった、ナベヅルとマナズルの大群に圧倒されました。
2008年以来、4年ぶりに渡来した今回の目玉、ソデグロヅルを探しましたが、あっさりと餌場の一番遠くに黄土色?背中を見つけることが出来ました。採食に夢中でなかなか頭を上げてくれませんでしたが、一応証拠写真を撮影し、皆さんが到着される時間となりましたので、外に出て皆さんを待つことにしました。
皆さんにソデグロヅルを見たとお伝えし、再びツル観察センターに入館しましたが、すでに飛び去ったのか先ほど居た場所には見つけることが出来ませんでした。
その後、西干拓、東干拓と巡りました、数少ないカナダヅル、クロヅルもベテランの方のご指導で無事に見られ、かなり近い場所から撮影することができました。
ツル観察センターに戻り、ソデグロヅルを探索しました。幸い観察センターの方が見つけてくださり、近くに駆けつけなんとか撮影できました。
降水確率100%の予報のとおり、到着時点では小雨が降っていて心配しましたが、皆さんと合流した後は降ることもなく、幸運にも数少ないカナダヅル、クロヅル、ソデグロヅルも見られ、皆さん満足してお帰りになりました。
2日目の22日は、8時過ぎにツル観察センターに到着、駐車場のすぐ前に、コクマルガラスの淡色型1羽が見られましたが、カメラを持ち出すまもなく遠くに飛び去りました。その後も周辺を探索しましたが、昨日は大群が見られたミヤマガラスがいませんでした。
観察センターの隣の食堂の屋上が無料展望台として開放されていましたので、此処から餌場を観察していると、昨日一番遠くにいた、ソデグロヅルが割りと近くに見られました、しばらく観察していましたが、昨日同様採食に夢中で、頭を上げてくれません。観察センターの屋上を見るとカメラマンが数名います、昨日は2Fの展望所からガラス越しでしたので、早速入館し屋上に出てカメラをセットし、観察しているとどんどん近づいて来てくれました。
飛び立つまでと我慢くらべで待機することにして、仕草を観察していました。親から離れて一人で迷い込んだだけあって、かなり気性が激しいらしく、まわりのナベヅル、マナヅルに時折威嚇したりして逞しい姿を見せてくれました。
待った甲斐があって10時28分頃飛び立ちました。後ろ向きでなかなか良いアングルのものは撮れませんでしたが、ソデグロの証拠は見せてくれました。
また来年も来てくれて成長した真っ白い姿を見せて欲しいと願っています。
掲示されていたツル渡来情報によると
ナベヅル10,441羽、マナヅル1,184羽、クロヅル7羽、カナダヅル12羽、ソデグロヅル1羽、ナベクロヅル1羽の合計11,646羽(12月8日現在)となっていました。 1
数の少ないものから順次掲載します、第一弾はソデグロヅル、むやみやたらとシャッターを切りましたので2回に分けて掲載します。
撮影機材:カメラ:Nikon D300S
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR+Ai AF-S Teleconverter TC-14E II
撮影日時:2012年12月22日08:41~
撮影場所:鹿児島県出水市
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
ソデグロヅルPart-1(鹿児島県出水市)
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