日経新聞につき、
あれは経済の専門誌ではなかったのか
という批判が
経済学の
専門家たちの間からも上がり、
同紙の
あまりの御用新聞紙化、
露骨な安倍政権の太鼓持ちに
警鐘が
鳴らされています
(2013年5月1日付、日刊ゲンダイの記事、
「アベノミクス 民主党のときと大違い」参照)。
■同じ、金利1%上昇でも
次の記事、ご覧ください。
(1)「金利1%上昇で銀行の損失6・6兆円 日銀が試算」
(2)「金利1%上昇なら銀行・信金の損失8・3兆円 日銀試算」
というものです。
同じ「金利1%上昇」という経済現象を扱っています。
金利上昇に伴う副作用として、
債券の評価額減少による損失を(1)は、6・6兆円と見積もっています。
(2)は、8・3兆円としてます。
この差は、
どっから来るのでしょうか。
実は、(1)は、今年4月17日、
(2)は、昨年10月19日の記事です。
額にして
1・7兆円の差です。
なぜ、この差が生じたのかと言うと、
次のような
からくりがあるとのことです。
すなわち、記事中の文句をよく見れば
判明しますが、
(2)にある「信金」の文字が抜け落ちてるでしょ?
つまり、信金への影響を
意識的に脱落させてあるのです。
これによって、
「金融緩和の悪影響が小さく見せる」(市場関係者)
という下心があったようです。
解説部分では
この下心が
露骨に読み取れます。
(2)、すなわち、去年10月の記事では、
「(金利が)2%上昇すると、
貸し出し減などで
名目国内総生産(GDP)成長率が
マイナスに転じるほどの影響が出る」として
副作用の深刻さが指摘されていました。
先月の記事、(1)の場合は、
どうか――。
「銀行の自己資本に深刻影響は出ない」
と書いてます。
原発について
「トイレなきマンション」と、
よく揶揄されます。
アベノミクスは、
「日銀の出口戦略なき量的緩和」
ということで
宣伝されています。
皮肉なことに
上二つの言いよう、
どことなく似てますでしょ?
これって、
日銀の信用を
崩落させるリスクを伴う
経済政策ってことです。
株高で
喜んでいる場合ではないのですよ。
日銀の信頼が
地に落ちるというのは、
円という通貨が失墜するのと同じです。
「預金が頼り」
という人は結構、たくさんいると思います。
その預金の実質的な価値が
目減りしていくことになります。
それが
老後の蓄えだとしたら、
命に対する
不安として胸の内で膨らんでいくことでしょう。
原子力の安全神話と
同じ構図が
アベノミクスにはあります。
つまり、
政治家と官僚、学者、マスコミ、財界が
ツルんでおる
構図です。
あれは経済の専門誌ではなかったのか
という批判が
経済学の
専門家たちの間からも上がり、
同紙の
あまりの御用新聞紙化、
露骨な安倍政権の太鼓持ちに
警鐘が
鳴らされています
(2013年5月1日付、日刊ゲンダイの記事、
「アベノミクス 民主党のときと大違い」参照)。
■同じ、金利1%上昇でも
次の記事、ご覧ください。
(1)「金利1%上昇で銀行の損失6・6兆円 日銀が試算」
(2)「金利1%上昇なら銀行・信金の損失8・3兆円 日銀試算」
というものです。
同じ「金利1%上昇」という経済現象を扱っています。
金利上昇に伴う副作用として、
債券の評価額減少による損失を(1)は、6・6兆円と見積もっています。
(2)は、8・3兆円としてます。
この差は、
どっから来るのでしょうか。
実は、(1)は、今年4月17日、
(2)は、昨年10月19日の記事です。
額にして
1・7兆円の差です。
なぜ、この差が生じたのかと言うと、
次のような
からくりがあるとのことです。
すなわち、記事中の文句をよく見れば
判明しますが、
(2)にある「信金」の文字が抜け落ちてるでしょ?
つまり、信金への影響を
意識的に脱落させてあるのです。
これによって、
「金融緩和の悪影響が小さく見せる」(市場関係者)
という下心があったようです。
解説部分では
この下心が
露骨に読み取れます。
(2)、すなわち、去年10月の記事では、
「(金利が)2%上昇すると、
貸し出し減などで
名目国内総生産(GDP)成長率が
マイナスに転じるほどの影響が出る」として
副作用の深刻さが指摘されていました。
先月の記事、(1)の場合は、
どうか――。
「銀行の自己資本に深刻影響は出ない」
と書いてます。
原発について
「トイレなきマンション」と、
よく揶揄されます。
アベノミクスは、
「日銀の出口戦略なき量的緩和」
ということで
宣伝されています。
皮肉なことに
上二つの言いよう、
どことなく似てますでしょ?
これって、
日銀の信用を
崩落させるリスクを伴う
経済政策ってことです。
株高で
喜んでいる場合ではないのですよ。
日銀の信頼が
地に落ちるというのは、
円という通貨が失墜するのと同じです。
「預金が頼り」
という人は結構、たくさんいると思います。
その預金の実質的な価値が
目減りしていくことになります。
それが
老後の蓄えだとしたら、
命に対する
不安として胸の内で膨らんでいくことでしょう。
原子力の安全神話と
同じ構図が
アベノミクスにはあります。
つまり、
政治家と官僚、学者、マスコミ、財界が
ツルんでおる
構図です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます