ひょっこりひょうたん島 主題歌
井上ひさしさんが亡くなって思い出すのは、この曲です。
「ひょっこりひょうたん島」が終了し、10年経って
「プリンプリン」という、NHKの似たような人形劇の番組がありました。
その番組にて主人公達、プリンプリン一行が
ひょうたん島に出くわす場面があるようです。
そのとき、ひょうたん島の住人は、
ただ一人、ドン・ガバチョだけになっていたらしいです。
ガバチョによると、他の人は、有名になって、この島を出たか
お亡くなりになられたそうです。
雄弁家が一人取り残されるという設定は、
さもありなん、という気がしてリアルではありますが・・・
無人島にはしたくない島です。
ただ、ひょうたん島が誕生するとき、
火山爆発があり、
子ども達が全員死亡した事実が伏せられたまま
物語が進められたそうです。
もし、死亡していなければ、食糧問題に直面するわけです。
子どもの頃、
「死んだのではなかったの?」
と、かすかに疑問に感じたのを覚えています。
何十年も経って、
井上ひさしさんがお亡くなりになり、
やっとこの番組に死の匂いを感じた謎が解けました。
しかし、それはそれ、
誰かがこの島の住人でいて欲しいと願うのは
僕一人ではない気がします。
最終回は、「ひょうたん島」のエンディング、第二テーマ曲が
とても、もの哀しく演奏されたそうです。
どうしてだったのか――。
この記事を書くにあたって、
番組が強制終了された秘話も知りました。
何でも、郵便局員がネコババする
というストーリーが、NHKの監督官庁である郵政省の逆鱗に触れ
NHKの幹部が動揺した結果、
突然、放送の打ち切りが決定したそうらしいです
(ウィキペディア参照)。
そんなわけで、
悲しい方のエンデイングの第二テーマ曲をアップしたかったのですが、
見つかりませんでした。
また探しておきます (見つかりました。下、※印の
「さようなら、さようなら また逢う日まで」という曲です)。
代わりに、モー娘バージョンの「ひょっこりひょうたん島」と、
劇中歌で印象に残った、
中山千夏さん(博士役)が歌った「僕にもしも翼があったらなぁ」など、
お気に入りの曲をいくつか紹介します。
増山江威子さん(テケ役)が歌う「オレ台所が大好きさ」もよかったですけど、
残念ながら見つかりませんでした。
ところで、増山さんの、この曲が何故好きだったのか、
つらつら思うに、
それは、劇に全く登場しない父母への哀惜の情を
さりげなく歌っている唯一の曲だったから・・・
という気がします。
ちなみに、この曲の3番は、こんなです。
♪玉ネギスープの煮え立つ音は
お母さんの子守唄
ごはんのこげるプンとしたにおい
あれは父さんのパイプのにおいさ
台所にいると
オレお父さんやお母さんを思い出す
だからだから 台所が大好きさ♪
母親のおっぱいをまさぐる飢えのような気持ち、
あるいは、“父がい、母がいる”普通の家庭への憧れみたいなものがを溢れてい、
聴いていて、胸が締め付けられそうです。
なお、覚えてはいたけれど、陰気くさいので
紹介する気がまるでなかった
「御詠歌」を最後にアップしておきます。
子ども達全員の死亡が暗黙の内に前提にされていた
ということを確認し、
「ひょっこりひょうたん島」の真の主題歌は、
この曲だったのではないか、と感じたからです。
合わせて、井上ひさしさんのご冥福をお祈り致します。
モーニング娘。のひょっこりひょうたん島 PV
僕にもしも翼があったらなぁ ひょうたん島
人はピョコンと生まれるのではない ひょうたん島
勉強なさい ひょうたん島
私は馬鹿な息子です ひょうたん島
コケッコソング ひょうたん島
立志伝中の人物 ひょうたん島
いずれ劣らぬいい男 ひょうたん島
御詠歌 ひょうたん島
※さようなら、さようなら また逢う日まで ひょうたん島
井上ひさしさんが亡くなって思い出すのは、この曲です。
「ひょっこりひょうたん島」が終了し、10年経って
「プリンプリン」という、NHKの似たような人形劇の番組がありました。
その番組にて主人公達、プリンプリン一行が
ひょうたん島に出くわす場面があるようです。
そのとき、ひょうたん島の住人は、
ただ一人、ドン・ガバチョだけになっていたらしいです。
ガバチョによると、他の人は、有名になって、この島を出たか
お亡くなりになられたそうです。
雄弁家が一人取り残されるという設定は、
さもありなん、という気がしてリアルではありますが・・・
無人島にはしたくない島です。
ただ、ひょうたん島が誕生するとき、
火山爆発があり、
子ども達が全員死亡した事実が伏せられたまま
物語が進められたそうです。
もし、死亡していなければ、食糧問題に直面するわけです。
子どもの頃、
「死んだのではなかったの?」
と、かすかに疑問に感じたのを覚えています。
何十年も経って、
井上ひさしさんがお亡くなりになり、
やっとこの番組に死の匂いを感じた謎が解けました。
しかし、それはそれ、
誰かがこの島の住人でいて欲しいと願うのは
僕一人ではない気がします。
最終回は、「ひょうたん島」のエンディング、第二テーマ曲が
とても、もの哀しく演奏されたそうです。
どうしてだったのか――。
この記事を書くにあたって、
番組が強制終了された秘話も知りました。
何でも、郵便局員がネコババする
というストーリーが、NHKの監督官庁である郵政省の逆鱗に触れ
NHKの幹部が動揺した結果、
突然、放送の打ち切りが決定したそうらしいです
(ウィキペディア参照)。
そんなわけで、
悲しい方のエンデイングの第二テーマ曲をアップしたかったのですが、
見つかりませんでした。
また探しておきます (見つかりました。下、※印の
「さようなら、さようなら また逢う日まで」という曲です)。
代わりに、モー娘バージョンの「ひょっこりひょうたん島」と、
劇中歌で印象に残った、
中山千夏さん(博士役)が歌った「僕にもしも翼があったらなぁ」など、
お気に入りの曲をいくつか紹介します。
増山江威子さん(テケ役)が歌う「オレ台所が大好きさ」もよかったですけど、
残念ながら見つかりませんでした。
ところで、増山さんの、この曲が何故好きだったのか、
つらつら思うに、
それは、劇に全く登場しない父母への哀惜の情を
さりげなく歌っている唯一の曲だったから・・・
という気がします。
ちなみに、この曲の3番は、こんなです。
♪玉ネギスープの煮え立つ音は
お母さんの子守唄
ごはんのこげるプンとしたにおい
あれは父さんのパイプのにおいさ
台所にいると
オレお父さんやお母さんを思い出す
だからだから 台所が大好きさ♪
母親のおっぱいをまさぐる飢えのような気持ち、
あるいは、“父がい、母がいる”普通の家庭への憧れみたいなものがを溢れてい、
聴いていて、胸が締め付けられそうです。
なお、覚えてはいたけれど、陰気くさいので
紹介する気がまるでなかった
「御詠歌」を最後にアップしておきます。
子ども達全員の死亡が暗黙の内に前提にされていた
ということを確認し、
「ひょっこりひょうたん島」の真の主題歌は、
この曲だったのではないか、と感じたからです。
合わせて、井上ひさしさんのご冥福をお祈り致します。
モーニング娘。のひょっこりひょうたん島 PV
僕にもしも翼があったらなぁ ひょうたん島
人はピョコンと生まれるのではない ひょうたん島
勉強なさい ひょうたん島
私は馬鹿な息子です ひょうたん島
コケッコソング ひょうたん島
立志伝中の人物 ひょうたん島
いずれ劣らぬいい男 ひょうたん島
御詠歌 ひょうたん島
※さようなら、さようなら また逢う日まで ひょうたん島
何度か再放送もありましたね。
井上ひさしさんの作品と知ったのは随分経ってからのことですが。
弟が一時期、井上ひさしさんの作品にハマりよく読んでいました。私もこそっと読んだらピンクレディがどうのこうのと書いてあって、ハマりかけそうになったけど、あの頃は本の面白さを知りませんでしたので、放ってしまいました。(苦笑)今度は読んでみたいと思います。
増山江威子さんの歌、あの頃確か流行りましたね。
キューティーハニーとか、魔女っ子メグちゃんとか、セクシーな感じの声に惹かれました。
この2枚のレコードは今も実家に置いてありますよ(笑)
人間て見かけに騙されやすいですね。
ひょうたん島は、楽しい曲が多かったです。目立たないですが、テケ(増山江威子さん)の歌も間違いなくその一角を占めています。you-tubeに動画として載せられていないのは、人形のイメージがつきまとって、「大したことないや」と無意識に耳を塞ぎこんでしまう結果なんでしょうかね。歌声の柔らかさは、天下一品。誰か投稿してくれるといいですね。
キューティーハニーとかの歌の方は違う方でした。
僕も調べてみました。
増山江威子さんは、
キューティハニーの声を担当されたとか。
当らずと言えど遠からず、ですね。
を聴きました。
詩の内容は人生は大変だけど行くしかないという
生きる辛さが感じられますが、曲調は楽しげなリズムで、
メジャー調で、詩の内容を前向きに聞こえるよう
作られていますね。
この時代・・・結構あからさまに作者の本音が押し出されていて
古き良き時代を感じます。
今は明らかに視聴者をバカにしてるなって思わされる
放送が多く、残念に思います。
確かに、短調の曲は、そのように聞こえるのが普通なようです。ただ、歌詞の影響もあるでしょう。結局は、個人の主観の問題ということになります。
僕も「とても沈み込んだ悲しい曲だった」という報告を信じて聴いたものの、さほどの悲痛さを感じませんでした。元気のない曲だ、ぐらいのことは言って嘘にならない気がしますが・・・。作曲者が子供の心を気遣って、短調でありながら、嘆き、悲しみ、怒りといったものが伝わらないような仕掛けを施しているのかも、ですね。理論に走り過ぎると、真実が見えなくなる実例かもしれません。ただ、僕は専門家ではないのでこれ以上の発言は控えさせて頂きますね。
参考までに、短調と長調の音比べをしているサイトを紹介しておきます。
http://www.aki-f.com/kouza/riron/riron_2.htm