タニ センゾー @Tanisennzoさんのツイート。
――【行けっ!】東京新聞が「日本スゴイ」ブームを「自信のなさの裏返し」と一刀両断!〔16:59 - 2017年12月31日 〕――

☆ 画像・拡大は、こちら
<追記>
ツイートされた東京新聞の記事は、
2016年12月23日付だ。
全然、おニューでない。
しかし、オールドになっていない「日本、スゴイ」に関する記事。
メディア全開で
「日本、スゴイ」のお祭り騒ぎは
未だ続いている。
そんな騒ぎはないなどと言わせない。
逃げ隠れ名人、
加計孝太郎がフィギュアスケート日本代表、田中刑事(けいじ)選手(23)の壮行会に
顔を出したではないか
(拙稿「フィギュア田中選手のため、加計はまるで競馬の馬主がごとく、練習場のスケートリンクを手に入れていた。人に言えないこと、してないかな」掲載〔資料〕参照)。
☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/7e0a6003311fd0c44c403a9c29386e7b
「日本スゴイに一役買います」
というメッセージ一つで、国富の領得を
不問に付せ
という厚かましい気持ちがあればこそ、
顔を出したのだと思う。
こんな風に
「日本、スゴイ」が流行する理由は何なのか。
早川タダノリ氏によると、
1931年の満州事変がルーツだと言う
(上掲東京新聞参照)。
これを機会に
日本が国際社会からの孤立を深めたわけだから、
注意を要する。
下図を見て欲しい。
これは、
NHK放送文化研究所が5年ごとに行っている
「日本人意識」調査の項目である
「日本人は、他の国民に比べて、きわめてすぐれた素質を持っている」
と答えた人の割合をグラフ化したものでる
(上掲東京新聞参照)。

日本人としてのプライドの落ち込みが激しくなったのは、
90年代、バブル崩壊の時期と重なっている。
東京新聞が
「日本スゴイ」は、
自信のなさの裏返しだと断ずる根拠は、
ここにある。
満州事変の後、
物凄い「日本スゴイ」の隆盛がある。
「日本の偉さはここだ」
「日本人の偉さの研究」
「天才帝国日本の飛騰」
「日本主義宣言」などなど、
雑誌のタイトルを見るだに気恥ずかしい
「美しい日本」の
醜き時代のこと、今こそ冷静に思い起こそう。
メディアは、
あの時代、自社が儲かることしか頭になかった。
政府は、
それに便乗して私腹を肥やした。
今に時代を
顧みてどうか。
安倍晋三が都内のしゃぶしゃぶ屋で
記者たちと定期的に
会食し出したのは2008年頃からだ。
日本人に
「誇りを持て」
と檄を飛ばせとジャーナリストたちを
煽っていたのは想像に難くない。
しかし、誇りを持つ持たない以前に
経済秩序には
「前を飛ぶ鳥は、後ろから飛ぶ鳥に追い付かれる」という法則がある。
米国は、
日本に追いつかれ、
日本車を血祭にしてうっ憤を晴らしていたではない。
あのアメリカは、
どこに行ったのだろうか?
プラザ合意によって、
日本に不平等を押し付け、
「日本とその立場、とりかえばや」
とやって、
不景気を脱したのだ。
(アメリカのためならいいか)が当時の日本人の気持ではなかったか。
今、どうなったか――。
韓国に追い付かれ、中国には先を越されてしまった!!
かつての日本の立場を
これ等の国が引き受けてくれるかと言うと、
ありえない。
では、日本は、どうするか。
大人になるしかないんではないか。
すなわち、
「前を飛ぶ鳥は、後ろから飛ぶ鳥に追い付かれる」が
運命だとうけいれるべきだ。
安倍晋三は、
それが嫌さに日本人を後進国中の後進国にしようとしているのではないか。
そうすれば、
日本は、
後ろから飛ぶ鳥になれるってわけだね。
しかし、日本は、
土地を荒らすだけ荒らし、今更、未開の国にはなれないのだ。
では、ただ衰退一路なのか。
思うに、
国家の役割は、
人民を守ることだ。
その原点に立ち続けることが大切なんじゃないか。
東京新聞が
中野晃一・上智大教授(政治学)のこんな言葉を紹介している。
「国会で強行採決を繰り返す安倍政権の抑圧的な姿勢は、国民の尊厳を傷つけ続けている。一人一人が大切にされていると思えるような社会になれば、『日本スゴイ』なんて言わなくても済むようになるはずだ」。
その通りだと思う。
『日本スゴイ』なんて言わなくても済むようになってそれが何の役に立つ?
と問い直す人がいるだろうな。
しかし、そこが第一歩ということではないかな。
アメリカのような強奪社会にならない。
その試練に
我々は今、直面しているんじゃないか。
――【行けっ!】東京新聞が「日本スゴイ」ブームを「自信のなさの裏返し」と一刀両断!〔16:59 - 2017年12月31日 〕――

☆ 画像・拡大は、こちら
<追記>
ツイートされた東京新聞の記事は、
2016年12月23日付だ。
全然、おニューでない。
しかし、オールドになっていない「日本、スゴイ」に関する記事。
メディア全開で
「日本、スゴイ」のお祭り騒ぎは
未だ続いている。
そんな騒ぎはないなどと言わせない。
逃げ隠れ名人、
加計孝太郎がフィギュアスケート日本代表、田中刑事(けいじ)選手(23)の壮行会に
顔を出したではないか
(拙稿「フィギュア田中選手のため、加計はまるで競馬の馬主がごとく、練習場のスケートリンクを手に入れていた。人に言えないこと、してないかな」掲載〔資料〕参照)。
☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/7e0a6003311fd0c44c403a9c29386e7b
「日本スゴイに一役買います」
というメッセージ一つで、国富の領得を
不問に付せ
という厚かましい気持ちがあればこそ、
顔を出したのだと思う。
こんな風に
「日本、スゴイ」が流行する理由は何なのか。
早川タダノリ氏によると、
1931年の満州事変がルーツだと言う
(上掲東京新聞参照)。
これを機会に
日本が国際社会からの孤立を深めたわけだから、
注意を要する。
下図を見て欲しい。
これは、
NHK放送文化研究所が5年ごとに行っている
「日本人意識」調査の項目である
「日本人は、他の国民に比べて、きわめてすぐれた素質を持っている」
と答えた人の割合をグラフ化したものでる
(上掲東京新聞参照)。

日本人としてのプライドの落ち込みが激しくなったのは、
90年代、バブル崩壊の時期と重なっている。
東京新聞が
「日本スゴイ」は、
自信のなさの裏返しだと断ずる根拠は、
ここにある。
満州事変の後、
物凄い「日本スゴイ」の隆盛がある。
「日本の偉さはここだ」
「日本人の偉さの研究」
「天才帝国日本の飛騰」
「日本主義宣言」などなど、
雑誌のタイトルを見るだに気恥ずかしい
「美しい日本」の
醜き時代のこと、今こそ冷静に思い起こそう。
メディアは、
あの時代、自社が儲かることしか頭になかった。
政府は、
それに便乗して私腹を肥やした。
今に時代を
顧みてどうか。
安倍晋三が都内のしゃぶしゃぶ屋で
記者たちと定期的に
会食し出したのは2008年頃からだ。
日本人に
「誇りを持て」
と檄を飛ばせとジャーナリストたちを
煽っていたのは想像に難くない。
しかし、誇りを持つ持たない以前に
経済秩序には
「前を飛ぶ鳥は、後ろから飛ぶ鳥に追い付かれる」という法則がある。
米国は、
日本に追いつかれ、
日本車を血祭にしてうっ憤を晴らしていたではない。
あのアメリカは、
どこに行ったのだろうか?
プラザ合意によって、
日本に不平等を押し付け、
「日本とその立場、とりかえばや」
とやって、
不景気を脱したのだ。
(アメリカのためならいいか)が当時の日本人の気持ではなかったか。
今、どうなったか――。
韓国に追い付かれ、中国には先を越されてしまった!!
かつての日本の立場を
これ等の国が引き受けてくれるかと言うと、
ありえない。
では、日本は、どうするか。
大人になるしかないんではないか。
すなわち、
「前を飛ぶ鳥は、後ろから飛ぶ鳥に追い付かれる」が
運命だとうけいれるべきだ。
安倍晋三は、
それが嫌さに日本人を後進国中の後進国にしようとしているのではないか。
そうすれば、
日本は、
後ろから飛ぶ鳥になれるってわけだね。
しかし、日本は、
土地を荒らすだけ荒らし、今更、未開の国にはなれないのだ。
では、ただ衰退一路なのか。
思うに、
国家の役割は、
人民を守ることだ。
その原点に立ち続けることが大切なんじゃないか。
東京新聞が
中野晃一・上智大教授(政治学)のこんな言葉を紹介している。
「国会で強行採決を繰り返す安倍政権の抑圧的な姿勢は、国民の尊厳を傷つけ続けている。一人一人が大切にされていると思えるような社会になれば、『日本スゴイ』なんて言わなくても済むようになるはずだ」。
その通りだと思う。
『日本スゴイ』なんて言わなくても済むようになってそれが何の役に立つ?
と問い直す人がいるだろうな。
しかし、そこが第一歩ということではないかな。
アメリカのような強奪社会にならない。
その試練に
我々は今、直面しているんじゃないか。
2017年12月31日夜 記
望月さんのような人が出てくるだけのことはあります。
満州事変から「日本スゴイ」がでてきたのですか。国内の悪政を諸外国のせいにしているのですね。今も残念ながら同じです。
国家を私物化するチャウシェスクみたいなのが居座っている状況はなんとかしないといけません。
忠太んをはじめ、皆様には今年一年お世話になりましたm(__)m
どうか、皆様良いお年を!(^_^)。。