のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

低線量被ばくの安全性ないし危険性

2011年04月11日 05時49分36秒 | Weblog
許容範囲にある年間低線量被ばくって、

範囲を定める基準が複数あり、どれが頼りがいのある数値なのか?

と誰しも迷われることでしょう。

これについては、一概に言えないようです。

つまり、個体差があり不透明な部分があるわけですね。

具体的には、

白血病になって死亡した嶋崎伸之さんの事例が参考になるでしょう。

嶋崎さん(当時29歳)は、中部電力浜岡原子力発電所に勤務してました。

勤務8年目にして体調不良を訴え、

白血病と診断されたそうです。

積算放射線量は、50・93ミニシーベルト。

年平均で7ミリシーベルトだと言います。

政府が現在、業務従事者の通常時の年間被ばく限度量は、

50ミリシーベルト。

5年間積算で100ミリシーベルトです。

それとの比較で言うと、

大幅に下回った値です。

(財)放射線影響協会は、

明確な証拠なしとしていますが、

この見方、妥当性があるでしょうか。

低線量被ばくのため

発症したケースとして、他に、

2004年に多発性骨髄腫になった、

故・長尾光明さんがいます。

積算被ばく線量は、4年3カ月で70ミリシーベルトでした。

06年には、

故・喜友名正さん

悪性リンパ腫を発症しました。

6年4カ月で

99・76ミリシーベルトの被ばくをされたそうです。

いずれも労災認定をされています。

国が因果関係を認めていたということです。

(ゆげたりえ・文「年平均7ミリシーベルトの被ばくで

白血病になり死亡した嶋崎伸之さん」〈「週刊・金曜日」4/8号所収〉参照)。

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