窪内 真一@kumoshinさんが
こんなツイート。
――経済)世界のGDP。最新の数字だと中国が日本の倍ほどの数字に膨れ上がっている。そろそろ不動産バブルがとんでもない事になりそうだ。。。
http://ecodb.net/ranking/imf_ngdpd.html …――
このツイートを読んで、
12月27日付の日刊ゲンダイの孫崎享氏のコラム、
「日本外交と政治の正体」
を思いだした。
内容は、
米コロンビア大のスティグリッツ教授(経済学)の
論文の紹介だった。
この人によると、
15年には中国が世界最大になるという経済予測だ。
しかし、窪内さんが
日本との比較を焦点に充てているように、
報道の多くは、
中国経済はバブルで弾けるという見方をしている。
すなわち、米国が中国に敗れる? そんなことを想像したくない
というわけだな。
下手に騒げば、
「より多くの国際貢献」を
求められたら叶わない、
堪忍して欲しいということもあって、
沈黙を守っているのだろうか。
ところで、
米国が世界一の座から中国に
追い落とされたら、
どういう反応をするだろうか――。
対抗しようとすれば、
安倍某と余り変わらない。
上掲スティグリッツ教授は、
「中国包囲の試みは失敗する」と
主張している。
では、
対中協力を推し進めるかだ。
オバマ大統領は、
この路線を歩んでいる。
しかし、
現実に追い落とされるところまで行って、
「世界一」を
信じる米国人を相手にしながら、
なおその態度を維持できるのだろうか。
ところで、冒頭ツイートにリンク付けされている資料では、
日本のGDPが第三位とあるのは
名目GDP総額だ。
ドル換算した国民1人当たりの名目GDPとなると、
すでに順位は、
もっと低いことに注意を要する
(下記〔資料-2〕参照)。
内閣府が25日に発表したところによると、
2013年は、
経済協力開発機構(OECD)加盟34カ国中、19位だったそうだ。
12年の13位から
大きく順位が後退している。
〔資料-1〕
〔資料-2〕
「世界19位に低下=日本の1人当たりGDP―13年」
時事通信 (12月25日(木)18時45分配信 )
☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141225-00000111-jij-pol
内閣府は25日、ドル換算した2013年の国民1人当たりの名目GDP(国内総生産)について、日本は経済協力開発機構(OECD)加盟34カ国中、19位だったと発表した。円安進行に伴い、ドルベースでの金額が縮小し、12年の13位から大きく順位を落とした。
日本は前年比17.2%減の3万8644ドルだった。13年の平均為替レートは1ドル=97円63銭(12年79円81銭)と、円安が急激に進んだことが影響した。1~3位はルクセンブルク、ノルウェー、スイスの順で、主要国では米国が7位、ドイツが15位だった。
名目GDP総額では、日本は17.3%減の4兆9207億ドル。米国(16兆7681億ドル)、中国(9兆1811億ドル、OECD非加盟)に次ぐ3位で、前年と同じだった。ただ、世界のGDP総額に占める割合は6.5%と、前年比1.5ポイント低下した。
こんなツイート。
――経済)世界のGDP。最新の数字だと中国が日本の倍ほどの数字に膨れ上がっている。そろそろ不動産バブルがとんでもない事になりそうだ。。。
http://ecodb.net/ranking/imf_ngdpd.html …――
このツイートを読んで、
12月27日付の日刊ゲンダイの孫崎享氏のコラム、
「日本外交と政治の正体」
を思いだした。
内容は、
米コロンビア大のスティグリッツ教授(経済学)の
論文の紹介だった。
この人によると、
15年には中国が世界最大になるという経済予測だ。
しかし、窪内さんが
日本との比較を焦点に充てているように、
報道の多くは、
中国経済はバブルで弾けるという見方をしている。
すなわち、米国が中国に敗れる? そんなことを想像したくない
というわけだな。
下手に騒げば、
「より多くの国際貢献」を
求められたら叶わない、
堪忍して欲しいということもあって、
沈黙を守っているのだろうか。
ところで、
米国が世界一の座から中国に
追い落とされたら、
どういう反応をするだろうか――。
対抗しようとすれば、
安倍某と余り変わらない。
上掲スティグリッツ教授は、
「中国包囲の試みは失敗する」と
主張している。
では、
対中協力を推し進めるかだ。
オバマ大統領は、
この路線を歩んでいる。
しかし、
現実に追い落とされるところまで行って、
「世界一」を
信じる米国人を相手にしながら、
なおその態度を維持できるのだろうか。
ところで、冒頭ツイートにリンク付けされている資料では、
日本のGDPが第三位とあるのは
名目GDP総額だ。
ドル換算した国民1人当たりの名目GDPとなると、
すでに順位は、
もっと低いことに注意を要する
(下記〔資料-2〕参照)。
内閣府が25日に発表したところによると、
2013年は、
経済協力開発機構(OECD)加盟34カ国中、19位だったそうだ。
12年の13位から
大きく順位が後退している。
〔資料-1〕
〔資料-2〕
「世界19位に低下=日本の1人当たりGDP―13年」
時事通信 (12月25日(木)18時45分配信 )
☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141225-00000111-jij-pol
内閣府は25日、ドル換算した2013年の国民1人当たりの名目GDP(国内総生産)について、日本は経済協力開発機構(OECD)加盟34カ国中、19位だったと発表した。円安進行に伴い、ドルベースでの金額が縮小し、12年の13位から大きく順位を落とした。
日本は前年比17.2%減の3万8644ドルだった。13年の平均為替レートは1ドル=97円63銭(12年79円81銭)と、円安が急激に進んだことが影響した。1~3位はルクセンブルク、ノルウェー、スイスの順で、主要国では米国が7位、ドイツが15位だった。
名目GDP総額では、日本は17.3%減の4兆9207億ドル。米国(16兆7681億ドル)、中国(9兆1811億ドル、OECD非加盟)に次ぐ3位で、前年と同じだった。ただ、世界のGDP総額に占める割合は6.5%と、前年比1.5ポイント低下した。
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