2号機の原子炉建屋は、
図面に従って
穴を開け、
内部を観察しようとしたところ、
予想外の
配管のため覗けずということです。
■ 資料
「2号機、穴開けたら予想外の配管 東電福島原発、調査難航も」
東京新聞(2013年1月28日 21時31分)
☆ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013012801002181.html
穴から見た福島第1原発2号機のトーラス室の様子。銀色や茶色の配管と、格子状の鋼材があり、隙間がほとんどない=28日(東京電力提供)
東京電力は28日、福島第1原発2号機の原子炉建屋で、圧力抑制室周辺を調べるため上の階の床に開けた穴の先に、調査の障害となる予想外の配管などが見つかったと発表した。今後の調査は難航も予想される。
東電によると、穴の真下に複数の配管や格子状の鋼材などが通り、調査機器を下ろすスペースがほとんどなかった。東電は「図面を見て穴の位置を決めた」としているが、重要施設の内部を正確に把握できていない実態が露呈した。
東電は2号機の圧力抑制室を収める「トーラス室」という空間で、溶けた燃料がないか確認し放射線量を測る調査を計画。カメラや堆積物を採取する装置などをつり下げて調べる方針だった。
(共同)
もしもひとつ配管トラブルがあれば連鎖する可能性が大、危険極まりないですね。
こんな危険な建設物に修理を考えない建築法って変だと思います。
穴を開ける前に配管位置なども一緒に確認するものだと思いますが、
もしかして予想だけで穴を開けたのなら、こんな基本的な
安全確認ができない上層部のあり方にも問題があるでしょう。
できるだけ想定外を無くすような努力ぐらいはして戴きたいものですね。
「溶けた燃料がないか確認し放射線量を測る調査を計画」とい方針は、間違いなかったと思います。
図面通りでなかったのは、配管がずれたからかもしれないです。1度でダメなら、2度。2度でダメなら、3度。こうなったら、挫けずに頑張ってもらうしかないですね。