くろすけ
@55kurosuke さんのツイートだ。
――何度でもRT 【岩上安身のニュースのトリセツ】トルコに対策本部を設置しなかったのは「原発輸出に悪影響を与えないため」!? 〜イスラム国邦人人質事件、安倍政権の呆れた理由を英字メディアがスクープ http://iwj.co.jp/wj/open/archives/232864 … @iwakamiyasumi〔20:47 - 2015年2月15日 〕――
表題の疑問は、
当初、僕にもあった。
しかし、それについては、
中東の
情勢に対する政府の無知ゆえの選択と解した。
しかし、どうもそうではないようだ。
上記ツイッタ―にリンクされた
IWJの記事によると、
「原発輸出に悪影響を与えないため」とのことだ。
その旨の
英字メディア「VICE NEWS」の報道があるらしい。
同紙、トルコになぜ対策本部をおかなかったかについての
スクープ(IWJ仮訳)は、
次の通りだ。
――殺すという脅迫を受けてはじめて、日本政府はヨルダンの大使館に人を派遣した。ヨルダンでは、イスラム国との交渉が行われていた。
国際的な人質事件にかかわった経験のある、日本の警察庁に近い情報提供者は、「私たちはトルコに緊急人質事件本部を設置したかった」と、VICEニュースに述べた。「トルコはISILとの交渉に成功し、人質を解放させてきた。ヨルダンではなく、トルコにするのが、合理的でもっともよい選択だった。経産省、外務省、内閣がわれわれのアドバイスに反対した。黒海周辺に原発を建設するためのトルコとの220億ドルの日本の取引に悪い影響を与え得るためだ。交渉の際に物事が悪い方向に進めば、トルコは自分たちの国にISILのテロリストが攻撃を行いうるような、日本による新しい原発の建設を渋るかもしれない」。以上―― 。
☆ 記事URL:http://iwj.co.jp/wj/open/archives/232864
要するに、日本という
「イスラム国」の敵に手を貸したとなれば、
トルコは、
言うならば、連帯責任を問われるごとく、
テロの標的になるかもしれない。
トルコの国民がそれを意識して世論が盛り上がるようなことがあれば、
原発を輸出する契約に支障が出るかもしれない。
それを避けるためというのだ。
なんともはやだな。
原子力村の利益を守るため、
人質2人を見殺しにしたということだ。
上掲IWJのサイトには、
こんなコメントが付せられてあった。
―― 記事が事実であれば、安倍政権は「人質の人命第一」と口では言いながら、その実、原子力ムラの利益を優先させて、対応にあたったことになる。そして、トルコにおけるテロリスクを高めることを避けて、自国にテロリスクを引き寄せてしまったことになる。自国の海岸線にずらりと原発を並べた無防備な状態で、である。なんという愚かしい話だろうか――と。
見殺しは、
人質2人に尽きない。
在日の人も含め、日本人みんなだ。
国家の外観がありながら、
統治機構は、
すでに安倍某個人のものなのか。
あるいは、
安倍某を操っている他国のものなのか。
@55kurosuke さんのツイートだ。
――何度でもRT 【岩上安身のニュースのトリセツ】トルコに対策本部を設置しなかったのは「原発輸出に悪影響を与えないため」!? 〜イスラム国邦人人質事件、安倍政権の呆れた理由を英字メディアがスクープ http://iwj.co.jp/wj/open/archives/232864 … @iwakamiyasumi〔20:47 - 2015年2月15日 〕――
表題の疑問は、
当初、僕にもあった。
しかし、それについては、
中東の
情勢に対する政府の無知ゆえの選択と解した。
しかし、どうもそうではないようだ。
上記ツイッタ―にリンクされた
IWJの記事によると、
「原発輸出に悪影響を与えないため」とのことだ。
その旨の
英字メディア「VICE NEWS」の報道があるらしい。
同紙、トルコになぜ対策本部をおかなかったかについての
スクープ(IWJ仮訳)は、
次の通りだ。
――殺すという脅迫を受けてはじめて、日本政府はヨルダンの大使館に人を派遣した。ヨルダンでは、イスラム国との交渉が行われていた。
国際的な人質事件にかかわった経験のある、日本の警察庁に近い情報提供者は、「私たちはトルコに緊急人質事件本部を設置したかった」と、VICEニュースに述べた。「トルコはISILとの交渉に成功し、人質を解放させてきた。ヨルダンではなく、トルコにするのが、合理的でもっともよい選択だった。経産省、外務省、内閣がわれわれのアドバイスに反対した。黒海周辺に原発を建設するためのトルコとの220億ドルの日本の取引に悪い影響を与え得るためだ。交渉の際に物事が悪い方向に進めば、トルコは自分たちの国にISILのテロリストが攻撃を行いうるような、日本による新しい原発の建設を渋るかもしれない」。以上―― 。
☆ 記事URL:http://iwj.co.jp/wj/open/archives/232864
要するに、日本という
「イスラム国」の敵に手を貸したとなれば、
トルコは、
言うならば、連帯責任を問われるごとく、
テロの標的になるかもしれない。
トルコの国民がそれを意識して世論が盛り上がるようなことがあれば、
原発を輸出する契約に支障が出るかもしれない。
それを避けるためというのだ。
なんともはやだな。
原子力村の利益を守るため、
人質2人を見殺しにしたということだ。
上掲IWJのサイトには、
こんなコメントが付せられてあった。
―― 記事が事実であれば、安倍政権は「人質の人命第一」と口では言いながら、その実、原子力ムラの利益を優先させて、対応にあたったことになる。そして、トルコにおけるテロリスクを高めることを避けて、自国にテロリスクを引き寄せてしまったことになる。自国の海岸線にずらりと原発を並べた無防備な状態で、である。なんという愚かしい話だろうか――と。
見殺しは、
人質2人に尽きない。
在日の人も含め、日本人みんなだ。
国家の外観がありながら、
統治機構は、
すでに安倍某個人のものなのか。
あるいは、
安倍某を操っている他国のものなのか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます