食後は「赤とんぼ」の歌がいい

朝５時ごろ、「お腹、減ったあ」の声。

（お袋だ…）　

「チャ―コ（チアーのこと）もお腹空かしてるで」

（食べるもの、食べるもの…）と熱に浮かされるように居間に行きます。

バナナがあったので、それをお袋に渡し、まずは一安心。

しばらくして、

一枚、
二枚
三枚

四枚（よんまい）

四枚・・・しまい・・・

仕舞いやで～

お袋のつまらんダジャレを聞きながら、すっかり目が覚めてしまいました。

見ると、バナナが半分ほど食べ残されていました。

一枚、二枚・・・、仕舞いというダジャレは、この皮を見て思いついたのか、

などと考えながら一気に飲み込むように食べました。

こちらをしげしげ眺めていたお袋。

僕の食べ終わるのを見届けてから言ってくれました。

「お腹空いた！」

「はぁ…？」

ぐおぅおおお　 とばかりに布団にもぐりこみました。

しかし、あきませんな。目が覚めてしまって。。。

そしてまたもや、ベッドの方からお袋の声。

「三枚半…、三枚半…」

（そうか、まだ四枚《仕舞い》になってなかったんや）

急いで食べたバナナのため、少しえずく思いを抱え、朝食を作ることにしました。

さて、朝食も無事終わり、お袋をソファーに移します。

くつろぎながら、お袋が歌い出してくれたのがこの曲、「赤とんぼ」です。

そういや、赤とんぼの羽は四枚でしたよね。

関係ないか…

てなわけで、この記事、これにてお仕舞い！

とくりゃりゃのりゃ～。


Dragonflies 赤とんぼ　Greg Irwin グレッグ・アーウィン