nofrills@nofrills さんのツイートで、
――エルサレムでイスラエルの過激派に拉致されたアブカデール少年。殴打され、生きたまま、油をかけられて燃やされた〔23:25 - 2014年7月5日 〕――ことを知った。
よほど狂暴なのかと思ったら、
こんな10代の少年だ。
どう言えばいいのか、
生きた人間を火で燃やすなんて!
日本人として
残念なのは、
安倍某が
処刑された側の国とでなく、
殺害をした
イスラエルと握手したことだ。
上掲ツイートの主、nofrillsさんは、
――「戦争」というものの存在に、7月1日に初めてリアルさを感じた人。誰か1人でいいから、ガザのツイッターユーザーをフォローしてみてください。見える世界が、変わるはずです。少し古いけれどガザに関するツイートをしている人々のリスト: https://twitter.com/nofrills/gaza-nov2012/members …〔12:43 - 2014年7月3日 〕――
と言われる。
日本のメディアは、
アラブ側のISISの過激団体は伝えても、
イスラエル側の
生きた人間、しかも未成年者を丸焼きにするような
虐殺する団体のことは、
ほとんど伝えない。
nofrillsさんによると、
例外的に、次のような報告をしている。
――「イスラエルの過激派」のことは日本では知らん人が多いかもしれないがNHK BSでやったドキュメンタリー(だと思う)のメモがどなたかのブログにあるのが検索で見つかったのでシェア。 http://ameblo.jp/kirimarukun/entry-10139396820.html … 「私たちに救いをもたらすのは祈りではなく戦い」という集団〔23:30 - 2014年7月5日 〕――
下記にリンク先の記事を
〔資料-2〕として転載しておく。
〔資料-1〕
「Palestinian Mohammad Abu Khdair 'was burned alive'」
BBCニュース(5 July 2014 Last updated at 10:12 )
☆ 記事URL:http://www.bbc.com/news/world-middle-east-28174519
A Palestinian teenager killed in Jerusalem was burned alive, first post mortem examination findings quoted by the Palestinian attorney-general say.
"The direct cause of death was burns as a result of fire," Mohammed al-A'wewy was quoted as saying.
Israeli authorities say the circumstances surrounding the death of Mohammad Abu Khdair, 16, are unclear.
His death followed the abduction and murder of three young Israelis, with violent clashes spreading overnight.
The post mortem examination on Mohammad Abu Khdair was carried out by Israeli doctors, with Saber al-Aloul, the director of the Palestinian forensic institute, in attendance.
The Palestinian official news agency Wafa quoted the attorney-general as saying that Mr Aloul had reported fire dust in the respiratory canal, meaning the victim had "inhaled this material while he was burnt alive".
Mohammad Abu Khdair, who had also suffered a head injury, had burns to 90% of the body, it was reported.
The findings have not been officially released.
Mohammad Abu Khdair's family believe he was killed in revenge for the murders of the three Israeli teenagers.
The bodies of Naftali Frenkel and Gilad Shaar, both aged 16, and 19-year-old Eyal Yifrach were found on 30 June. Their funerals were held on Wednesday.
Thousands attended Mohammad Abu Khdair's funeral on Friday near the family's home in the Shufat district of East Jerusalem.
Hundreds of Palestinian youths clashed with Israeli police in East Jerusalem before and after the funeral.
The clashes continued overnight in the West Bank and spread to Israeli-Arab towns in northern Israel.
Israeli police spokeswoman Luba Samri said protesters burned tyres and hurled rocks. Disturbances were reported in Taibe and Tira.
Police responded with tear gas and stun grenades and more than 20 people were arrested.
Clashes were also reported in the central town of Qalansawe overnight, with Jewish drivers attacked and some cars torched.
Haaretz reported that some 50 Palestinians and 13 policemen were hurt in clashes, which it said had spread to all of East Jerusalem's districts.
It quoted Foreign Minister Avigdor Lieberman as saying that rioters "do not belong in the state of Israel - and until that is resolved, their place is in jail".
PM's pledge
Israeli officials handed the body of Mohammad Abu Khdair to his family on Friday morning.
He was seen being forced into a car in Shufat early on Wednesday and his body was later found in West Jerusalem.
The killing came after the bodies of the three Israeli seminary students were found near the city of Hebron on Monday, two-and-a-half weeks after they were abducted.
Israeli Prime Minister Benjamin Netanyahu blamed their deaths on Hamas. It has denied any involvement.
Mr Netanyahu also condemned the killers of the Palestinian teenager and vowed to bring the perpetrators to justice.
Are you in the areas affected by the recent clashes? You can email your experiences to haveyoursay@bbc.co.uk using the subject 'Israeli-Palestinian clashes'.
Or you can contact us using the form below
〔資料ー2〕
「<シリーズ テロの時代> ユダヤ過激派 ~イスラエル・終わらない戦い~(再)」
サイト「TVから世界へ!きりまる」(2008-09-15 01:23:15)
☆ 記事URL:http://ameblo.jp/kirimarukun/entry-10139396820.html
『<シリーズ テロの時代>ユダヤ過激派 ~イスラエル・終わらない戦い~(再) 』「今後の中東情勢を左右するといわれるユダヤ人過激派グループ。聖地エルサレムの最も重要なモスクの破壊を目指し、イスラエルとイスラム諸国との全面戦争を引き起こす可能性があると指摘されている。イスラエル人ジャーナリストのダン・セットンがその過激派の潜入取材に初めて成功した。イスラエルではユダヤ人の過激派グループがその勢力を強めていると言われる。彼らは80年代に台頭した極右シオニスト、メイル・カハネを師とし、「真のイスラエル」の建国、すなわち神から与えられた約束の地で、ユダヤ教の律法「トーラー」に基づいた神権政治を行うことを理想とする。」
メイル・カハネは、ニューヨークのユダヤ人家庭で生まれ育った。1968年にユダヤ防衛同盟(JDL)を結成。数々の暴動や殺害を企て、国外追放された。1971年にカハネはイスラエルへ移住すると、ただちにカハ党を結成した。1984年、国会議員となるが、カハネが成立を目指した法案を誰も指示しようとしなかった。ついにカハネは議会から追放された。
カハネ派の主張とは、「(カハネ主義者、B・ベン・ヨセフ)私たちに救いをもたらすのは祈りではなく戦いなのです。しかし我が国には、和平を望むなどという連中が大勢います。戦争はイヤだ、死ぬのはイヤだと言うのです。それでは話になりません。徹底的に戦って相手をたたきのめすのです。復讐を果たすのです。」というもの。
そして「先祖が国を追われる前の昔の生活を取り戻すべきだ。イスラエルは神から与えられたユダヤ人の恵みの土地だ。」 彼らは、そこで育つ作物も全て自分たちのものだと思っている。パレスチナ人が育てているオリーブの木が、なぎ倒されている。「ユダヤ教は、異民族が同じ土地に住むことも許されているが、アラブ人は別だ。立ち退かないなら代償を払ってもらう。ここはイスラエルの土地だ。ここに住むことが許されるのはユダヤ人だけなのだ。」「聖典「トーラー」には、私たちこそが、この土地の民だ。国を追われた後にまた戻ってくると記されている。」という。
カハネ主義者のユダヤ過激派たちは、ユダヤ人の居住が許されていないヘブロンの山に入植している。他のパレスチナ自治区においても入植が行われている。入植者は軍事訓練を受けていて、パレスチナ人への襲撃が後を絶たない。
「ユダヤ人が皆、約束の地に家を建てて暮らすようになれば、イスラエル全域がユダヤの土地として栄える。」 カハネ主義者、ナタネル・オゼリは、仲間に家の建て方、武器の使い方を教え、真のユダヤ人を示すために、自給自足の禁欲的な生活をした。毎日かかさず「トーラー」を読んでいたという。オゼリは、カハネ主義者のカリスマ的存在だった。
しかし、2002年、オゼリは、家族の目の前でパレスチナ人により殺害された。オゼリは生前、「私が死んだらこの山に埋めてほしい。」と言っていた。入植者たちは、オゼリの遺体をヘブロンの山に埋めようとしたが、イスラエル軍のパトロール隊に阻止される。「彼らは事の重大さが判っていない。誰が死んでも銃砲を撃って終わり。私たちは、国中を廻ってオゼリの遺体を人々に見せたい。犠牲者はオゼリで最後です。しっかりと眼に焼き付けるがいい。」 「復讐を!復讐は、美徳であり、偉大なことなのです。」 結局、オゼリの遺体は、ヘブロンの墓地に埋葬された。
2000年、各地で、7名のパレスチナ人が殺害された。イスラエルの国内治安機関は、事件の背後に、組織化されたユダヤ人の過激派がいると考えていた。2002年、2人の男が逮捕された。男たちは、爆薬とガソリンを積んだトレーラーをパレスチナ人の小学校の前で爆破させようとしていた。人通りが多く、近くには大きな病院もあった。
「(首謀者シュロミ・ドビア) 政府は民主主義を唱えていますが、この国は、ユダヤ人だけのものではない。政府は「トーラー」の教えに、まるで従っていない。「トーラー」こそが、真の教えです。我々の考え方は欧米の国々の文化や考え方とはまったく違う。本来のイスラエルは今ある国境よりもずっと広いはずだ。イスラエル、レバノン、シナイ半島の一部もユダヤの王国です。民主主義は、汚職、贈賄、嘘にまみれ腐りきっています。ユダヤの王は、神に「トーラー」の教えに基づいた政治をするのです。」
「(犯人シュロミ・ドビア) 復讐は神聖な行為だ。聖典には、ペリシュテ人に眼を抉られたサムソンが、復讐で大勢のペリシュテ人を殺したと書いてある。神が私にそうするように望んだような気がした。毎週のように友人が殺されてゆく。子供に、どうしてお父さんを救けてくれなかったの?と言われて、何かをするべきだったと思った。家には、爆弾もロケット弾もあるのに。軍から簡単に盗める。」
朝の7時30分、子供たちが登校してくる時間に爆発がセットされていた。「パレスチナ人なら誰でもよかった。」「イスラム過激派のように?」「そうとも。」
犯人たちは、トレーラーを置いて車に乗り換えた後、トレーラーのタイヤをパンクさせるのを忘れたのを思い出し、バックして来た。見回りをしていた警察が不審に思い、トレーラーが発見され、事件は未然に防ぐことができた。犯人は、シュロミ・ドビア。ヤーデン・モラグ。オファ・ガブリエル。「(ヤーデン・モラグ)
ヤギを一頭殺されたら、群れごと殺します。銃で1発でも撃ち込まれたら、我々は相手の村を襲撃して何発でも撃ち込みます。片目を潰されたら両目を潰します。眼には眼を・・です。」
「(国内治安機関、アビ・テヒテル長官) パレスチナ人の蜂起が起きて、ここ2年間に7人のパレスチナ人が殺され19人が負傷しました。パレスチナ人だったゆえに狙われたという例は数知れません。ユダヤ人のテロリストは、相手を選びません。幼い子供や病人も標的となります。パレスチナ人を狙った襲撃が相次いでいます。ユダヤ過激派は、今やイスラエルの脅威となっています。彼らはイスラエル兵から武器を奪い、テロ活動を展開しています。世界的な宗教対立を招く火種になりかねません。イスラム教徒10億人とユダヤ教徒1300万人の対立です。」
国内治安機関は、黒幕であると睨んだ、ヨン・ベン・バルーフを逮捕した。地下の独房に収監し尋問をしたが、バルーフは、600日間、黙秘を続けた。「国内治安機関の尋問の辛さときたら、聖母マリアを殺しただろうときかれても頷いてしまうほどです。密告者は裏切り者です。」
国内治安機関は、入植者の幹部メンバーに近づき、密告させようとした。カハネ主義者に焦点を定め、彼らが若者をテロへと突き動かしていると考えた。「(犯人シュロミ・ドビア) 国内治安機関は、目立つ者にしか目を向けていない。ごく普通の信者の不穏な動きには、まるで気づかない。私が爆弾を仕掛けたのは、何故なのかということを知ろうともしない。」
シュロミ・ドビアが逮捕され、ユダヤ人地下組織の構造や、イスラエル軍から盗んだ武器の保管庫が明かになった。2003年8月、国内治安機関は、9人を逮捕。テロ集団の心臓部を付きとめたと思っていた。ルダ川西岸、ヘブロンには、ノアム・フェダーマンが、監禁されていた。フェダーマンは、新たなリーダーだと考えられていた。
フェダーマンは、仲間たちに、尋問に絶える訓練、警察をどう欺くかをVTRに収録していた。「ラビ(導師)カハネの道を実現したい。いつか政府もアラブ人の村に乗り込んで、彼らを追い出し、殺すのもいとわないユダヤ人を必要とする日が来ると思います。アラブ人を攻撃して、追い出すためにね。イスラエルには武器の扱い方を知っている民間人は大勢います。実行に移すのはごく普通の一般のイスラエル人かもしれません。」
ごく一般人が、ある日突然、復讐を誓い銃を握るようになるかもしれない。テロを企てる1人のバックには、何万人もの仲間がいる。和平案に反対していた人たちの考えを、暗殺という極端な形で代弁している。
2003年9月、9人を証拠不十分で釈放。カハネ主義者たちは、ますます結束を固めた。
2003年9月17日、3人のテロリストの判決が出た。ヤーデン・モラグ、殺人未遂(実刑12年)。オファ・ガブリエル、殺人未遂(実刑15年)。シュロミ・ドビア、殺人未遂(実刑15年)。しかし、彼らは黒幕の手先にすぎない。
2004年1月、カハネ主義者たちは、入植地にユダヤ教の礼拝堂と神学校を建設した。しかし、イスラエル政府により、すぐに取り壊された。「ヒトラーの手下どもが!よくもやってくれたな。外国でシナゴーグが破壊されれば、政府は抗議するくせに。」 1ヵ月後、カハネ主義者たちは、神学校を再建した。
ノアム・フェダーマンが逮捕されたが、ヨシ・ベン・バルーフが釈放。「(国内治安機関、アビ・テヒテル長官) これは信仰の力と個人の強い意思がなせる業としか考えられません。長期にわたる拘留や厳しい尋問に絶えられるのは並大抵のことではありません。国内治安機関は、彼らが、どういう人間なのか、また彼らの信仰がいかに強いかを理解しなくてはいけません。同じような強さは、イスラム原理主義にもみられます。イデオロギーが信念となり、人間に強さを齎すのです。カハネ主義者のケースも、その一例だと言えます。」
カハネ主義者たちは、尋問に絶えて釈放を勝ち取った。しかし戦いは終わったわけではない。かたくなにアラブとの戦いを唱え続けるユダヤ過激派。パレスチナとの和平の実現のために、ユダヤ過激派をどう取り締まるのか。イスラエルは今、大きな課題に直面している。
――エルサレムでイスラエルの過激派に拉致されたアブカデール少年。殴打され、生きたまま、油をかけられて燃やされた〔23:25 - 2014年7月5日 〕――ことを知った。
よほど狂暴なのかと思ったら、
こんな10代の少年だ。
どう言えばいいのか、
生きた人間を火で燃やすなんて!
日本人として
残念なのは、
安倍某が
処刑された側の国とでなく、
殺害をした
イスラエルと握手したことだ。
上掲ツイートの主、nofrillsさんは、
――「戦争」というものの存在に、7月1日に初めてリアルさを感じた人。誰か1人でいいから、ガザのツイッターユーザーをフォローしてみてください。見える世界が、変わるはずです。少し古いけれどガザに関するツイートをしている人々のリスト: https://twitter.com/nofrills/gaza-nov2012/members …〔12:43 - 2014年7月3日 〕――
と言われる。
日本のメディアは、
アラブ側のISISの過激団体は伝えても、
イスラエル側の
生きた人間、しかも未成年者を丸焼きにするような
虐殺する団体のことは、
ほとんど伝えない。
nofrillsさんによると、
例外的に、次のような報告をしている。
――「イスラエルの過激派」のことは日本では知らん人が多いかもしれないがNHK BSでやったドキュメンタリー(だと思う)のメモがどなたかのブログにあるのが検索で見つかったのでシェア。 http://ameblo.jp/kirimarukun/entry-10139396820.html … 「私たちに救いをもたらすのは祈りではなく戦い」という集団〔23:30 - 2014年7月5日 〕――
下記にリンク先の記事を
〔資料-2〕として転載しておく。
〔資料-1〕
「Palestinian Mohammad Abu Khdair 'was burned alive'」
BBCニュース(5 July 2014 Last updated at 10:12 )
☆ 記事URL:http://www.bbc.com/news/world-middle-east-28174519
A Palestinian teenager killed in Jerusalem was burned alive, first post mortem examination findings quoted by the Palestinian attorney-general say.
"The direct cause of death was burns as a result of fire," Mohammed al-A'wewy was quoted as saying.
Israeli authorities say the circumstances surrounding the death of Mohammad Abu Khdair, 16, are unclear.
His death followed the abduction and murder of three young Israelis, with violent clashes spreading overnight.
The post mortem examination on Mohammad Abu Khdair was carried out by Israeli doctors, with Saber al-Aloul, the director of the Palestinian forensic institute, in attendance.
The Palestinian official news agency Wafa quoted the attorney-general as saying that Mr Aloul had reported fire dust in the respiratory canal, meaning the victim had "inhaled this material while he was burnt alive".
Mohammad Abu Khdair, who had also suffered a head injury, had burns to 90% of the body, it was reported.
The findings have not been officially released.
Mohammad Abu Khdair's family believe he was killed in revenge for the murders of the three Israeli teenagers.
The bodies of Naftali Frenkel and Gilad Shaar, both aged 16, and 19-year-old Eyal Yifrach were found on 30 June. Their funerals were held on Wednesday.
Thousands attended Mohammad Abu Khdair's funeral on Friday near the family's home in the Shufat district of East Jerusalem.
Hundreds of Palestinian youths clashed with Israeli police in East Jerusalem before and after the funeral.
The clashes continued overnight in the West Bank and spread to Israeli-Arab towns in northern Israel.
Israeli police spokeswoman Luba Samri said protesters burned tyres and hurled rocks. Disturbances were reported in Taibe and Tira.
Police responded with tear gas and stun grenades and more than 20 people were arrested.
Clashes were also reported in the central town of Qalansawe overnight, with Jewish drivers attacked and some cars torched.
Haaretz reported that some 50 Palestinians and 13 policemen were hurt in clashes, which it said had spread to all of East Jerusalem's districts.
It quoted Foreign Minister Avigdor Lieberman as saying that rioters "do not belong in the state of Israel - and until that is resolved, their place is in jail".
PM's pledge
Israeli officials handed the body of Mohammad Abu Khdair to his family on Friday morning.
He was seen being forced into a car in Shufat early on Wednesday and his body was later found in West Jerusalem.
The killing came after the bodies of the three Israeli seminary students were found near the city of Hebron on Monday, two-and-a-half weeks after they were abducted.
Israeli Prime Minister Benjamin Netanyahu blamed their deaths on Hamas. It has denied any involvement.
Mr Netanyahu also condemned the killers of the Palestinian teenager and vowed to bring the perpetrators to justice.
Are you in the areas affected by the recent clashes? You can email your experiences to haveyoursay@bbc.co.uk using the subject 'Israeli-Palestinian clashes'.
Or you can contact us using the form below
〔資料ー2〕
「<シリーズ テロの時代> ユダヤ過激派 ~イスラエル・終わらない戦い~(再)」
サイト「TVから世界へ!きりまる」(2008-09-15 01:23:15)
☆ 記事URL:http://ameblo.jp/kirimarukun/entry-10139396820.html
『<シリーズ テロの時代>ユダヤ過激派 ~イスラエル・終わらない戦い~(再) 』「今後の中東情勢を左右するといわれるユダヤ人過激派グループ。聖地エルサレムの最も重要なモスクの破壊を目指し、イスラエルとイスラム諸国との全面戦争を引き起こす可能性があると指摘されている。イスラエル人ジャーナリストのダン・セットンがその過激派の潜入取材に初めて成功した。イスラエルではユダヤ人の過激派グループがその勢力を強めていると言われる。彼らは80年代に台頭した極右シオニスト、メイル・カハネを師とし、「真のイスラエル」の建国、すなわち神から与えられた約束の地で、ユダヤ教の律法「トーラー」に基づいた神権政治を行うことを理想とする。」
メイル・カハネは、ニューヨークのユダヤ人家庭で生まれ育った。1968年にユダヤ防衛同盟(JDL)を結成。数々の暴動や殺害を企て、国外追放された。1971年にカハネはイスラエルへ移住すると、ただちにカハ党を結成した。1984年、国会議員となるが、カハネが成立を目指した法案を誰も指示しようとしなかった。ついにカハネは議会から追放された。
カハネ派の主張とは、「(カハネ主義者、B・ベン・ヨセフ)私たちに救いをもたらすのは祈りではなく戦いなのです。しかし我が国には、和平を望むなどという連中が大勢います。戦争はイヤだ、死ぬのはイヤだと言うのです。それでは話になりません。徹底的に戦って相手をたたきのめすのです。復讐を果たすのです。」というもの。
そして「先祖が国を追われる前の昔の生活を取り戻すべきだ。イスラエルは神から与えられたユダヤ人の恵みの土地だ。」 彼らは、そこで育つ作物も全て自分たちのものだと思っている。パレスチナ人が育てているオリーブの木が、なぎ倒されている。「ユダヤ教は、異民族が同じ土地に住むことも許されているが、アラブ人は別だ。立ち退かないなら代償を払ってもらう。ここはイスラエルの土地だ。ここに住むことが許されるのはユダヤ人だけなのだ。」「聖典「トーラー」には、私たちこそが、この土地の民だ。国を追われた後にまた戻ってくると記されている。」という。
カハネ主義者のユダヤ過激派たちは、ユダヤ人の居住が許されていないヘブロンの山に入植している。他のパレスチナ自治区においても入植が行われている。入植者は軍事訓練を受けていて、パレスチナ人への襲撃が後を絶たない。
「ユダヤ人が皆、約束の地に家を建てて暮らすようになれば、イスラエル全域がユダヤの土地として栄える。」 カハネ主義者、ナタネル・オゼリは、仲間に家の建て方、武器の使い方を教え、真のユダヤ人を示すために、自給自足の禁欲的な生活をした。毎日かかさず「トーラー」を読んでいたという。オゼリは、カハネ主義者のカリスマ的存在だった。
しかし、2002年、オゼリは、家族の目の前でパレスチナ人により殺害された。オゼリは生前、「私が死んだらこの山に埋めてほしい。」と言っていた。入植者たちは、オゼリの遺体をヘブロンの山に埋めようとしたが、イスラエル軍のパトロール隊に阻止される。「彼らは事の重大さが判っていない。誰が死んでも銃砲を撃って終わり。私たちは、国中を廻ってオゼリの遺体を人々に見せたい。犠牲者はオゼリで最後です。しっかりと眼に焼き付けるがいい。」 「復讐を!復讐は、美徳であり、偉大なことなのです。」 結局、オゼリの遺体は、ヘブロンの墓地に埋葬された。
2000年、各地で、7名のパレスチナ人が殺害された。イスラエルの国内治安機関は、事件の背後に、組織化されたユダヤ人の過激派がいると考えていた。2002年、2人の男が逮捕された。男たちは、爆薬とガソリンを積んだトレーラーをパレスチナ人の小学校の前で爆破させようとしていた。人通りが多く、近くには大きな病院もあった。
「(首謀者シュロミ・ドビア) 政府は民主主義を唱えていますが、この国は、ユダヤ人だけのものではない。政府は「トーラー」の教えに、まるで従っていない。「トーラー」こそが、真の教えです。我々の考え方は欧米の国々の文化や考え方とはまったく違う。本来のイスラエルは今ある国境よりもずっと広いはずだ。イスラエル、レバノン、シナイ半島の一部もユダヤの王国です。民主主義は、汚職、贈賄、嘘にまみれ腐りきっています。ユダヤの王は、神に「トーラー」の教えに基づいた政治をするのです。」
「(犯人シュロミ・ドビア) 復讐は神聖な行為だ。聖典には、ペリシュテ人に眼を抉られたサムソンが、復讐で大勢のペリシュテ人を殺したと書いてある。神が私にそうするように望んだような気がした。毎週のように友人が殺されてゆく。子供に、どうしてお父さんを救けてくれなかったの?と言われて、何かをするべきだったと思った。家には、爆弾もロケット弾もあるのに。軍から簡単に盗める。」
朝の7時30分、子供たちが登校してくる時間に爆発がセットされていた。「パレスチナ人なら誰でもよかった。」「イスラム過激派のように?」「そうとも。」
犯人たちは、トレーラーを置いて車に乗り換えた後、トレーラーのタイヤをパンクさせるのを忘れたのを思い出し、バックして来た。見回りをしていた警察が不審に思い、トレーラーが発見され、事件は未然に防ぐことができた。犯人は、シュロミ・ドビア。ヤーデン・モラグ。オファ・ガブリエル。「(ヤーデン・モラグ)
ヤギを一頭殺されたら、群れごと殺します。銃で1発でも撃ち込まれたら、我々は相手の村を襲撃して何発でも撃ち込みます。片目を潰されたら両目を潰します。眼には眼を・・です。」
「(国内治安機関、アビ・テヒテル長官) パレスチナ人の蜂起が起きて、ここ2年間に7人のパレスチナ人が殺され19人が負傷しました。パレスチナ人だったゆえに狙われたという例は数知れません。ユダヤ人のテロリストは、相手を選びません。幼い子供や病人も標的となります。パレスチナ人を狙った襲撃が相次いでいます。ユダヤ過激派は、今やイスラエルの脅威となっています。彼らはイスラエル兵から武器を奪い、テロ活動を展開しています。世界的な宗教対立を招く火種になりかねません。イスラム教徒10億人とユダヤ教徒1300万人の対立です。」
国内治安機関は、黒幕であると睨んだ、ヨン・ベン・バルーフを逮捕した。地下の独房に収監し尋問をしたが、バルーフは、600日間、黙秘を続けた。「国内治安機関の尋問の辛さときたら、聖母マリアを殺しただろうときかれても頷いてしまうほどです。密告者は裏切り者です。」
国内治安機関は、入植者の幹部メンバーに近づき、密告させようとした。カハネ主義者に焦点を定め、彼らが若者をテロへと突き動かしていると考えた。「(犯人シュロミ・ドビア) 国内治安機関は、目立つ者にしか目を向けていない。ごく普通の信者の不穏な動きには、まるで気づかない。私が爆弾を仕掛けたのは、何故なのかということを知ろうともしない。」
シュロミ・ドビアが逮捕され、ユダヤ人地下組織の構造や、イスラエル軍から盗んだ武器の保管庫が明かになった。2003年8月、国内治安機関は、9人を逮捕。テロ集団の心臓部を付きとめたと思っていた。ルダ川西岸、ヘブロンには、ノアム・フェダーマンが、監禁されていた。フェダーマンは、新たなリーダーだと考えられていた。
フェダーマンは、仲間たちに、尋問に絶える訓練、警察をどう欺くかをVTRに収録していた。「ラビ(導師)カハネの道を実現したい。いつか政府もアラブ人の村に乗り込んで、彼らを追い出し、殺すのもいとわないユダヤ人を必要とする日が来ると思います。アラブ人を攻撃して、追い出すためにね。イスラエルには武器の扱い方を知っている民間人は大勢います。実行に移すのはごく普通の一般のイスラエル人かもしれません。」
ごく一般人が、ある日突然、復讐を誓い銃を握るようになるかもしれない。テロを企てる1人のバックには、何万人もの仲間がいる。和平案に反対していた人たちの考えを、暗殺という極端な形で代弁している。
2003年9月、9人を証拠不十分で釈放。カハネ主義者たちは、ますます結束を固めた。
2003年9月17日、3人のテロリストの判決が出た。ヤーデン・モラグ、殺人未遂(実刑12年)。オファ・ガブリエル、殺人未遂(実刑15年)。シュロミ・ドビア、殺人未遂(実刑15年)。しかし、彼らは黒幕の手先にすぎない。
2004年1月、カハネ主義者たちは、入植地にユダヤ教の礼拝堂と神学校を建設した。しかし、イスラエル政府により、すぐに取り壊された。「ヒトラーの手下どもが!よくもやってくれたな。外国でシナゴーグが破壊されれば、政府は抗議するくせに。」 1ヵ月後、カハネ主義者たちは、神学校を再建した。
ノアム・フェダーマンが逮捕されたが、ヨシ・ベン・バルーフが釈放。「(国内治安機関、アビ・テヒテル長官) これは信仰の力と個人の強い意思がなせる業としか考えられません。長期にわたる拘留や厳しい尋問に絶えられるのは並大抵のことではありません。国内治安機関は、彼らが、どういう人間なのか、また彼らの信仰がいかに強いかを理解しなくてはいけません。同じような強さは、イスラム原理主義にもみられます。イデオロギーが信念となり、人間に強さを齎すのです。カハネ主義者のケースも、その一例だと言えます。」
カハネ主義者たちは、尋問に絶えて釈放を勝ち取った。しかし戦いは終わったわけではない。かたくなにアラブとの戦いを唱え続けるユダヤ過激派。パレスチナとの和平の実現のために、ユダヤ過激派をどう取り締まるのか。イスラエルは今、大きな課題に直面している。
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