のんきに介護

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どこまで責任を問われるのか、議会外発言

2012年06月22日 11時43分08秒 | Weblog
短文投稿サイト「ツイッター」の発言から

1968年生まれで43歳、

庭山(にわやま)由紀氏に対する

桐生市議会での

除名の懲罰動議が可決されました。

庭山氏は、2007年の桐生市議選で初当選。

11年に再選し、

2期目だった方です。

ジャーナリストの中山岳氏との

インタビューの内容が、

「ツイッター発端で桐生市議失職、庭山氏 『議会外発言の言葉狩り』」

と題して、東京新聞に掲載されています。


応答のいくつかをピックアップし、

ご紹介します。

 ――除名を受け今後、どうするのか。

 「議会外のツイッターは、除名の懲罰対象に当たらない。議会に戻るために裁判などの行動を取るか、市議に執着せず子どもを健康被害から守るための活動をするかなど考えている。識者らと相談している」


  ――懲罰動議について議会内で明確な弁明をせず、議会などの批判をしただけだった。なぜか。

 「弁明しても、多数派の市議やマスコミから足を引っ張られる餌(材料)に使われる。長い説明を議場でしてもマスコミに一部をつぎはぎされるのが嫌で、公平に伝えてくれない不信感もあった。言いたいことはブログに書いた」
 
 ――ネットの一部の表現が過激との批判がある。
 
「なぜそう思うのか逆に聞きたい。言葉狩りではないか。ツイッターでどんな言葉を使うかは表現の自由。私が議会や市役所の問題の内部告発のようなことをやり、議員を続けられたのは、ネットがあったから。議会や行政の中だけの問題や情報がネットで表に出て反響もあった」

 ――あえて過激な発言を選んだか。
 
 「選んでいる。ネットで丁寧に長々と書いても誰が振り返るのか。関心や疑問を持ってもらえなければ、皆さんに考えてもらえない。ツイッターの言葉は新聞の見出しのようなものだ」

とのことです。
 

「批判も含め、

発言を見た人が放射能汚染のことを今より考えるようになれば、

成果があった。

怖いのは放射能汚染や地方議会の問題などへの皆さんの『無関心』だ

というのが離職の弁なようです。
 
ちなみに、動議の対象になったツイッタ―上の発言は、

市内の献血活動に対してのものでした。

「放射能汚染地域に住む人の血って、ほしいですか」

血に混じって

セシウム等、放射性物質が

体内を流れている、

というのは、普段、気付かないですし、

また、放射能汚染されている

地域の人にとっては、

認めたくない事実でしょう。

しかし、体の中で確かに生起している

実態なのです。

除名の背景には、

庭山市議はこれまで

「(群馬県)桐生市は汚染地域で、住民は内部被ばくしている。訂正も 謝罪もしない」

などと指摘されていたことがあるようです。

しかし、あるものはあります。

しかしながら、

これだけ話題となり、

市議を免職させたほどなのに、

桐生市の放射能汚染度は、

依然として、不明です。

市のHPに掲示されていますのは、

空間線量です。

ご確認しておいて下さい。


☆ 放射線量分布状況調査結果について

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