のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

考え方の“お手軽さ”が・・・どうも、です。

2013年05月10日 01時25分20秒 | Weblog
岡良君‏@oka1029ri2さんのツイートです。

憲法改正要件の

各国対比の表を紹介して下さってます(リンク)。

――憲法96条改訂について、日本は厳しすぎると盛んに強調しているが決してそんな事はない。
米・各院2/3州議会3/4  独・連邦議会2/3連邦参2/3 韓・国会2/3国民投票1/2 加・各院1/2州議会2/3 仏・各院1/2両院3/5 pic.twitter.com/JLlKCLvLsJ――

とのことですよ。




ハードルが高いほど、

それを乗り越えた人間の情熱の深さが

際立つ。

この間、

映画「リンカーン」を観た。

奴隷制度の禁止条項を

定めるにあたり、

リンカーンの人として悩む姿が

感動的だった。

映画だから、

当然、

フィクションが含まれる。

でも、

黒人と白人の平等が

ユークリッド原論の

「同じものに等しいものは互いに等しい。

(a=b,a=c→b=c)」

という公理1

酒井文雄・文「ユークリッドの原論」参照)に照らして、

リンカーンが

奴隷制を

廃止するべきと納得するシーンが

印象的だった。

というのも、

奴隷制という制度の内にある

不条理が

数式に還元されて

合点するという発想に

かえって人としての揺らぎを

感じたからだった。

憲法は、

改正されるべきとしても、

迷って迷って、

なされるべきものと思う。

そして

迷い抜いた挙句に見える晴れ間、

上から小石を落として

こつんと

音がするのを聴くような

境地になってから

改正すべきを改正すべきなのだろう。

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