Nat King Cole - "There Will Never Be Another You"
この曲は1942にMack Gordonが作詞、Harry Warrenが作曲して、
翌年の1943年にNat King Coleが歌ってレコード化しました。
歌詞は次の通りです。
This is our last dance together,
Tonight soon will be long ago.
And in our moment of parting,
This is all I want you to know...
There will be many other nights like this,
And I'll be standing here with someone new.
There will be other songs to sing,
Another fall...another spring...
But there will never be another you.
There will be other lips that I may kiss,
But they won't thrill me,
Like yours used to do.
Yes, I may dream a million dreams,
But how can they come true,
If there will never, ever be another you?
* interlude *
Yes, I may dream a million dreams,
But how can they come true,
If there will never, ever be...
Another you?
(以下和訳・「There will be many other nights like this」以降)。
こんな夜はこれから先も迎えるんだろうな。
そして、僕は新しい誰かとここに突っ立っているんだ、多分。
歌う歌は他にもたくさんあるし、
秋も春もまためぐってくるだろう。
・・・だけど、あなたの代わりになる人はいないだろう。
これからもキスはするだろう。ただし、他の人と。
でもな、あなたとした時のようにはドキドキ感は、ないんだろうな。
そう、僕には星の数ほど夢があるんだよ。
これからだってそう。
・・・だけど、一体その夢をどうやってかなえたらいいのだろう。
もし、あなたの代わりになる人がいないんだったとしたら。
――
この曲、中村八大も演奏してます。以下のサイトにアクセスすれば聞けますよ!
http://jp.youtube.com/watch?v=2gCqghIw2Dw
この曲が出来たとき、日米ともに戦時下でした。
いい曲とは思います。
しかし、未練たらしいと言えば、未練たらしい。
(男女の愛は、いつもそうだけど・・・)
日本で作詞作曲されたなら、戦意喪失につながるという理由から、
即発売停止の事態になっていたでしょうね。
かの国で許された“甘さ”は、わが国では認められなかったでしょう。
心が偏狭だったのかもね。
これは、文化的な後進性の現れでもあるでしょう。
国家の大事を笑いながら論じてもいい、それを許すゆとりが、
実は、強さの証なのだと思います。
臆病で神経質なため、同胞を死地に赴かせた軍人たちと、
そして、死地に赴かされ、頭を使うことを忘れた愚かな人たちの群れ!
なるべくしてなった悲劇的結末を考えると、気持ちが沈みます。
中村八大がこの曲を演奏しえたのは、その意味で、貴重な“戦後”の記録です。
この曲は1942にMack Gordonが作詞、Harry Warrenが作曲して、
翌年の1943年にNat King Coleが歌ってレコード化しました。
歌詞は次の通りです。
This is our last dance together,
Tonight soon will be long ago.
And in our moment of parting,
This is all I want you to know...
There will be many other nights like this,
And I'll be standing here with someone new.
There will be other songs to sing,
Another fall...another spring...
But there will never be another you.
There will be other lips that I may kiss,
But they won't thrill me,
Like yours used to do.
Yes, I may dream a million dreams,
But how can they come true,
If there will never, ever be another you?
* interlude *
Yes, I may dream a million dreams,
But how can they come true,
If there will never, ever be...
Another you?
(以下和訳・「There will be many other nights like this」以降)。
こんな夜はこれから先も迎えるんだろうな。
そして、僕は新しい誰かとここに突っ立っているんだ、多分。
歌う歌は他にもたくさんあるし、
秋も春もまためぐってくるだろう。
・・・だけど、あなたの代わりになる人はいないだろう。
これからもキスはするだろう。ただし、他の人と。
でもな、あなたとした時のようにはドキドキ感は、ないんだろうな。
そう、僕には星の数ほど夢があるんだよ。
これからだってそう。
・・・だけど、一体その夢をどうやってかなえたらいいのだろう。
もし、あなたの代わりになる人がいないんだったとしたら。
――
この曲、中村八大も演奏してます。以下のサイトにアクセスすれば聞けますよ!
http://jp.youtube.com/watch?v=2gCqghIw2Dw
この曲が出来たとき、日米ともに戦時下でした。
いい曲とは思います。
しかし、未練たらしいと言えば、未練たらしい。
(男女の愛は、いつもそうだけど・・・)
日本で作詞作曲されたなら、戦意喪失につながるという理由から、
即発売停止の事態になっていたでしょうね。
かの国で許された“甘さ”は、わが国では認められなかったでしょう。
心が偏狭だったのかもね。
これは、文化的な後進性の現れでもあるでしょう。
国家の大事を笑いながら論じてもいい、それを許すゆとりが、
実は、強さの証なのだと思います。
臆病で神経質なため、同胞を死地に赴かせた軍人たちと、
そして、死地に赴かされ、頭を使うことを忘れた愚かな人たちの群れ!
なるべくしてなった悲劇的結末を考えると、気持ちが沈みます。
中村八大がこの曲を演奏しえたのは、その意味で、貴重な“戦後”の記録です。
未鎌があるぐらい~好きって~いいかもぉ(^^)
某所から~某所に行く途中~通天閣が見えて~うれしかったです(^^)
登ったこと~ない~~けれど・・・綺麗だった。。。
ところで、僕も通天閣を見るとほっとします。大阪人なんですね。
中村八大さんや渡辺貞夫さんの若い時の演奏が聴けたのもラッキーでした。
歌も時代に強く反映されるものですね。
でも、僕は、ジャズは苦手です。インターネットで調べて、この曲の歌なしでの演奏に触れたとき、
(これ、ジャズやないかい!)と、げっそりしました。
ただ、これを機会に、また挑戦することがあるやもしれません。その節はよろしく。
なお、「空をこえて ラララ 星のかなた・・・」というあの鉄腕アトムの主題歌もベースにあるのは、ジャズらしいですよ。
あまり楽曲に詳しくないので、リサーチはそこで中止しましたが。
だってこの歌詞の気持ち
すごくわかるんだもん(^_^)
切ないよぉ~
ただ、どんなに悲しい別れ方をしても、その相手の人が“生きている”ことが自分の生きる大きな励みになります。
同じ空気を吸っている!
あるいは、同じ天を仰いでいる!
ひょっとすると、今、自分と同じように昔を懐かしんでいるかもしれない・・・のです。そう想像するだけでも楽しいではないですか。
愛情の度合いが強いと、忘れようとして忘れられるものではありません。むしろ、忘れないのが自然で、無理して、忘れる必要はないと思います。
それを未練と言うなら、未練と呼べ!
という感じですね。
未練万歳です!
もし、僕が失恋の当事者なら、そんな風に開き直ります。
(って、なんだか失恋の体験がなさそうな言いようですが)
しかし、否定的に聞こえて仕方ない物言いをしたのは、戦没者の青春がどこにあったのかということを問いたかったからです。彼らは、失恋しても、同じ空、同じ空気を語る余裕はなかったでしょう。明日は、もろともに死ぬかもしれない、しかし、それを望んで戦地に赴かなかったでしょう。お国を守る、その一心だったことでしょう。そんな彼ら戦没者にとって、紹介したこの曲の主題は、やっぱり“未練がましい”ものとして目に映るのだろうな、ということです。