虐待事例数から見て、高齢者介護を家族に任せるには限界がある

白石草
‏@hamemen さんのツイート。

――香川県内の高齢者虐待、過去最多　同居家族の加害が８割：朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASJ2S6HLGJ2SUBQU00K.html …〔23:11 - 2016年2月24日 〕――

〔資料〕

「香川県内の高齢者虐待、過去最多　同居家族の加害が８割」

　　　朝日新聞：石田貴子さん・文（2016年2月24日19時44分）

☆　記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASJ2S6HLGJ2SUBQU00K.html



　香川県は２０１４年度の県内の高齢者虐待の状況をまとめた。家庭内で虐待と確認されたケースが１４３件あり、０６年度の調査開始以降で最多だった。

　県長寿社会対策課によると、家庭内での高齢者虐待に関する相談・通報は２０６件で前年度より４０件増。相談・通報が増えたことについて同課の担当者は「社会問題として対応しようという意識が普及してきたためでは」と分析する。相談・通報をした人はケアマネジャーやヘルパーが３２・９％と最も多く、警察（１７・９％）、家族・親族（１６・３％）と続いた。被虐待者本人は６・１％だった。

　実際に虐待を受けたと判断したのは１４３件（１４８人）。虐待の内容（複数回答）は身体的虐待が７５・０％と最も多く、次いで心理的虐待が３７・８％、経済的虐待が２３・０％、介護等放棄が１８・９％だった。

　虐待を受けているのは女性が８１・１％で、７５歳以上が６６・９％を占めた。８３・８％は虐待者と同居しており、虐待しているのは息子（３９・４％）、夫（１９・４％）、娘（１４・２％）の順で多かった。