のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

今のぼくらは幾重にもウソに囲まれている――記事転載

2012年04月08日 02時17分48秒 | Weblog
下記、ブログ記事において

暴露されているのは、

現実を見えにくくする

嘘が満ちた空気のメカニズムです。

記事の転載をします。

サイトURLは、

「http://rooftop.cc/column/tanakayu/004131.php」です。

私たち国民は、

主権者というだけで、

事実が目に入らないように

覆いを被されています。

「最大の利権」という記事でも

述べましたけれど、

今、喫緊の課題とすべきは、

除染ではありません。

正しく放射性物質の散らばり具合いを

調べることです。

それによって、

今後生じる病気との

因果の関係が辿れます。

言って見れば、

それが明確であることが

国家による補償を確保する上での

命綱です。

「除染の前に、全国規模で、

まき散らされた放射性物質の正確な計測を」

との訴えが

なされる所以です。

一人でも多くの方の共感を得ますように。






第二十八回「『流言飛語』という流言飛語」 田中優

今のぼくらは幾重にもウソに囲まれている

(2012.03.22)



3.11地震の直後、千葉のコンビナートにあるコスモ石油の液化天然ガスタンクで爆発が起こり、有害物質が降ったとのチェーン・メールが流れた。それに対しコスモ石油は「爆発により有害物質が雲などに付着し、雨などと一緒に降るという記載がありますが、このような事実はありません」と述べ、新聞も追従した。しかし6月30日の千葉県議会で、「隣接する劣化ウラン保管施設も延焼していた」ことが明らかになった。


デマ呼ばわりした報道のほうがデマだったのだ。しかし多くの人は気づかないまま、今でも劣化ウランの延焼はウソだと思っている。被曝してるかもしれないが、残念ながらα線の測定はほとんど困難。福島の汚染地帯では、α線の測定器は持ち込みを禁止されていた。超危険物のプルトニウムが飛び散ったのかどうか、まだ分からない。ただ分かっているのは汚染された現地に枝野官房長官は全身防護服で訪れ、周囲の人たちは単なる白衣と簡易マスクをしただけだったということだ。


こんな記事もある。東京の「アルファ通信」が、測定器の「欠陥」や「納期遅延」を理由に文科省から契約を解除された。しかし社長は「文科省は表示される数値を2割程度、低くするように求め、それでは数値の改ざんだと言うと断られた」と言う。先日、偶然に政府が唯一認める日立アロカ社の放射能測定器を新旧2台並べて測定することになった。1台は事故以前のもの、もう1台は事故後のものだ。なんと、明らかに新しい測定器のほうが感度が悪いのだ。しかし安い測定器はあてにならないことにされているし、これが唯一政府の認める装置なのだ。ぼくらは幾重にもウソに囲まれている。どっちがデマか考えなくちゃいけない。これが今ぼくらの現実なのだ。

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