老いって、痛いものですね。
若い頃は、この点、誤解してました。
年寄りって、日向ぼっこしてるイメージでした。
たとえば、手に持った老眼鏡は、そのシンボルでした。
しかし、肝心なこと、忘れてました。
目を例にとりますと、
年を取る分、眼のレンズを動かす筋肉の力が弱まります。
しかし、決して、のらりくらりしているわけでなく、
(筋肉がゆったりした動きになるから、楽じゃないの?)
という見方は、違うのですな。
眼鏡をかけるでしょう。
よく見えるようにはなる、しかし、それは同時に、眼球に大きな負担を強います。
その内、目に痛みが走り出します。
結果、眼鏡を捨て去るように、どこかに放置します。
そして一旦、放置すれば、
記憶力の衰えも手伝って、そのまま、眼鏡の所在が分からなくなるのです。
・・・
いつの間にか、「目が痛んだ」という嫌な記憶とともに
眼鏡の所在を忘れ去っているわけです。
補聴器も同じ、です。
利用に「痛さ」を伴うようです。
「よく聞こえるようになった」イコール「楽に聞こえる」ではない、
これは、電話の話し声が耳に痛い現象から考えても、
納得されますね。
「スイッチを入れれば誰でも使える掃除機とは違います!」
と言うのは、大貫悦信さんです。
(→「補聴器のプロが明かす、絶対失敗しない買い方」参照)。
何十万円も出して、せっかく買った補聴器を使いこなせる人は、
一割に満たないそうです。
補聴器ほどではないにしても、入れ歯も同じ問題を抱えています。
不快感が高いと、ついつい外してしまいます。
その内、所在不明です。
発見されたときは、使い勝手が悪く、
用をなさなくなっている可能性があります。
歯肉が加齢とともに萎縮し、
入れ歯が口に合わなくなってしまうのですね。
これ等、入れ歯や補聴器、眼鏡といった身体補助具は、
別の表現をすれば、矯正的な衣服です。
順序としては、まずは、良心的な歯科医、耳鼻咽喉科医、眼科医
にかかり、治療優先です。
その後に器具のお世話になります。
しかし、どんなに寸法をきちんと測り、丁寧に作り込まれたものであっても
矯正的である限り、どこか肉体的に面白くないところが残る、
そう頭から飲み込んで器具に接すると、少しは所在不明になり難くなるのかも、です。
若い頃は、この点、誤解してました。
年寄りって、日向ぼっこしてるイメージでした。
たとえば、手に持った老眼鏡は、そのシンボルでした。
しかし、肝心なこと、忘れてました。
目を例にとりますと、
年を取る分、眼のレンズを動かす筋肉の力が弱まります。
しかし、決して、のらりくらりしているわけでなく、
(筋肉がゆったりした動きになるから、楽じゃないの?)
という見方は、違うのですな。
眼鏡をかけるでしょう。
よく見えるようにはなる、しかし、それは同時に、眼球に大きな負担を強います。
その内、目に痛みが走り出します。
結果、眼鏡を捨て去るように、どこかに放置します。
そして一旦、放置すれば、
記憶力の衰えも手伝って、そのまま、眼鏡の所在が分からなくなるのです。
・・・
いつの間にか、「目が痛んだ」という嫌な記憶とともに
眼鏡の所在を忘れ去っているわけです。
補聴器も同じ、です。
利用に「痛さ」を伴うようです。
「よく聞こえるようになった」イコール「楽に聞こえる」ではない、
これは、電話の話し声が耳に痛い現象から考えても、
納得されますね。
「スイッチを入れれば誰でも使える掃除機とは違います!」
と言うのは、大貫悦信さんです。
(→「補聴器のプロが明かす、絶対失敗しない買い方」参照)。
何十万円も出して、せっかく買った補聴器を使いこなせる人は、
一割に満たないそうです。
補聴器ほどではないにしても、入れ歯も同じ問題を抱えています。
不快感が高いと、ついつい外してしまいます。
その内、所在不明です。
発見されたときは、使い勝手が悪く、
用をなさなくなっている可能性があります。
歯肉が加齢とともに萎縮し、
入れ歯が口に合わなくなってしまうのですね。
これ等、入れ歯や補聴器、眼鏡といった身体補助具は、
別の表現をすれば、矯正的な衣服です。
順序としては、まずは、良心的な歯科医、耳鼻咽喉科医、眼科医
にかかり、治療優先です。
その後に器具のお世話になります。
しかし、どんなに寸法をきちんと測り、丁寧に作り込まれたものであっても
矯正的である限り、どこか肉体的に面白くないところが残る、
そう頭から飲み込んで器具に接すると、少しは所在不明になり難くなるのかも、です。
最近仕事で検索したところ貴方のブログ
を読み始めました。
視点の違いがとても新鮮です。
またキマスね。
ブログは、想像力を掻き立てるところが面白いですね。
また、いつでもどうぞ。