この記事は、
「TPPは貿易協定の衣を着た企業による世界支配の道具」
と題する
動画を理解するための導入部、
つまり、
予備知識の提供のつもりで
書きました。
*動画サイトは、
下の方のURLをクリックすれば
飛べます。
<解説>
TPPはトロイの木馬だと言われています。
米国と環太平洋8カ国との間で
もう2年にもわたり秘密裏に交渉が重ねられ
ネタは練られたと見ていいでしょう。
トロイの木馬に譬えられるのは
貿易協定という外見を取りながら、
実は企業の新しい権利と特権を保証し
企業による統治に
強制力をもたせる仕組みが仕込まれているからです。
なんてたって、
TPPを
調印した暁には
外国企業は
国際法廷を介して
その国の法律・規制・行政手続きを超える力を持ち、
気に入らない法規に
罰則を課すことができるようになります。
しかも協定の形を取るので、
セメントのように一度固まってしまったら
参加国全員が同意しない限り
規則は変更できません。
具体的には、
たとえば、
次のような事柄で
調印国を束縛できます。
)巨大製薬会社の
特許枠を拡大し医薬品のコストを上げらること。
)参加国に厳しい著作権法を採用させること。
)各国の金融規制を制限すること
(規制の制限ですから、制限される限り、
自由になるわけです。
例をあげれば、
リスクが多いとして販売規制がかかっていた
金融商品が
それと教えられることなく、
市場に出回ることになります)
――などなどです。
敵を欺くには
味方から
というわけでしょうか。
アメリカの議員にも秘密にされ
交渉されていたようです。
ただし、600人もの企業顧問には、
草案へのアクセスが許されていたらしいです
(ウォラック<注>の証言)。
もし、調印されたならば、
1%の富裕層、
すなわち、大企業による世界統治が
完成すると言われています。
*<注> ロリ・ウォラック(Lori Wallach) :フェアトレード団体
「パブリックシチズン」(Public Citizen)のグローバル・トレード・ウォッチ代表。
☆ http://democracynow.jp/video/20120614-2
「TPPは貿易協定の衣を着た企業による世界支配の道具」
と題する
動画を理解するための導入部、
つまり、
予備知識の提供のつもりで
書きました。
*動画サイトは、
下の方のURLをクリックすれば
飛べます。
<解説>
TPPはトロイの木馬だと言われています。
米国と環太平洋8カ国との間で
もう2年にもわたり秘密裏に交渉が重ねられ
ネタは練られたと見ていいでしょう。
トロイの木馬に譬えられるのは
貿易協定という外見を取りながら、
実は企業の新しい権利と特権を保証し
企業による統治に
強制力をもたせる仕組みが仕込まれているからです。
なんてたって、
TPPを
調印した暁には
外国企業は
国際法廷を介して
その国の法律・規制・行政手続きを超える力を持ち、
気に入らない法規に
罰則を課すことができるようになります。
しかも協定の形を取るので、
セメントのように一度固まってしまったら
参加国全員が同意しない限り
規則は変更できません。
具体的には、
たとえば、
次のような事柄で
調印国を束縛できます。
)巨大製薬会社の
特許枠を拡大し医薬品のコストを上げらること。
)参加国に厳しい著作権法を採用させること。
)各国の金融規制を制限すること
(規制の制限ですから、制限される限り、
自由になるわけです。
例をあげれば、
リスクが多いとして販売規制がかかっていた
金融商品が
それと教えられることなく、
市場に出回ることになります)
――などなどです。
敵を欺くには
味方から
というわけでしょうか。
アメリカの議員にも秘密にされ
交渉されていたようです。
ただし、600人もの企業顧問には、
草案へのアクセスが許されていたらしいです
(ウォラック<注>の証言)。
もし、調印されたならば、
1%の富裕層、
すなわち、大企業による世界統治が
完成すると言われています。
*<注> ロリ・ウォラック(Lori Wallach) :フェアトレード団体
「パブリックシチズン」(Public Citizen)のグローバル・トレード・ウォッチ代表。
☆ http://democracynow.jp/video/20120614-2
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