のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

細野剛志大臣の、福岡に地における「がれき、いらんかえ~」の声があおる民衆の不安

2012年03月27日 15時54分14秒 | Weblog
3月25日、細野豪志環境大臣は

福岡市を訪れ、

小川洋福岡県知事と高島宗一郎福岡市長と会談。

何を話し合っていたかと言うと、

福岡に被災3県のがれきを押し込む算段です。

しかし、今回は、

神奈川の場合と異なって、“住民の理解”を求めて

ガイガーカウンターで

被災地のがれきの放射能汚染度を測定するような愚は犯さず、

密室での

説明に終始したようです。

住民に理解を得るには

やっぱり“締め出し”が肝要と言うことでしょうか

NETIBニュース「福岡県がれき受け入れ 『密室』の説明会があおる不安」参照)。


ただ、細野豪志環境相は、

25日昼頃には、小倉駅前にて、

がれきの広域処理について理解を求める街頭演説を行ないました。

もちろん、演説であって

住民の理解を求めたわけではありませんから、

密室性は保たれています。

街頭演説後、細野大臣は、IWJの直撃インタビューに応じたらしいです。

ミステイクってやつですね。

(保護者はおらんのか)

というバカぶり発揮です。

こんな具合です。



IWJ:北九州市だけで一体、年間何万トンのがれきを処理できるかご存知ですか?


細野大臣:北九州市では、仮設の焼却施設を作っていますので、今、一応、仮設だけで300万×5ですから、それこそ1000万トン以上のがれきを処理できるようにはなっていますね。

IWJ:この前の新聞報道だと、年間4万トンしか処理能力がないと新聞には出てたんですが、その点はどうお考えでしょうか?

細野大臣:北九州の処理方法をこれからどういう風にしていくかというのは、まさに、これからしっかりと市長をはじめとして、話し合いを含めてした上で、決めていきたいと思いますので、国で勝手に決めるというわけではありません。


上のやり取りが記録されている映像は、

下記を

クリックしてご覧下さい。

YOU-TUBE
【IWJ福岡】北九州市での震災がれき受け入れについて 細野環境大臣

石巻のがれきの量は、600万トン以上です。

「北九州市で仮設の焼却施設を作って、1000万トン以上のがれきを処理できる」と、

口を滑らせた細野大臣が

数字を勘違いしていたのでなければ

石巻のがれきの相当部分を

北九州が担当することになる可能性があります。

そもそも広域処理を推進する理由として

環境省が掲げているのは、

被災地の処理能力以上のがれきが発生し、地元の処理施設だけでは対応できない。

新たに建てるとなると時間がかかるので、

既存の施設を活用するために

全国の自治体に引き受けてもらうとのことでした。

しかし、今焼却施設を作っているということになると、

何故被災地に大規模な処理施設を作らないのか

という話になる。

愛知県に50万トン分の埋め立て施設を作るという動きも同様です

(MERCURY「愛知県がガレキ受入れ用施設を整備 50万トン受け入れる意向」参照)。

この際、細野大臣には、

クリアランス・レベルを超える

放射能を有する瓦礫をあちこちに持­ち出して処理しようと言うことは、

違法行為に手を染めることだ、と理解してもらわねばなりません。

助け合うかどうかという問題ではなくて、

これ­は明白な違法行為です。

細野大臣がどう言葉を飾ろうが、

汚染がれき拡散には、大義名分などありません。

直接、上の話と関係ないですけど、

ツイッタ-で

次のような発言を見つけました。

「絆」に関してです。

細野大臣にはしっかり受け止めて

もらいたい感覚です。

岩城 花野子さんの発信です。

――「絆」の右側がもう、「¥」にしか見えない。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿