福島第一原発事故で
高レベルに汚染された福島県飯舘村で、
男児の出生率が極端に減っていると言います。
2011年12月~2013年1月までの出生数は、
女児36人に対し、
男児18人と半数にとどまるそうです
(「税金と保険の情報サイト」参照/リンク)。
飯舘村の住民は、深刻な被ばくを受けました。
その飯舘村で発生した異常事態です。
男女の出生比率に
上に見たように極端なかたよりがみられます。
一般に受胎から
出生まで265日強とされます。
福島第一原発の事故は、
2011年3月14日なので、
同年11月以降に生まれた子どもは、事故後に受胎した可能性が高い。
厚生労働省の統計によると、
全国的な出生比率は、
明治32年~2009年まで、一貫して男児の方が少し多く、
女児が上回ったことは一度もないのです。
こういった現象について、
説明的な情報を記載する専門家もいるようです。
がん治療を専門とする
「リンパ球バンク株式会社」
のブログによると、女性に比べ、
男性の方が放射線の影響を受けやすいのだ!!
ということです。
理由は、こうです。
性を決める染色体が、
男性では「X・Y」と対になっていないため、
「X・X」の女性に比べ、
修復力が弱いからだ、と。
ただ、影響は、
出生率だけではなさそうです。
データー上も、突然死が増えているように感じます・・
(ブログ:「ずくなしの冷や水」参照/リンク)
参考までに、
今朝あった作業員男性死亡のニュース、下に転載しておきます。
ところで、福島事故以前、
何らかの作業中、突如意識不明の重体。
間もなく死亡という事件などは
まずありえなかったでしょ?
実際、そのような
報道を、
今までの自分の人生で、
僕は、目にしたことがありません。
放射性物質が浮遊しない
工事現場では、
足を踏み外し落下する等のケースを除けば、
今でも、
原因不明で
突如死亡するケースは
まずない、
と見て良いわけです。
しかし、たとえ事実として
その死を確認しえたとしても、
「突然死が増えている」
というのは、
単なるデマだと決めてかかる人を
時折、見かけます、
しかし、それではなぜ、
福島第1原発での事故を境にして
このような事象が生じているのかにつき、
説明すべきです。
それをしないでおいて、
「ストレスが原因で死ぬ」
という結論のみを主張して譲らないのは、
事実をきちんと見るのが
仕事の医者、あるいは、科学者として
問題ありなのではないでしょうか。
■ 資料
「片付け作業員男性死亡 川内の国直轄除染現場」
福島民報(2013/03/01)
28日午後4時15分ごろ、川内村下川内の国直轄除染現場で、作業に当たっていたいわき市の男性(54)が突然倒れ、同僚が119番通報した。男性は意識不明の状態で小野町の病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。
環境省福島環境再生事務所によると、国直轄除染の現場での作業員の死亡は今回が初めて。男性は木の片付け作業をしていた際に倒れたという。同事務所は元請け企業などから当時の状況を聞いている。
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