のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

「突然死」は、増加傾向にあるのだろうか

2013年03月01日 15時40分19秒 | Weblog

福島第一原発事故で

高レベルに汚染された福島県飯舘村で、

男児の出生率が極端に減っていると言います。

2011年12月~2013年1月までの出生数は、

女児36人に対し、

男児18人と半数にとどまるそうです

(「税金と保険の情報サイト」参照/リンク)。

出生率
 

飯舘村の住民は、深刻な被ばくを受けました。

その飯舘村で発生した異常事態です。

男女の出生比率に

上に見たように極端なかたよりがみられます。

一般に受胎から

出生まで265日強とされます。

福島第一原発の事故は、

2011年3月14日なので、

同年11月以降に生まれた子どもは、事故後に受胎した可能性が高い。

厚生労働省の統計によると、

全国的な出生比率は、

明治32年~2009年まで、一貫して男児の方が少し多く、

女児が上回ったことは一度もないのです。

こういった現象について、

説明的な情報を記載する専門家もいるようです。

がん治療を専門とする

「リンパ球バンク株式会社」

のブログによると、女性に比べ、

男性の方が放射線の影響を受けやすいのだ!!

ということです。

理由は、こうです。

性を決める染色体が、

男性では「X・Y」と対になっていないため、

「X・X」の女性に比べ、

修復力が弱いからだ、と。

ただ、影響は、

出生率だけではなさそうです。

データー上も、突然死が増えているように感じます・・

(ブログ:「ずくなしの冷や水」参照/リンク

参考までに、

今朝あった作業員男性死亡のニュース、下に転載しておきます。

ところで、福島事故以前、

何らかの作業中、突如意識不明の重体。

間もなく死亡という事件などは

まずありえなかったでしょ?

実際、そのような

報道を、

今までの自分の人生で、

僕は、目にしたことがありません

放射性物質が浮遊しない

工事現場では、

足を踏み外し落下する等のケースを除けば、

今でも、

原因不明で

突如死亡するケースは

まずない、

と見て良いわけです。

しかし、たとえ事実として

その死を確認しえたとしても、

「突然死が増えている」

というのは、

単なるデマだと決めてかかる人を

時折、見かけます、

しかし、それではなぜ、

福島第1原発での事故を境にして

このような事象が生じているのかにつき、

説明すべきです。

それをしないでおいて、

「ストレスが原因で死ぬ」

という結論のみを主張して譲らないのは、

事実をきちんと見るのが

仕事の医者、あるいは、科学者として

問題ありなのではないでしょうか。

 

■ 資料

「片付け作業員男性死亡 川内の国直轄除染現場」

    福島民報(2013/03/01)
 

 28日午後4時15分ごろ、川内村下川内の国直轄除染現場で、作業に当たっていたいわき市の男性(54)が突然倒れ、同僚が119番通報した。男性は意識不明の状態で小野町の病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。
 環境省福島環境再生事務所によると、国直轄除染の現場での作業員の死亡は今回が初めて。男性は木の片付け作業をしていた際に倒れたという。同事務所は元請け企業などから当時の状況を聞いている。

 


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