のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

福島県知事は、東電に安全宣伝をするよう依頼していた

2012年08月09日 15時54分39秒 | Weblog
昨年3月14日、

福島県知事は、東京電力に

『いま北西の風が吹いており、

観測された放射線量から健康に被害が出る心配はない』

と地元民に思わせるべく、

報道機関に

そのように発表して欲しい旨、

働きかけていた事実が判明したようです

(下記ニュース参照)。

安全デマ垂れ流しの張本人が首長だったという

地元民にとっては、

断腸の思いでしょうね。

こんな人物が

知事なら

山下俊一のような

放射線科やぶ部門担当医師が

やってきますわな。




<資料>

「健康被害ない」と広報を 爆発直後、福島県が東電に要請か 


    河北新報社  (2012年08月09日)


 福島第1原発3号機で昨年3月14日に起きた水素爆発の直後、福島県が東京電力に「健康被害の心配はない」とする文言を報道発表資料に記載するよう要請していたことが8日、東電が報道関係者に公開している社内テレビ会議の録画映像で分かった。
 映像によると、昨年3月14日午後1時20分ごろ、東電広報班が同社福島事務所からの依頼として「3号機の爆発に関するプレス(報道発表)文に、福島県知事から『いま北西の風が吹いており、観測された放射線量から健康に被害が出る心配はない』という文言を入れたい、入れてほしいという話があった」と東電本店非常災害対策室に連絡した。
 対策室は健康被害に言及することに難色を示し、「(放射性物質が風に)揺られて戻ってくることもある。拡散作用で薄くなっているとは思うが(健康被害の心配はないと)言い切るのはリスキー(危険)だ」と指摘。「(首相)官邸に県知事からこういう意見が出てますと言ってほしい」と回答して結局、報道発表資料に記載されなかった。
 3号機の水素爆発は14日午前11時ごろ発生。文部科学省所管の緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の拡散予測データでは、14日は午前中から太平洋方向への西風が吹いていたが、同日深夜に風向きが南に変わり、翌15日昼すぎには西や北西など内陸方向に吹いていた。
 県原子力安全対策課は「当時の状況や経緯は分からないが、根拠にした線量は東電の測定データだと推測される。一般的に東電の報道発表の表現について助言したり、感想を述べたりすることはある」と話している。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿