坂東ぎょにくネオ茉莉花茶@gyonikunetさんが
――みんなも留置場と拘置所の違いはなんとなく勉強しような http://blog.livedoor.jp/kijimakanae/archives/4265079.html …〔21:26 - 2014年5月23日 〕――と、
ツイートされてました。
早速、「木嶋佳苗の拘置所日記」というサイトの
「留置場と拘置所 」と題する記事を
読んでみました。
☆ 記事URL:http://blog.livedoor.jp/kijimakanae/archives/4265079.html
犯罪の容疑者は、
逮捕されてから刑に服すまで、
次のように時期が区切れ、
それに応じて居場所が変わります。
(1)逮捕後、起訴されるまで。
(2)起訴から判決確定まで。
(3)判決確定後。
留置場は、(1)の間、
拘置所は、(2)の間いることになってます。
(3)以降、服役囚となる場合は、
刑務所が収監先です。
ところで、
(1)と(2)の拘引場所は、
あくまでも建前で、
女性の場合、
部屋と必要な人手との関係で
留置場が
拘置所の代用に使われるケースが多いとのことです。
この二つの施設、
どこがどう違うのでしょう。
検討しましょう。
思うに、決定的な違いは、
私物の持込みが
許されるか否かにあるようです。
拘置所では、
木嶋佳苗さんによると、
「水もちり紙もタオルも石鹸も歯ブラシも、本もペンも紙も、服も寝具も基本的に私物は全て部屋の中にあるのです。掃除道具も箸やスプーンも食べ物も手元にある。だから、自分のペースで生活し自己管理ができる」
これに対して、
留置場では
「水一杯飲むのも、お願いしないといけないわけです。居室にコップも蛇口もないのだから。留置場の房は、部屋ではなく檻そのものです」
「居室に洗面台がありません。トイレしかない。机もない。必要最少限の物しか居室に入れません。それは徹底しており、書き物をしたい時は新聞や本を出さなければノートや便箋を渡してもらえない。筆記具は購入できず、官物の黒ボールペンを借りることになっている。警視庁が貸与するボールペンは、先が1mmくらいしか出ていない特殊な仕様で紙と垂直になるよう持たねば書けない、非常に使いにくい変わった形状のものだった」
とのことです。
「いつでも好きなだけ水が飲める。拘置所に移った日はこのことだけで感動したものです。『自由にお水飲んでいいんですか?』って訊いちゃったもの。何回でも手を洗っていいんだ、しかも石鹼で。自由に書き物をしていいんだ、本や新聞が室内にあるのに。好きな時に着替えていいんだ、何度でも。私はこういうことに、いちいち感動しておりました」
という書きように
拘置所生活での感動の一端が
伝わってきますね。
ただちょっと、
(へっ?)と思ったのは、
留置場生活ではまともな口腔ケアはできない反面、
喫煙は比較的自由なのですな。
これには驚きました。
それと、
もう一つ、
木嶋さんの報告では天国に見える
拘置所生活に
意外な難点があるみたいです。
それは、
私物としてのボールペンの所持の有無です。
もし、持っていないとなると、
「拘置所では夕方に手紙が交付されるので、夕方から夜にかけて返信を書く人は多いはず。自分のペンがない人は、4時から9時までの5時間を切ない気持ちで過ごす」
という悲哀を味うことになりそうです。
逮捕された時点で
友人知人に
「ボールペン、頼むで」と、
一声かけておくのがベターですね。
なお、人間、身体の自由を失うと、
生き物としての喜びが
食欲という一点に集中して現われるのですな。
「東京拘置所に移って良かったことは、食事にちくわの天ぷらが出ることです。その日が待ち遠しいことったらありません。」
というコメントを読みながら、
とてもちくわの天ぷらが食べたくなりました。
――みんなも留置場と拘置所の違いはなんとなく勉強しような http://blog.livedoor.jp/kijimakanae/archives/4265079.html …〔21:26 - 2014年5月23日 〕――と、
ツイートされてました。
早速、「木嶋佳苗の拘置所日記」というサイトの
「留置場と拘置所 」と題する記事を
読んでみました。
☆ 記事URL:http://blog.livedoor.jp/kijimakanae/archives/4265079.html
犯罪の容疑者は、
逮捕されてから刑に服すまで、
次のように時期が区切れ、
それに応じて居場所が変わります。
(1)逮捕後、起訴されるまで。
(2)起訴から判決確定まで。
(3)判決確定後。
留置場は、(1)の間、
拘置所は、(2)の間いることになってます。
(3)以降、服役囚となる場合は、
刑務所が収監先です。
ところで、
(1)と(2)の拘引場所は、
あくまでも建前で、
女性の場合、
部屋と必要な人手との関係で
留置場が
拘置所の代用に使われるケースが多いとのことです。
この二つの施設、
どこがどう違うのでしょう。
検討しましょう。
思うに、決定的な違いは、
私物の持込みが
許されるか否かにあるようです。
拘置所では、
木嶋佳苗さんによると、
「水もちり紙もタオルも石鹸も歯ブラシも、本もペンも紙も、服も寝具も基本的に私物は全て部屋の中にあるのです。掃除道具も箸やスプーンも食べ物も手元にある。だから、自分のペースで生活し自己管理ができる」
これに対して、
留置場では
「水一杯飲むのも、お願いしないといけないわけです。居室にコップも蛇口もないのだから。留置場の房は、部屋ではなく檻そのものです」
「居室に洗面台がありません。トイレしかない。机もない。必要最少限の物しか居室に入れません。それは徹底しており、書き物をしたい時は新聞や本を出さなければノートや便箋を渡してもらえない。筆記具は購入できず、官物の黒ボールペンを借りることになっている。警視庁が貸与するボールペンは、先が1mmくらいしか出ていない特殊な仕様で紙と垂直になるよう持たねば書けない、非常に使いにくい変わった形状のものだった」
とのことです。
「いつでも好きなだけ水が飲める。拘置所に移った日はこのことだけで感動したものです。『自由にお水飲んでいいんですか?』って訊いちゃったもの。何回でも手を洗っていいんだ、しかも石鹼で。自由に書き物をしていいんだ、本や新聞が室内にあるのに。好きな時に着替えていいんだ、何度でも。私はこういうことに、いちいち感動しておりました」
という書きように
拘置所生活での感動の一端が
伝わってきますね。
ただちょっと、
(へっ?)と思ったのは、
留置場生活ではまともな口腔ケアはできない反面、
喫煙は比較的自由なのですな。
これには驚きました。
それと、
もう一つ、
木嶋さんの報告では天国に見える
拘置所生活に
意外な難点があるみたいです。
それは、
私物としてのボールペンの所持の有無です。
もし、持っていないとなると、
「拘置所では夕方に手紙が交付されるので、夕方から夜にかけて返信を書く人は多いはず。自分のペンがない人は、4時から9時までの5時間を切ない気持ちで過ごす」
という悲哀を味うことになりそうです。
逮捕された時点で
友人知人に
「ボールペン、頼むで」と、
一声かけておくのがベターですね。
なお、人間、身体の自由を失うと、
生き物としての喜びが
食欲という一点に集中して現われるのですな。
「東京拘置所に移って良かったことは、食事にちくわの天ぷらが出ることです。その日が待ち遠しいことったらありません。」
というコメントを読みながら、
とてもちくわの天ぷらが食べたくなりました。
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