のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

放射能の強さは、距離の逆自乗・逆三乗で減るか

2011年03月29日 17時41分41秒 | Weblog
僕は、外部被ばくについて、

放射能の強さは、距離の自乗に反比例するから、

そう恐れなくていいと書きました。

光の強度に関する物理法則からの類推でそう断定したわけです。

しかし、放射性物質(ダスト)の場合は、違うようです。

上の物理法則は、真空でのみ当てはまることであって、

空気中では妥当しない、としている専門家の指摘を見つけました。

その専門家とは、山内正敏氏です。

この人、スウェーデン国立物理研究所勤務の

宇宙飛翔体管理が専門でいらっしゃる科学者のようです。

詳しくは、「放射能漏れに対する個人対策」をご覧ください。

なぜ、上の物理法則が妥当しないのか、

おっしゃる要点だけを引用させて頂きます。

「煙突から出る煙を見て頂ければ分かりますが、風の弱い日(煙突の高さで5m/秒以下)だと、ソーセージ状の煙のくびれが距離と共にハッキリして、その為、高濃度の部分が距離の割にあまり拡散しない事が見て取れると思います」

ということです。

思うに、放射能の強度が拡散しないで、まっすぐ棒状の束のまま

下にいる人間を直撃するみたいです。

素人解釈ですが、

放射線と放射性物質は区別して考えるべきなんでしょうね。

すなわち、アルファ線やベーター線といった放射線は、

光の軌跡になぞらえて動きを把握できる、

しかし、放射性物質は、

粒子状のもので、花粉の動きになぞらえるべき、と。

ただ、頭上において、放射性物質がどういう飛散状況になれば、

逃げるべきか、政府は、何の指針も示しません。

東京の人も危ないかもしれないですね。

計画停電の対象外と言って安心している場合ではなさそうです。

どうなれば、黄信号なのか、

そしてどのレベルでなれば、不幸にして赤信号になるのか、

パニックにならないためにも、

自分で確認しておく必要があるようですよ。

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