――「4月4日にも福田氏から連絡を受け、取材のために1対1で飲食した際、セクハラ発言が多数あったことから、途中から録音をし」つまり、福田次官のほうから女性記者を呼び出したのに「名乗り出ろ」と言っていたわけですね。〔2:29 - 2018年4月19日 〕――-
と、町山智浩@TomoMachiさん
(毎日新聞「テレ朝が緊急会見「当社社員が被害」」参照)。
☆ 記事URL:https://mainichi.jp/articles/20180419/k00/00m/040/139000c
白石草@hamemenさんも
この点をとらえて、
――会見でわかったのは、福田氏がテレ朝の女性を呼び出していたこと。
福田氏は告発した人間をわかっていて、あのような対応をしたと思われ、ますます悪質。〔0:39 - 2018年4月19日 〕
と言っておられる。
しかも朝日新聞によると、
会食は、
1回こっきりじゃない。
「女性社員は1年半ほど前から数回、次官と取材目的で会食。
そのたびにセクハラ発言があったため、身を守るために会話を録音した」という
(同紙記事「テレ朝「社員がセクハラ被害」 財務省に抗議へ」参照)。
☆ https://www.asahi.com/articles/ASL4L7RMRL4LUCLV01G.html
この点に関して、
三浦瑠麗 Lully MIURA@lullymiuraが
当てずっぽうで
下に見るように、また、いい加減なこと言い出している。
――性暴力は親告罪。セクハラでも被害者が情報を提供しないと、それ以外に認定することができない。女性の地位向上は、推定無罪や証拠に基づく裁判などリベラリズムの原則の中で行なっていかないと、ただの魔女狩りになってしまうから。いまのところ、次官側は全面的に争う構えで訳がわからないのが現状。〔11:43 - 2018年4月17日 〕――
これに対し、
渡辺輝人@nabeteru1Q78さんが
簡明に
論点整理されている。
――(1)親告罪ではない。かつ刑事処罰の問題ではない。
(2)録音という証拠がすでに挙がっているから魔女狩りではない。
(3)次官側は美人局であるという主張をしていない。
次官は特別職であり公人。客観的に発言が存在する以上、それ自体が批判や処分の対象になりえる。〔12:55 - 2018年4月18日 〕――
蛇足になると思うけれど、
以下、分かる範囲で解説する。
まず、理解すべきは、
「性的嫌がらせ(セクハラ)」≠「性犯罪」だということ。
刑法に規定される性犯罪について親告罪という制約を外す改正がなされる前なら、
確かに強姦罪等、刑事罰で取り締まられる性犯罪は、
親告罪とされていた。
しかし、もともと、セクハラ概念は、
犯罪と無関係だ。
また、犯罪として刑法の世界に取り込まれていないないからこそ、
裁判所でも何でもないただの行政機関に過ぎない財務省が
「名乗り出ろ」などと、
上から目線で偉そうに呼び出そうとしたわけだ。
そこがまず、
三浦は、
全然、分かってない点だな。
財務省は、
ただの加害者側の役所である以上、
「セクハラでも被害者が情報を提供しないと、それ以外に認定することができない」なんて、
裁判所のようなことを言える資格がない。
また、
「録音」という物証がある以上、セクハラ行為は確かめられる。
加害者側は、
「被害者が名乗り出ない以上、加害の事実が認められない」
などという
やくざまがいの理不尽な言い逃れは許されない。
福田次官のほうから女性記者を1年半ほど前から数回、呼び出し、
次官と取材目的で会食した
(冒頭マスコミ取材記事参照)
というのだから、
「自分の胸に聞いて見ろ」
という話だ。
魔女狩りになるか否かは、
訴えの恣意性にかかっている。
以上、述べたように、物証があるのであるから
魔女狩りになりようがない。
「いまのところ、次官側は全面的に争う構えで訳がわからないのが現状」
というけれど、
訳がわからないのは、
次官の人間性、もしくは、彼の頭の中だ。
全面的に争う構えを見せたといったところで、
一体、何を争うのか。
その中身として
争う材料を何ら提示していない。
たとえば、美人局であると言った事情だ。
反対に、
事務次官という
官僚のトップに君臨する
公人の
破廉恥な言動は、
明らかに客観的にある。
批判されると同時に、当然、処分の対象になりえる。
思うに、
辞任ではなく。
懲戒処分に付すべきだったろう。
<追記>
さて、テレ朝による
一種の名乗りがあるや百田尚樹@hyakutanaokiが
こんなこと、言い出した。
――財務次官にセクハラされたというテレ朝社員。精神的に大きなショックを受けたということだが、そんな男と1対1で1年間に数回も食事に行くかね。それって取材?取材なら事前に「録音します」と言ってレコーダーを出すだろう。
セクハラ発言をした次官はバカだが、一種のハニトラのようにも思える。〔3:07 - 2018年4月19日 〕――
こういう難癖をつける輩がいるから
女性記者は、
名乗らなかったってこったろ。
これにつき、
町山智浩@TomoMachiさんが
痛いところを突く反論をしている
(早速、百田からブロックされられたようだが――)。
――だって、百田尚樹に呼び出されたら、講談社や小学館の編集者は行かないわけにいかないでしょ。どんだけ嫌なこと言われても。この百田ツイートの賛同コメの群れが本当に最低。
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/986667520676397057 …
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/986667520676397057 …〔5:40 - 2018年4月19日 〕――
つまり、福田淳一財務省事務次官と女性記者との間の
力関係がまるで違うんだよ。
そこを見なけりゃ。
<追記-2>
しかし、ついにごまかしが通ぜず、
次官が更迭された。
転載元:アメリカンバッファロー@DustinFranz1996さんのツイート〔8:27 - 2018年4月19日 〕
テレ朝が名乗り出た影響かもしれない。
松井計 @matsuikeiさんが
テレ朝の快挙につき、
――個人に対しての名乗り出ろとの恫喝に対し、個人を伏せたまま所属組織が応じた。セクハラーー女性の権利問題でこういうことは少なかった。政府がらみだから尚更のこと。これは我が国の大きな進歩であり、明日という日への重大な一歩だ。私は評価する。〔0:19 - 2018年4月19日 〕――
とコメントされていた。
官邸は、
この盛り上がりに恐れをなしたと言えそうである。
<追記-3>
渡辺輝人@nabeteru1Q78さんのツイート。
――三浦るりーのツイートが削除された模様。〔21:08 - 2018年4月19日〕――
<追記-4>
サイト「BUZZAP」によると、
ただ、三浦るりの場合、
削除について
こんな言い訳がましいことを言って
恥の上塗りをしている。
彼女は、
「私の古いツイートで間違えて理解する人がいると困るので消しました」と
弁明する。
たった2日前のツイートなのに、
さも刑法改正前に行っていたツイートであるかのような物言いだ。
☆ 記事URL:https://buzzap.jp/news/20180420-lullymiura-law-knowledge/
上掲サイトには、
証拠なるツイートが紹介されていた。
「性暴力は電車などでの痴漢行為やタクシーで同乗者の体を強制的に触るなど多様なものを含みます」
などと、
でたらめをくっちゃべるものだから、
また、現役の弁護士
(千葉県弁護士会所属の三浦義隆氏、ツイッターアカウント・ystk @lawkus さん)に
さらなる誤りを指摘される結果になってしまった。
傷口がどんどん広がっているじゃないか。
誰か注意してやれよ。
「まさに恥の上塗り」(上掲サイト)
と言うべきだな。
ど素人が何も考えず、口から出まかせで好き放題なこと言っちゃだめだ。
ちなみに、三浦女史は、
何がどういけなかったのかという点につき、
こんな助言を
ツイートを通して頂戴したようだ。
まぁ、芸能界デビューを果たしているようだから、
そちらで頑張ればいい。
学者にしては、余りに無知蒙昧な上、傲慢だ。
根っこのところで、
人間が腐っているようにしか見えんよ。
せめて知ったかぶりはみっともないってこと、肝に銘じておくことだ。
将来、漫才師として生きるにしても
真剣に反省すれば、
三浦女史の
善知識として生涯を支えると思う。
と、町山智浩@TomoMachiさん
(毎日新聞「テレ朝が緊急会見「当社社員が被害」」参照)。
☆ 記事URL:https://mainichi.jp/articles/20180419/k00/00m/040/139000c
白石草@hamemenさんも
この点をとらえて、
――会見でわかったのは、福田氏がテレ朝の女性を呼び出していたこと。
福田氏は告発した人間をわかっていて、あのような対応をしたと思われ、ますます悪質。〔0:39 - 2018年4月19日 〕
と言っておられる。
しかも朝日新聞によると、
会食は、
1回こっきりじゃない。
「女性社員は1年半ほど前から数回、次官と取材目的で会食。
そのたびにセクハラ発言があったため、身を守るために会話を録音した」という
(同紙記事「テレ朝「社員がセクハラ被害」 財務省に抗議へ」参照)。
☆ https://www.asahi.com/articles/ASL4L7RMRL4LUCLV01G.html
テレビ朝日「福田次官によるセクハラ行為は事実」 財務省に抗議へ社員は、取材で何度か福田次官と1対1で会食。その度にセクハラ発言があり、自らを守るため(!)会話を録音していたという。#MeToo で世界中の女性たちが立ち上がり、セクハラおやじが次々辞任している。日本の女性も勇気を出して! pic.twitter.com/Zmw7wxw9Le
— yukinokakera (@yukinokakera) 2018年4月18日
この点に関して、
三浦瑠麗 Lully MIURA@lullymiuraが
当てずっぽうで
下に見るように、また、いい加減なこと言い出している。
――性暴力は親告罪。セクハラでも被害者が情報を提供しないと、それ以外に認定することができない。女性の地位向上は、推定無罪や証拠に基づく裁判などリベラリズムの原則の中で行なっていかないと、ただの魔女狩りになってしまうから。いまのところ、次官側は全面的に争う構えで訳がわからないのが現状。〔11:43 - 2018年4月17日 〕――
これに対し、
渡辺輝人@nabeteru1Q78さんが
簡明に
論点整理されている。
――(1)親告罪ではない。かつ刑事処罰の問題ではない。
(2)録音という証拠がすでに挙がっているから魔女狩りではない。
(3)次官側は美人局であるという主張をしていない。
次官は特別職であり公人。客観的に発言が存在する以上、それ自体が批判や処分の対象になりえる。〔12:55 - 2018年4月18日 〕――
蛇足になると思うけれど、
以下、分かる範囲で解説する。
まず、理解すべきは、
「性的嫌がらせ(セクハラ)」≠「性犯罪」だということ。
刑法に規定される性犯罪について親告罪という制約を外す改正がなされる前なら、
確かに強姦罪等、刑事罰で取り締まられる性犯罪は、
親告罪とされていた。
しかし、もともと、セクハラ概念は、
犯罪と無関係だ。
また、犯罪として刑法の世界に取り込まれていないないからこそ、
裁判所でも何でもないただの行政機関に過ぎない財務省が
「名乗り出ろ」などと、
上から目線で偉そうに呼び出そうとしたわけだ。
そこがまず、
三浦は、
全然、分かってない点だな。
財務省は、
ただの加害者側の役所である以上、
「セクハラでも被害者が情報を提供しないと、それ以外に認定することができない」なんて、
裁判所のようなことを言える資格がない。
また、
「録音」という物証がある以上、セクハラ行為は確かめられる。
加害者側は、
「被害者が名乗り出ない以上、加害の事実が認められない」
などという
やくざまがいの理不尽な言い逃れは許されない。
福田次官のほうから女性記者を1年半ほど前から数回、呼び出し、
次官と取材目的で会食した
(冒頭マスコミ取材記事参照)
というのだから、
「自分の胸に聞いて見ろ」
という話だ。
魔女狩りになるか否かは、
訴えの恣意性にかかっている。
以上、述べたように、物証があるのであるから
魔女狩りになりようがない。
「いまのところ、次官側は全面的に争う構えで訳がわからないのが現状」
というけれど、
訳がわからないのは、
次官の人間性、もしくは、彼の頭の中だ。
全面的に争う構えを見せたといったところで、
一体、何を争うのか。
その中身として
争う材料を何ら提示していない。
たとえば、美人局であると言った事情だ。
反対に、
事務次官という
官僚のトップに君臨する
公人の
破廉恥な言動は、
明らかに客観的にある。
批判されると同時に、当然、処分の対象になりえる。
思うに、
辞任ではなく。
懲戒処分に付すべきだったろう。
<追記>
さて、テレ朝による
一種の名乗りがあるや百田尚樹@hyakutanaokiが
こんなこと、言い出した。
――財務次官にセクハラされたというテレ朝社員。精神的に大きなショックを受けたということだが、そんな男と1対1で1年間に数回も食事に行くかね。それって取材?取材なら事前に「録音します」と言ってレコーダーを出すだろう。
セクハラ発言をした次官はバカだが、一種のハニトラのようにも思える。〔3:07 - 2018年4月19日 〕――
こういう難癖をつける輩がいるから
女性記者は、
名乗らなかったってこったろ。
これにつき、
町山智浩@TomoMachiさんが
痛いところを突く反論をしている
(早速、百田からブロックされられたようだが――)。
――だって、百田尚樹に呼び出されたら、講談社や小学館の編集者は行かないわけにいかないでしょ。どんだけ嫌なこと言われても。この百田ツイートの賛同コメの群れが本当に最低。
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/986667520676397057 …
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/986667520676397057 …〔5:40 - 2018年4月19日 〕――
つまり、福田淳一財務省事務次官と女性記者との間の
力関係がまるで違うんだよ。
そこを見なけりゃ。
2018年4月19日早朝 記
<追記-2>
しかし、ついにごまかしが通ぜず、
次官が更迭された。
転載元:アメリカンバッファロー@DustinFranz1996さんのツイート〔8:27 - 2018年4月19日 〕
テレ朝が名乗り出た影響かもしれない。
松井計 @matsuikeiさんが
テレ朝の快挙につき、
――個人に対しての名乗り出ろとの恫喝に対し、個人を伏せたまま所属組織が応じた。セクハラーー女性の権利問題でこういうことは少なかった。政府がらみだから尚更のこと。これは我が国の大きな進歩であり、明日という日への重大な一歩だ。私は評価する。〔0:19 - 2018年4月19日 〕――
とコメントされていた。
官邸は、
この盛り上がりに恐れをなしたと言えそうである。
2018年4月19日朝 記
<追記-3>
渡辺輝人@nabeteru1Q78さんのツイート。
――三浦るりーのツイートが削除された模様。〔21:08 - 2018年4月19日〕――
2018年4月19日深夜 記
<追記-4>
サイト「BUZZAP」によると、
ただ、三浦るりの場合、
削除について
こんな言い訳がましいことを言って
恥の上塗りをしている。
彼女は、
「私の古いツイートで間違えて理解する人がいると困るので消しました」と
弁明する。
たった2日前のツイートなのに、
さも刑法改正前に行っていたツイートであるかのような物言いだ。
☆ 記事URL:https://buzzap.jp/news/20180420-lullymiura-law-knowledge/
上掲サイトには、
証拠なるツイートが紹介されていた。
「性暴力は電車などでの痴漢行為やタクシーで同乗者の体を強制的に触るなど多様なものを含みます」
などと、
でたらめをくっちゃべるものだから、
また、現役の弁護士
(千葉県弁護士会所属の三浦義隆氏、ツイッターアカウント・ystk @lawkus さん)に
さらなる誤りを指摘される結果になってしまった。
傷口がどんどん広がっているじゃないか。
誰か注意してやれよ。
「まさに恥の上塗り」(上掲サイト)
と言うべきだな。
ど素人が何も考えず、口から出まかせで好き放題なこと言っちゃだめだ。
ちなみに、三浦女史は、
何がどういけなかったのかという点につき、
こんな助言を
ツイートを通して頂戴したようだ。
まぁ、芸能界デビューを果たしているようだから、
そちらで頑張ればいい。
学者にしては、余りに無知蒙昧な上、傲慢だ。
根っこのところで、
人間が腐っているようにしか見えんよ。
せめて知ったかぶりはみっともないってこと、肝に銘じておくことだ。
将来、漫才師として生きるにしても
真剣に反省すれば、
三浦女史の
善知識として生涯を支えると思う。
2018年4月21日早朝 記
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