トップニュースでもよかったのに、
勝俣東電会長が
「廃炉決定」の発表をした当日、
フランスの原発会社、「アレバ社」の代表者たちと
会うことが新聞の端っこに小さく報道されていました。
(なぜにこの会社に相談?)
と、会合を開く意図が
僕にとっては不可解でした。
しかし、最近、理解できてきました。
汚染水を循環させる仕組みの中で、
沈殿するらしい核燃料の再処理の委託が狙いだったのですね。
しかし、放射性物質、いわゆる死の灰の
この再処理後に生じるという燃料がわずかに売れる儲け話のため、
東電は、国を売ったような結果になったのではないでしょうか。
菅首相は、
いずれは辞職するでしょう。
しかし、勝俣等、拝金主義の徒の無責任な選択を容認したことで、
消しえない負担を日本国民に残してくれました。
4月19日の会見で、
アレバ社のCEO(取締役)は、
「今回は、日本の政府もサポートしてくれますので、
支払いの問題については信頼してます」
とコメントしています。
実は、日本にある六ヶ所村再処理工場の建設が
アレバ社の協力の下、進んでいます
(正確には、進んでいることになってます)。
この協力のされ方が、実は、とても問題なんです。
当初、建設予算は、
7600億円でした。
‘97年に稼働するはずでした。
しかし、20回近く工期が延期。
現在までに計2兆1930億円もの巨費が投入され、
未だに本格稼働には至っていない
という有様です。
福島第一事故に関しても
同じような大幅な工期の遅れが
出るのではないでしょうか。
手付金のように
汚染水処理費用として、
日本は、アレバ社に531億円支払います。
しかし、
その対価としてやってもらえるのは、
放射性物質の除染装置と
注入した海水を淡水化するための蒸化器の技術の
提供に限られています。
日産がルノーに吸収されたように
日本の経済力が
根こそぎフランスに吸収されるのではないか?
杞憂に終わればいいのですが、
これ等に関連して、
六ヶ所村の再処理工場の稼働が遅延している理由につき、
アレバ社〈日本支社)の言い分に
怪しからぬものを感じます。
週刊誌の記者の取材に
答えて言うには、
遅延は、ガラス固化技術の問題で『アレバ』の領域ではないからだそうです
(雑誌「FRYDAY」6月24日号参照)。
しかし、核燃料の再処理という過程で、
ガラス固化技術って必要不可欠なはずです。
この方面で、
アレバ社の領域でないというのは、どのような意味合いにおいてでしょう。
日本に放射性核廃棄物を放置させるためなんではないですか。
もし、僕の推測が正しいのなら、
再処理工場が
そのような「無用途の用途」ために建造されたのだ
という点について、
国民的合意が成立していたとは言えません。
となると、彼の国は、
なし崩し的に
“青森を放射性核廃棄物の捨て置き場とする”
プロジェクトを日本に押しつけたことになると思います。
違うのですかね。
国難と言ってよい、この福島の原発事故に際し
先見の明なく、
何事も東電任せの菅直人が
政権の座にあったことを、
これから先、何十年間にもわたって
悔やまされ続ける…
という予感のみします。
フランスの真の狙いは、
言い訳ばっかりして時間を稼ぎ、
日本をシベリアのようにすることではないのか、
つまり、最終的な放射性核廃棄物の
捨て場所として
日本の国土ほとんど全部を利用するつもりではないのか
ということです。
日本が福島の原発事故のため、
世界中にばらまいた
マイナスイメージを原発先進国として払拭するというような、
上掲雑誌記者が挙げている青臭い綺麗事のため、
支援を表明したのでしょうか。
分析が甘過ぎやしないでしょうか。
日本は、借金まみれになって、
今後は、アメリカだけではない、
フランスという国の言いなりにもなるのではないでしょうか。
僕の予感の、
ただ外れることを乞い願っています。
勝俣東電会長が
「廃炉決定」の発表をした当日、
フランスの原発会社、「アレバ社」の代表者たちと
会うことが新聞の端っこに小さく報道されていました。
(なぜにこの会社に相談?)
と、会合を開く意図が
僕にとっては不可解でした。
しかし、最近、理解できてきました。
汚染水を循環させる仕組みの中で、
沈殿するらしい核燃料の再処理の委託が狙いだったのですね。
しかし、放射性物質、いわゆる死の灰の
この再処理後に生じるという燃料がわずかに売れる儲け話のため、
東電は、国を売ったような結果になったのではないでしょうか。
菅首相は、
いずれは辞職するでしょう。
しかし、勝俣等、拝金主義の徒の無責任な選択を容認したことで、
消しえない負担を日本国民に残してくれました。
4月19日の会見で、
アレバ社のCEO(取締役)は、
「今回は、日本の政府もサポートしてくれますので、
支払いの問題については信頼してます」
とコメントしています。
実は、日本にある六ヶ所村再処理工場の建設が
アレバ社の協力の下、進んでいます
(正確には、進んでいることになってます)。
この協力のされ方が、実は、とても問題なんです。
当初、建設予算は、
7600億円でした。
‘97年に稼働するはずでした。
しかし、20回近く工期が延期。
現在までに計2兆1930億円もの巨費が投入され、
未だに本格稼働には至っていない
という有様です。
福島第一事故に関しても
同じような大幅な工期の遅れが
出るのではないでしょうか。
手付金のように
汚染水処理費用として、
日本は、アレバ社に531億円支払います。
しかし、
その対価としてやってもらえるのは、
放射性物質の除染装置と
注入した海水を淡水化するための蒸化器の技術の
提供に限られています。
日産がルノーに吸収されたように
日本の経済力が
根こそぎフランスに吸収されるのではないか?
杞憂に終わればいいのですが、
これ等に関連して、
六ヶ所村の再処理工場の稼働が遅延している理由につき、
アレバ社〈日本支社)の言い分に
怪しからぬものを感じます。
週刊誌の記者の取材に
答えて言うには、
遅延は、ガラス固化技術の問題で『アレバ』の領域ではないからだそうです
(雑誌「FRYDAY」6月24日号参照)。
しかし、核燃料の再処理という過程で、
ガラス固化技術って必要不可欠なはずです。
この方面で、
アレバ社の領域でないというのは、どのような意味合いにおいてでしょう。
日本に放射性核廃棄物を放置させるためなんではないですか。
もし、僕の推測が正しいのなら、
再処理工場が
そのような「無用途の用途」ために建造されたのだ
という点について、
国民的合意が成立していたとは言えません。
となると、彼の国は、
なし崩し的に
“青森を放射性核廃棄物の捨て置き場とする”
プロジェクトを日本に押しつけたことになると思います。
違うのですかね。
国難と言ってよい、この福島の原発事故に際し
先見の明なく、
何事も東電任せの菅直人が
政権の座にあったことを、
これから先、何十年間にもわたって
悔やまされ続ける…
という予感のみします。
フランスの真の狙いは、
言い訳ばっかりして時間を稼ぎ、
日本をシベリアのようにすることではないのか、
つまり、最終的な放射性核廃棄物の
捨て場所として
日本の国土ほとんど全部を利用するつもりではないのか
ということです。
日本が福島の原発事故のため、
世界中にばらまいた
マイナスイメージを原発先進国として払拭するというような、
上掲雑誌記者が挙げている青臭い綺麗事のため、
支援を表明したのでしょうか。
分析が甘過ぎやしないでしょうか。
日本は、借金まみれになって、
今後は、アメリカだけではない、
フランスという国の言いなりにもなるのではないでしょうか。
僕の予感の、
ただ外れることを乞い願っています。
本日、アレバは株式の取引停止を申請しましたが、もしかしたら倒産へ至るのかもしれませんね。
――アレバは12日中に多額の損失計上と人員削減計画を明らかにするとともに、国際事業の再建に向けた経営戦略を発表するとみられる――
日本を食い物にするにも、日本は、資金力においてさほど潤沢な国じゃないから、アレバ社が損失をまず被ることになる、ということなんでしょうか。よく分りませんけど、欧州全体が経済的に苦しい状況にあるのは確かでしょうね。
なお、歯痛、御同情申し上げます。歯が痛い内は、賭けごと厳禁です。負けますよ~