のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

利権、ありやなしや

2012年08月23日 21時10分13秒 | Weblog
利権の有無を

簡単に識別する方法を

お教えします。

それは、

お金のかかる

プロジェクトか否かです。

一見役に立つものでも、

お金のかかるものは

甘い汁目当ての人間が蠢きます。

動くお金は、

できるだけ巨額な方が

味わえる甘い汁は、

特上品になっていきます。

省庁の再編によってまでして

プロジェクトを

巨大化させます。

たとえば、

文科省について。

文部省の時代、

省益と言っても

教育分野に限られていたので

さほど甘い汁にありつけませんでした。

そこで

考えだされたのが

旧科学技術省の吸収でした。

これによって、

何が可能になったのか…

と言うと、

スーパーコンピュータの導入です。

官邸主導の

導入ではないですから、

どんなに高価な買い物であっても

いざっていうとき、

役に立ちません。

この話、

スピーディ(SPEEDI)の名前を思い出したら

納得できるでしょう。


では、どういう仕組みで

利権を一掃するか――。

第一には、

多様な既得権益の撤廃です。

この意味では、

「事業仕分け」は

正しい施策でした。

モデル事業と言われるものは

片っ端から

廃止してちょうどいいぐらいでしょうね。

第二には、地方への権限の移譲です。

権限が集中するから

勝手なことをする人間が

跋扈するのです。

分解できるだけ分解しましょう。

そいう観点から、

道州制には賛成です。

小さな国家に準じられる地方自治体が

たくさんあれば、

お饅頭を独占できなくなります。

大阪国万歳!

正式に地方を国家に準ずるものと認めれば、

霞が関から

権限をもぎ取れます。

――我は、豊臣の姫を守る者なり

(お役人さんを相手に言ってみたいな、このセリフ)。

第三には

僕の考えを実行に移すには

省庁の激しい抵抗が予想されます。

役人どもを腰砕けにする

最良の作戦は、

彼らの強みである

責任逃れの

「担当部署が変わりました」

という口実を

使えないようにすることです。

何をするかと言うと、

簡単です。

人事権を握ります。

“人事院”は、

独立性が強いです。

それは、

労働権を奪う代償として

官僚を守る(?)

ために設置された行政法人でした。

しかし、官僚は、

労働者扱いでいいのです。

我々が

国民どものご主人さまと

勘違いしている連中が多すぎるからです。

だから

人事院の代わりに、

内閣人事局のようなものを設置して

毎朝、

ハンカチ等、所持品検査をし、

首相に

「いじめはいかんよ」

などと訓示をする権限を与えます。

もし、その説教を担当する首相が

民主党の野田佳彦氏なら

(あのおっさんの説教だけは、堪忍してくれ。犯罪や)

と苦情が殺到するでしょう。

精神を痛める人さえ現れるかもしれません。

そんなとき、

「不満があるんなら、辞職しろ。

誰も困らん。スペアーならいくらでもあるぞ」

と優しく声かけしてあげましょう。

そのような生活を通して

青雲の志を取り戻せ、

太陽が眩しく感じられるようになるのです。

また、そこまでしないと、

官僚たちを立ち直らせることは、

困難と思います。

それほど、腐っています。

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