農林水産省は、
3月30日、4月中旬までに
原発周辺の150地点で土壌汚染の調査をする方針を明らかにしたようですね。
地表面から15センチの土を採取して行うとのことです。
これには、矢ヶ崎克馬氏(琉球大学名誉教授)から
強い疑義が出ております
(週刊「金曜日」所収「米国の核戦略が被害を隠した」参照)。
表土の汚染度が計れないため、
安全と評価され、農地として耕されたりすれば、
微量な放射性物質を生物が取り込む可能性があるからです。
また、政府が採用している
暫定基準値は、アメリカのICRP(国際放射線防護委員会)の出した
基準が根拠になっている点について、
内部被ばくが考慮されていないと警鐘を鳴らしておられます。
警鐘の根拠は、僕の前記事、前々記事を読んで頂けると
よく了解されるのではないでしょうか。
思うに、可能な限り、
内部被ばくをする結果を避けるべきです。
ところで、同氏は、この点に関連して、
どの程度、汚染が進んでいるかを被災地入りをし、調査されたそうです。
測定された線量の結果は、
次の通りだったようです〈単位はマイクロシーベルト)。
――**――**――
田を覆う稲わらの上 4・85
田の表面 3・25
2センチ掘り下げた土 1・20
同5センチ 0・87
同10センチ 0・60
――**――**――
上の調査結果を見る限り、
幸い、まだ深いところまで放射能汚染が及んでいません。
しかし、今、焦って、
すき込んでしまっては手遅れとなります。
きちんと調査し、
取り払うべき汚染土は取り払い、
表土の入れ替えなどの対策を取る必要があります。
それから農地として耕す、耕さないのとでは、
放射性物質の入り方がかなり違うと、矢ヶ崎氏が注意を促してらっしゃいます。
素直に耳を傾けてよい言葉と思いました。
3月30日、4月中旬までに
原発周辺の150地点で土壌汚染の調査をする方針を明らかにしたようですね。
地表面から15センチの土を採取して行うとのことです。
これには、矢ヶ崎克馬氏(琉球大学名誉教授)から
強い疑義が出ております
(週刊「金曜日」所収「米国の核戦略が被害を隠した」参照)。
表土の汚染度が計れないため、
安全と評価され、農地として耕されたりすれば、
微量な放射性物質を生物が取り込む可能性があるからです。
また、政府が採用している
暫定基準値は、アメリカのICRP(国際放射線防護委員会)の出した
基準が根拠になっている点について、
内部被ばくが考慮されていないと警鐘を鳴らしておられます。
警鐘の根拠は、僕の前記事、前々記事を読んで頂けると
よく了解されるのではないでしょうか。
思うに、可能な限り、
内部被ばくをする結果を避けるべきです。
ところで、同氏は、この点に関連して、
どの程度、汚染が進んでいるかを被災地入りをし、調査されたそうです。
測定された線量の結果は、
次の通りだったようです〈単位はマイクロシーベルト)。
――**――**――
田を覆う稲わらの上 4・85
田の表面 3・25
2センチ掘り下げた土 1・20
同5センチ 0・87
同10センチ 0・60
――**――**――
上の調査結果を見る限り、
幸い、まだ深いところまで放射能汚染が及んでいません。
しかし、今、焦って、
すき込んでしまっては手遅れとなります。
きちんと調査し、
取り払うべき汚染土は取り払い、
表土の入れ替えなどの対策を取る必要があります。
それから農地として耕す、耕さないのとでは、
放射性物質の入り方がかなり違うと、矢ヶ崎氏が注意を促してらっしゃいます。
素直に耳を傾けてよい言葉と思いました。
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